簡易解説(ゆっくり)2014/5/3
夜の山中、道具ひとつ使わずに狩りをする者があった。己の意のままに生命を摘み取り弄ぶ"それ"は──"ヒト"と"蟲"の境に在る、脆弱なる"モノ"。
ギンコ「ゆんやあああああああああああああああああああ!!!!!!
夜の山道を歩いていたら、獲物だと勘違いされて狩られそうになったああああ!!!
身体が動けないいいいいいい!!!!!
なんなのごれええええええええええええええええええええええっ?!!!!」
少年「なんだ、人間な有様だよ!
見逃してあげるよ!
殺すのが大好き少年でごめんねぇ!」
ギンコ「た、大変すぎる少年だよ!
変な匂いがして臭いし、 たまたま、少年の家まで行ったら、あちこち臭すぎるにも程があるよ!
この少年【意のままに獲物を狩る手】を持っていてやばい!」
少年「この手のおかげで、山の王になれてとっても気分がいいよ!
動物を招きよせて、アイアンクローで一撃で殺せるし、狩りの達人になれるんだよ!」
ギンコ「それはね!
腐酒という物に侵されてる印だよ!
腐酒とは光酒の腐れてしまった物で、蟲になり損ねた物体な上に毒まであるんだよ!
このままじゃ弟さんは、その毒で死亡して、お前さんは蟲に身体を奪われて大変な事になるよ!
でも、光酒を飲めば解決できて楽勝だよ!!」
少年「それはいいねぇ!
なら、弟にその光酒を飲ませてね!俺には必要ないよ!」
ギンコ「お前が一番危ないから、ダメに決まっているでしょおおおおおっ?!!!!
このままじゃ、完全にお前さんが蟲の側に行ってしまうんだよ!」
少年「山の王様になって、いくらでも殺せる快楽を忘れる事ができないから無理に決まっているでしょおおおっ!?!!!
殺されたいのおおおおおおっ!!!!
クマと勘違いされて、漁師に銃撃されてゆんやっー!」
カラス達「「「少年の血で右手にある蟲の眼が隠れたよ!
今のうちに、少年を襲って右腕を食べるよおおおお!!!!
この美味しそうな匂いがたまらないねぇぇぇぇぇ!!!!
むしゃーむしゃーしあわせえええええええええええええ!!!」」」
少年「ゆんやあああああああああああああああああああああああ!!!!!!
今まで俺を山の獣から守ってくれた蟲の効果がなくなったから、狩られる側になってゆっぐりできないいいい!!!!
俺の右腕ざんがああああああああああああああああああああ!!!!!」
結果的に右腕を失っただけで済み、光酒で問題が解決した。
だが、少年達の父親は今も山をさまよっている。
蟲として
今回の内容の被害 少年の右腕、主人公の父親(蟲になった)