(´・ω・`)三つ作品について色々と語るスレだね。
798 :それも名無しだ:2012/07/15(日) 19:00:45.66
ID:AbS4gh06
SAOの運営ってどうなってんの?あの開発者の一任?
運営会社があったら訴訟→膨大な負債→国民負担へっていう東電コンボもありうるっていうのに・・・
800 :それも名無しだ:2012/07/15(日)
19:01:37.26 ID:x8sUBIjQ
>>798
運営会社はあの件で父さん倒産しちゃったよハハハ状態になって
別の会社にサーバー運営が委託された
814 :それも名無しだ:2012/07/15(日)
19:09:04.57 ID:AbS4gh06
>>800
ただ倒産じゃ払えなかった賠償金がどうなったかマジ気になるwwwww
倒産したから払えませんじゃ世論が許さないだろうし・・・
やっぱり東電コンボだな・・・
(´・ω・`)クリス・クロスの場合は、参加者を全員口止めできるほどに少ないし、事件そのものがうやむやになったけど、ソードアートオンラインの場合は参加者が1万人のデスゲームだからどうなるんだろうね。
(´・ω・`)何人死んだんだっけ。半分くらい?
(´・ω・`)凄い賠償金の額になりそうだね。
|
まず、クリスクロスは断定出来ないことがテーマの物語だ。
返信削除当然一番重要な情報、「デスゲームの真偽」も断定出来ない構造になっている。
そのため、クリスクロスでは「最悪を断定しても」20〜30人の最強グループ所属者しか死んでいない。
SAOは、このリアリティ重視の描写を「ヌwルwいwww」と感じるタイプの人の心を鷲掴みにしてヒットした。
>●ダンジョンを攻略する意志がないプレイヤーは全部虐殺ヒャッハー。安全地帯で必要以上にゆっくりしたり、敵前逃亡すら許さない。
遅延に関しては警告だけで行動を起こした描写は無い。
運営スタッフ殺しは遅延とは関係ない。
>●低い階層をウロウロするのも許さない。攻略が遅いと判断されたら殺される。
主人公ゲイルのPTは低層では明らかにブービーだった。
>●モンスターの出現数まで増やしまくり、プレイヤーはほとんど死亡。
デスゲーム開始前にね。その時の死体は消えて(=生存確定)いる。
>●結果的に生き残れたのは主人公1人と、デスゲームが開催される前に死亡した極少数のプレイヤーだけ。
よって、ほとんどのプレイヤーがデスゲーム前に安全に「死んで」いる。これは後述のリアリティを維持するための重要な描写である。
川原はこの描写を「ヌwルwいwww」と思って、SAOではスタートからデスゲームにした。
>●結果的に生き残れたのは主人公1人と、デスゲームが開催される前に死亡した極少数のプレイヤーだけ。
大多数→極少数。
前述の描写はここに生きる、政府の隠蔽(現実)なのかただのハッタリ(仮想)なのかが作中でハッキリさせられないのだ。
川原はこの描写を「ヌwルwいwww」と思って(以下略)。
(´・ω・`)おお、よく考えたらデスゲーム開始前に死亡してたら、大勢のプレイヤーが生き残る計算になる。
返信削除当時は難易度ルナティックな小説だなーって読んでたら、そういう所も真実なのか、嘘なのかはっきりしない仕様なんだね。
(´・ω・`)とりあえず、匂いがするのは現実だって事で、主人公が何かをクンカクンカ嗅いでいる所がよく印象に残ってる。
(´・ω・`)作中で殺したはずの運営スタッフを蘇生させていたのも、本当に生きているのか、ただ作っただけの映像さんなのか、ハッキリしてない事も思い出した。
返信削除そもそも、あのゲームの仕様で死人が出るのもわかんないゲームでしたね。
ネタバレすぎる気がする。もうちょっと配慮が欲しい
返信削除(´・ω・`)ネタバレされている方が、よく理解できて楽しめちゃう人間だけに、配慮はたぶんできない。
返信削除VRMMOを題材として使った話では、よくクリスクロスやらクラインの壺やらが出てくるけども。
返信削除ライトニングブリゲイドもオススメ。
(´・ω・`)1995年だから、かなり先駆的だね。
返信削除想像できないだろうが、今のようにネットワークが普及する以前に書かれた作品であり、オンラインRPGが溢れかえる今尚
危うい魅力を以て色褪せない物語である。
クラインの壺、クリス・クロスに刺激され同テーマを扱った物語は現在も作られてはいるが、
既に大規模な仮想現実が身近になっている事や、おもな読者層が物語に求めるものが時代と共に変化したため、
非常に読み易い反面、刺激もなく、読後に何ら余韻の残らないものが多い。
本作の最も大きな魅力は「楽観的要素を一切見出せない不安の塊に、避ける事も出来ずに脆弱な己の身一つで立ち向かわねばならない」というところにある
そして、その結果がどうだと詳細に教えてはくれない。
読後も重く残る不安の雲が、物語と読者の「未知の行く末」を重ねさせ、独特の余韻を生んでいる。
全参加者の一割もの人間が「死んだかもしれない」という疑惑も、限りなく黒に近い描写を重ねつつも断言せず、
物語の終結にあって主人公は終わりを信じてはいない。
現在は情報の氾濫によって社会を知らない子供までが景気や汚職や世界情勢を絶望視する大人に倣い諦めて
判ったようなそぶりが格好良いと思う節があり、必死に努力して足掻く行為はみっともなく滑稽と考えている。
一例に上がっているSAO等はそういった事情が反映され、
主人公は頭脳身体共に優れたポテンシャルを持っており、作中では選ばれた特別な力を手に入れる最強のキャラクターで
それはシステムという概念すら超越する力を持っている。
一切共感できないこの人物くらい万能でなければ今の世代は共感できないらしい。
好評ともなれば続きを書くのが商売なので、その都度何らかのトラブルに見舞われはするものの、
一文字も読まずとも超常的な力で丸く収まる結末は断言できてしまう。
その事実だけで、もはや本作とは比べるに値しない
大きく開いた溝を埋めようとでもしてか、無闇に大きな数字でもって人命を軽んじたり
難病を盛り込んだりするのも安直に刺激を付加しようとしている為。そして狙った効果を果たせていない。
そんなものがそれでも絶賛されるのは、今の世代が情報に毒されて思考が麻痺している為だろう。
考える力が弱い為に「説明されない不安」というものを受け止め味わうだけの強さがなく、
何事においても一から十まで完全に説明されてなければ理解できないのだ。
クリス・クロスの素晴らしさを知覚できる次の世代が早くやってくる事を切に願う。