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風の聖痕【6】-【3】
風の聖痕 新たなる人生 B
【三章 和麻がアーウィンに拉致られて生贄★】
作者 ペルシアン 【
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'\  \  \、ヽ \  ヽ| >、           )ヽi、    |、 仙人の修行でもやって暇潰すか。
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(´・ω・`)和麻が綾乃の修学旅行の護衛のために、中国までついていったけど、現地にアーウィンいたから拉致られて、儀式の生贄にされ、記憶喪失になってしまった【三章 和麻がアーウィンに拉致られて生贄★】だよ。
原作と違う所は、恋人キャラの翠鈴が死亡してない事だね(原作だと魂ごと消滅END

●弟のレンが、兄の和麻の存在を知らない。
レン「え?
僕に兄がいるって本当なの?
綾乃さん経由で和麻って兄がいる事を初めて知ったよ
!」

和麻「こんな可愛すぎる弟に初めて出会った有様だよ!」


●綾乃の修学旅行の護衛として、和麻が中国に行く。

●最高の魔術師アーウィンに拉致られて、儀式の生贄にされる。
原作なら、魂消滅コースレベルの出来事。

●かなり上位の精霊さんが、和麻の中に封印されて、和麻は記憶喪失。

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  風の聖痕 新たなる人生 【三章 和麻がアーウィンに拉致られて生贄★】   作:ペルシアン S   12-15話  
   12話  ー綾乃の父親さんは困っていた。
綾乃が和麻と一緒に無人島でサバイバル生活して帰ったら、常にどんな時でも警戒を解かない実力者さんになっていたのである。
勝手に家出したり、大好きなはずの父親を他人を見るかのように冷徹な視線で見ている。
 誰も信じず、常に周囲は敵であるという考え方は、まるで和麻だ。

綾乃は和麻と一緒に生活したせいで・・・・父親が綾乃の理想とする男性ではない事に気がつき、綾乃に媚を売っているだけの甘い父親に見えていた。 
ーー
「綾乃様は反抗期に入ったのだと思われます」
「反抗期……?」
「はい。この年齢で言えば、いささか早いかもしれませんが、世間一般の子供であればなるものです」
「そうか! あれが反抗期というやつなのか!」
 何故今まで気づかなかったのかと、重悟は胡座をかいた脚をバシっと叩き、綾乃の態度に納得する。
 そう考えることで、重悟の中では全ての辻褄があった。
 南の島で、和麻との生活を送ることに不満があるはずもない。その証拠に、綾乃が家出した先は和麻のもとである。欲を言えば、綾乃が和麻を家に連れ戻すことが一番良かったが、流石にそこまでは求めない。ゆくゆくはそうなるとして……。
 そのような考えに至った重悟は、周防を下がらせる。そして、満足した表情で仕事に精を出すのだった。

(´・ω・`)綾乃の親離れで重悟の心さんがぁっー!

13話 中国への移動的なもの--和麻は綾乃の護衛として中国に行く前に、神凪家を訪れていた。
そこで初めて・・・可愛すぎる弟のレンと出会い、女の子と勘違いする。
なんと、和麻の母親のミユキは弟のレンに、兄である和麻の存在を隠していたのだ! 
だから綾乃経由でレンが和麻の事を知るまで、自分に兄が居た事すら知らなかったのである。

飛行機での綾乃護衛の仕事は、普通に武装したハイジャック犯が出てきたが、全員倒し、怪しい装置も全排除。
目撃者の意識を全部奪う事で厄介事にならずにすんだ。
 
-
 煉が和麻を越えたら多分誉めてくれると思うわ」
「和麻? 誰ですか?」
「えっ?」
 煉の言葉が信じられずに、まじまじと煉を見つめるが、煉に嘘を言っている気配はない。
 綾乃は少し怒りながら説明する。
「煉は訓練もいいけど、自分の兄のことくらい知っておきなさいよ。いい? 和麻と言う人はね―――」
 そこから、学園に到着するまで、綾乃による和麻の紹介がされた。それは綾乃視点からの情報が多分に含まれており、美化されていたのはいうまでもない。

(´・ω・`)レンに兄の存在すら知らせない時点で、やっぱり和麻の母親さんだった。

14話 誘拐的なもの--普通に飛行機にハイジャック犯がいたので、和麻は他にも仲間が居ないかどうかを風術で調べていた。
そんな時に、原作で和麻の恋人だった翠鈴がやってくる。
ライバル店を調べるために、ライバル店に訪れ、そこがとんでもない違法行為をやっており、銃器で武装していてやばかった。
このままだと、翠鈴は酷い目にあって、原作と同じ魂消滅コースだぞ!  
 -
(´・ω・`)日本も治安が悪いと思ったら、やっぱり中国の方も治安が悪かった。

15話 記憶的なもの--和麻がアーウィンに拉致られた。
そのせいで日本の神凪家宗家は大騒ぎ。
更にアーウィンの儀式中に、原作での和麻の兄弟子になる仙人まで場に殴りこみに来ている。

幸い生贄の儀式で、和麻の魂消滅とか、死亡とかのピンチを回避し、上位の精霊を自身に憑依させる結末を迎えた。  
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 望んだ儀式は失敗に終わったが、結果的に違う事象を観測できたことで、最初こそ不満気だったアーウィンも最後には満足していた。
 当初の予定では、人の身体を依りしろとして肉体を与えることで、神を擬似的に降臨させ、その肉体に束縛し使役するというものであった。
 もし失敗したとしても、儀式を行った土地一帯が、山を含めて消滅するくらいの認識しかない。
 それよりも、人の身に神とまではいかないが、視た限りでは、神を呼ぶための魔方陣をかなり上位の精霊の呼び出しへとランク下げ、その呼び出した精霊を、生け贄とするはずだった少年に封印したことに対して、興味を持っていた。
「余ったエネルギーで受け皿の器を広げるとは……ムダの一切ない素晴らしい方法だ。
 次回の参考にさせてもらおう」
 空中に浮かぶ映像を、手を軽く振ることで消し去り、アーウィンは次の儀式会場へと向かいながら、新しい計画へと思考を割くのだった。

(´・ω・`)和麻が恐ろしいほどに強くなるフラグと見たよ!

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