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マブラヴ オルタネイティヴ 二次創作 クロス作品【13】-【7】 【三章 横浜編】 【中篇 幻獣がハイヴ攻略】 【習作】Battle Over 九州!F 【ガンパレード・マーチ】 【ブログ】 【686】 |
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【習作】Battle Over 九州!【Muv-LuvAL×GPM 【三章 横浜編】 【中篇 幻獣がハイヴ攻略】 | 作者:686 | Z | 32-35話 | 2014/05/10 |
32話 "かくて幻獣は猛る"--幻獣はBETAの存在に憎悪していた。 自分たちの第2の故郷となる世界の資源を喰い尽くして不毛な土地にしているのである。 移住先を求めて、種族存亡をかけた戦争やっている幻獣としては許せない存在だ。 地球の自然環境を破壊しまくる時点で倒さないといけず、このままじゃ広大なユーラシア大陸が砂漠になってしまうわ! という事で幻獣はBETA以上の物量でBETAを攻撃して蹂躙し始めた。」 - 33話 "地には闘争を"ー七星重工が無料同然の価格で物資と戦術機を販売してくれるので、物資の面で人類の戦いは楽になっている。 戦術機を最前線で大消耗しても困らないが・・・・それを操る人間が居ないから困った。 人間を生産して一人前にするのに十数年の時を必要とするだけに、戦争に間に合わないんだよ! 幻獣の方は横浜ハイヴを攻略するための準備をしていた。 ハイヴの情報を入手してあるので、最小限の被害でハイヴをぶっ壊す作戦を考案していた。 物量任せに数の暴力でBETAを攻撃しまくり、性能の低さを数と戦術で補っている。 更に人類からハイヴ反応炉破壊用高性能爆弾S-11を奪っており、明らかに・・・ハイヴじゃなくて都市に向けて使う気だった。 ーー 重光線級と光線級が照射出力を上げる前に、オウルベアーがその防御手段を発動させる方が早かった。オウルベアーが腹にもつ28の瞳の内、14の瞳が瞬くや否や、虚空に可視光が凝固して強力な光学・物理障壁が発生する。 人類軍のあらゆる攻撃に堪え、核爆発の熱線と爆風さえ遮断するその障壁は、迸る青白の閃光を空中で受け止め、オウルベアーの表皮に触れさせることをしなかった。オウルベアーに対して何かしらの有効打を与えるには、後背に回り込み大口径の対戦車火器を浴びせる他はないのだが、そんなことはBETAには分からない。 本照射を防ぎきったオウルベアーは、嘲笑した。 物量で勝てず、戦術をも知らない陣営が、我々幻獣陣営に勝てるはずがない。長く尾を引くレーザー照射は、自身の位置を暴露することに他ならず、故に射手には敵を沈黙させるだけの連射性能、あるいは迅速なる陣地転換(移動)が求められる。 オウルベアーの視界の中で、彼らはそのどちらもせず、つぶらな瞳を覗かせている。 彼は大口径生体光砲をたっぷり数秒間放射し、横浜ハイヴ周辺を薙ぎに薙ぎ、射撃能力を有するBETAを一匹残らず殲滅すると、その同調能力で指示を出す。 BETAの御株を奪うが如き、中型幻獣の群れによる蹂躙突撃が始まろうとしていた。 34話 "火曜日は日曜日に始まる。"幻獣軍は横浜ハイヴ地表構造物を中心として地上に防御陣地を築いていた。 「なるほど。……敵が優勢なる砲戦力を有していることを鑑みれば、電光石火、乾坤一擲。敵勢の懐に入り込み、彼我混濁の状況を生み出すことが最適、そういうことか」 質疑を口にした作戦参謀は、一応納得した。 その後も"茜プラン"の開陳は続く。 「殺せ」 岩田が呟いた。 途端、不知火壱型己が放つ模擬砲弾の雨の中を翔るF-15SEPは、回避機動の最中に、突如として両主腕に携えた突撃砲から弾倉を除装する。演習用模擬砲弾が装填されたその弾倉は、周囲の空気を震わせ、土煙を上げながら大地に横たわった。 |
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