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ヒカルの碁【13】-【3】 Encounter−佐為の目覚め− 【3章 北斗杯を利用して全世界に佐為の正体大公開】 【ブログ】 作者 鈴木 |
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(´・ω・`)ヒカルが、師匠の佐為が好きなように囲碁を打てる環境を作り上げるために、全世界にネット囲碁のsaiの正体ばらす【3章 北斗杯を利用して全世界に佐為の正体大公開】だよ
(´・ω・`)皆でハッピーエンド。
清々しい終わり方だった。
●北斗杯 中国 VS 日本
ヒカル(´・ω・`)サイが後ろにいる!俺の対局を見ている!絶対に落ち着きながら冷静に打って勝利してみせる!
王(´・ω・`)ば、馬鹿なっ!?去年のヒカル選手じゃないっ!?一年でここまで成長したのかっ!?化物めぇー!
ギリギリの所を容赦なく攻撃されて、もう負けを認めるじがない!
ヒカル(´・ω・`)やったー!勝利できた!サイ見てたか?!嬉しくて微笑むしかない!
サイ(´・ω・`)微笑み
ヒカル(´・ω・`)微笑みされたから微笑み返す!
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●北斗杯に優勝した席で、全世界にサイの正体大公開
ヒカル(´・ω・`)サイはネットのsaiで、俺の師匠はサイなんだ!
周り(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)ええええええ!?!!碁を持った事もない人間さんが世界最強のラスボスさん並の実力者!?
ヒカル(´・ω・`)もうこういう矛盾とか無視すればいいよね。
サイが好きなように囲碁を打てる環境を作り上げたよ。
サイ(´・ω・`)幸せ!
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Encounter−佐為の目覚め 【3章 北斗杯を利用して全世界に佐為の正体大公開】 |
Z | 9-14話 | 2014年10月10日 | |
小さく佐為が頷いたのを視認して、戸刈は何も言わずその場を後にする。 碁のテレビ中継を佐為が偶然見た日以来、仕事以外に興味を持たなかった佐為が急に囲碁に興味を示したことを意外に思ったのは確かだ。 しかし、佐為が碁に興味を持つのはいいとして、何故プロ棋士たちがああも佐為を注目するのか理由が分からない。 不審に思って、戸刈が棋院側の関係者に尋ねても言葉の歯切れが悪く、濁されてしまう始末だった。むしろ尋ねた相手から、佐為の素性を尋ねられる始末で。 壇上で挨拶をする佐為を見る彼らの目は、ただの新規スポンサーを見る目ではなかった。 (´・ω・`)歴代最強のラスボス(サイ)が囲碁業界のスポンサー。 (saiと認めるには早すぎる。saiはまだしばらくネットの中だけの存在でなければならない) ヒカルをsaiが押し潰してしまわないように。 11 俺の後に、佐為がいる--北斗杯、大会初日。日本対中国 一礼し、とたんにヒカルの緊張が解ける。 (勝った、佐為ッ!) ばっとヒカルは後を振り返った。 ヒカルと視線が合い佐為がフワリとヒカルに微笑む。
佐為の部屋を訪ねてまで、対局を強く望み申し込んだ緒方。 「対局申し込みを断るだけの理由があるのだろうね。私はsaiが誰かの誠意ある申し込みを軽い気持ちで断る人間とは思えない。断るだけの、断ってまで守りたい何かがsaiにはあるのだと思うよ」 「打ちたいのに、断ってまで守りたい何かって?」 (見てろよ、佐為) 俯き加減にヒカルの口角が斜めに上がり、ニンマリとする。 14 --ヒカルは北斗杯に優勝し、自分の師匠が佐為であり、佐為はネットのsaiである事を皆に教えてしまった。 ヒカルが壇上から指差した佐為に、会場全ての視線が集まった。 (ホントに言った……。どういうつもりなんですか、ヒカルの馬鹿……みんなの前で宣言して、これじゃ誤魔化すなんてとても出来ないですよ……) これだけきっぱり公言したのを、佐為が今さら何を言っても無駄なのは分かっている。分かっていても、どうにか誤魔化せないかと考えてしまう。 「ありがと佐為。俺は佐為と出会わなかったら、こうして囲碁を打ってることは絶対無かったと思う。佐為と出会えたから、今の俺がここにいるんだ」 |
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