02/クロウ・タイタス -0クロウ・タイタスは『アル・アジフ』が居ないので戦闘の面で効率よく戦えなくて困った。
更に本人にやる気と不屈の心はあれど、才気がない。
魔力なさすぎて、すぐにガス欠になる!
その上、死に急いでいるのでヴィータ達が心配している! --
「それでも戦わければいけない時はある。例え、自分の命を捨ててでも――」
それは例え話ではなく、虚偽でもなく、虚勢でもなく。
真実、彼は自己犠牲をいの一番の前提として受け入れている。弱者たる彼にはそれぐらいしか支払えるものがない。
つまり『大十字九郎』とクロウ・タイタスの最大の差異は、往生際が悪く生き汚く諦めが悪いのではなく、諦めるという選択肢が最初から存在しない事に尽きる。
(´・ω・`)そうか、クロウ・タイタスは完全に自分を犠牲にするエミヤシロウの立ち位置。
つまり、ハヤテ達を含めた皆にモテモテになって当たり前(キリッ
03/セラ・オルトリッジ^『過剰速写(オーバークロッキー)』が生きていた頃に、どうやって無敵すぎる一方通行に勝利したのか、セラが聞いていた。
今の^『過剰速写(オーバークロッキー)』には不可能な戦法である。
^^
(´・ω・`)木原神拳っ・・・!に驚愕する第八位に笑った。
04/アナザーブラッド--ハヤテは魔術師の所へと相談しにいった。
クロウ・タイタスの手助けをしようにも、クロウには魔力がなく、アル・アジフもいない。
ユニゾンできるデバイスでを使うと融合騎の精神と魂が完膚無きまで汚染されて破壊されるので、手軽に強化する手段もない。
でも、幸いな事に同じ狂気の魔道道【ネクロノミコン血液言語版】が近くにあった。 -
『クロウ・タイタスに足りないものは二つある。致命的な欠落であるが故に、彼は『大十字九郎』には絶対届かない。さて、それは何だと思う?』
――『大十字九郎』。クロウ・タイタスが今でも憧れる人。彼には出会った事が無いらしいが……。
クロウ曰く――宇宙の中心で世界一カッコ良いロリコン宣言した偉大なる『正義の味方』、と凄いのかどうか良く解らない説明の、アル・アジフの永遠の伴侶。最後の『死霊秘法の主(マスター・オブ・ネクロノミコン)』。
「……魔力不足、魔力の絶対量が少ないってクロウ兄ちゃんも言ってた」
『そう、言うなれば才能の壁だ。生まれつき強大な魔力を持っている君には無縁の話だがね』
(´・ω・`)ロリに心配されるクロウはリア充の塊やで。
アル・アジフだけは原作主人公さんの嫁だから、手に入らない(キリッ
05/大十字九朔-アル・アジフは元の世界に帰る前に、クロウに何らかの力を残したいと思ってた。
こんな難易度ルナティックすぎる魔都じゃ、クロウみたいな雑魚は一日も生存できない!
だから、魔術師が提案した。令呪を使って『原書に限り無く近い写本』を作るように言い、実際に写本を作らせた。
それがネクロノミコン血液言語版。
もしも異世界から邪神とか来たら宇宙滅亡級の大事件に発展するような危険アイテム!
そして、実際にやってきたのはロリ娘の『大十字九朔(だいじゅうじくざく)。
ロリ娘キラーのクロウの敵ではない。
普通にハーレムヒロインさんになり、クロウの隣にロリ娘が増えただけだ。 --
「はい、あーん」
「……な、なぁ、紅朔。一人で食えるんだが――」
「あらあら、こんな間接的じゃなくてもっと直接的、情熱的な口移しがお好みぃ? 朝から大胆なプレイをご所望なのね、ク・ロ・ウ」
……さて、何でこうなったのだろうか?
所謂、今オレが爽やかな朝に遭遇している異常事態は、リア充の恋人達が良く行って周囲に嫉妬の炎を滾らせるというドキドキ・ワクワク・きゃははうふふのイベントである。
それを行う相手はオレが新たに契約した魔導書、まぁ正確には『半人半書』の少女なんだが――ちなみに二闘流(トゥーハントゥーソード)の『騎士殿』との差別化を測って大十字『紅』朔となっている。
(´・ω・`)ロリ娘キラーの前に、どんな邪神幼女が現れようと敵ではなかった。
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