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ヒカルの碁【13】    
Encounter−佐為の目覚め−
【一章 実は成仏した佐為は現代に転生していたんだよ!】
 

ブログ 作者 鈴木

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.                 , -ヽ
               / ,;;;;;i`,
.              / ,,;;;;;;;;;l `,
              /,;;;;;;;;;;;;;;;l i 原作最強のラスボス!
             /,;;;;;;;;;;;,,--` ', 現代に再び降臨!
.            /=;;;;;;;;;;;;;;;l  _i
            /.;':::::7=、---ry::l   ヒカル「成仏したんじゃないの?!」
           /イ`i::/'rj'   rj`|::l,
.          /.:;:`゚|l  、_ ,  .|::l'!
.      ,イヽ /.:;'_;;rllヽ、 ヽr' _,ィ'|ハ    /ヽ
.     / /〃vー!i  !!ニニ三三ヲ/-!、_ rv' ヾ ヽ
     / | ロ ! y !i, 、|! `''- `: /  i'i l/ ,' ロ ヽ
.    /  |〃 : ,' i!'  7   : __ 〈/ 'i ,'  ii i、
    l  | ii 、 ' _i_____/   ̄`'':   ヽ !   '' ! ヽ
.    l  |〃 >'" ! 丶`l''- ..,,_,,: -'' ̄l''''''-< ロ `、j
    l | ロ /、   :  ` ',   ヽ    ヽ  ヽ ヽ ';,__j
  ,rーし'〃,' `  /^^ヽ   ̄'''---''''' ̄   `V`^i゚ヘ
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(´・ω・`)成仏した佐為が実は現代に転生していて、1000年間の幽霊としての記憶を取り戻し、3年ぶりにsaiとしてネット囲碁をやるお話さんの【一章 実は成仏した佐為は現代に転生していたんだよ!】ですぞ。

佐為(´・ω・`)新藤ヒカルをテレビで見て思いだした。
1000年間、囲碁ばっかりやっていたのに、今回の人生で囲碁をやってなくて忘れてたよ。
ちょっとsaiのアナカウントでネット囲碁をやってくる。
世界(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)
saiが3年ぶりに戻ってきた有様だよ!
最強の棋士だ!ゆわわーい!

新藤ヒカル(´・ω・`)saiな訳ないだろ?アイツは成仏して・・・・ってアナカウントが俺が作ったsaiのじゃん!
現代にまだいたのか!?

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Encounter−佐為の目覚め
【一章 実は成仏した佐為は現代に転生していたんだよ!】
Z 1-3話 2014/03/10 21:14)


  第1話^^サイの転生体は、テレビで進藤ヒカルを見た事で1000年の記憶を取り戻した。
もう・・・これは・・・・成長したヒカル相手に囲碁するしかないよね!
 ^
戸刈が片眉をピクリとさせた。
戸刈は去年の北斗杯での出場選手として知っていたため、テレビに映された棋士が進藤ヒカルであることを知っていた。
しかし、佐為はテレビに『進藤』の名字は出ても下の名前は表示されていないのに、名前を言い当てた。
流行りのテレビゲームどころか囲碁という日本古来のゲームに佐為が興味を持っている素振りは全くなかった。
しかし、それ以上の追求を重ねることが戸刈には出来なかった。
佐為と戸刈はそれなりに長い付き合いだが、間違いなく初めてだった。
佐為が涙を流すところを戸刈が目にするのは。

(思い出した……ヒカル……)

千年の記憶が次々と佐為の中に溢れていく。
(´・ω・`)成長したヒカルとバトルする事になるのか(ワクワク

-第2話-3年ぶりにネット囲碁にsaiが現れた事で騒ぎになった。
対局観戦数は膨大な数に膨れ上がれまくり、皆が注目している。
新藤ヒカルは、偽物だと思ったが棋譜を見ると明らかにsai!
アナカウントも本物!
 -
(本当にお前なのか?お前はまだ現世のどこかにいるのか?)

棋譜の随所に見られる、胸を締め付けられ息苦しさを覚えるほど懐かしい打ち方。まるで佐為が、自らはまだこの現世にいると棋譜を通してヒカルに訴えているように思えるくらい、至るところに佐為が溢れている。
パソコンのウィンドウが立ち上がり、ヒカルはネットブラウザを開き、久しぶりにネット碁にアクセスした。

ネット碁をするのは佐為が行洋と対局して以来だったが、アクセスIDとパスワードは忘れていない。
久しぶりにsaiのアカウントを入力しログインすると、恐る恐る対局履歴のページを開く。そこには新しいものから順に対局ログが残されている。
ヒカルの心臓が大きく脈打つ。

(佐為っ!)

瞳を見開きディスプレイを見つめるヒカルの目に映ったのは、昨日の対局記録。
3年のブランクを置いて、真新しい対局記録が一つ、ログの一番上に更新されていた。
その新しい対局記録をクリックすると、新規ウィンドウが立ち上がり、その打たれた対局棋譜が映しだされる。
棋譜の内容は和谷から貰った棋譜と全く同じものだった。

ニセモノのsaiではなかった。本物のsaiヒカルと佐為しか知らないはずのsaiのアカウントによって打たれた対局だった。
(´・ω・`)文章読んでると、原作の内容と時系列をしっかり覚えてないと書けない内容だから、ヒカルの碁がどれだけすきなのか伝わってきた。

第3話-塔矢行洋はsaiが再び現れた事を喜んだ。
しかも、sai本人が自宅に電話してきている。
3年前の戦いの時は、五冠ホルダーの塔矢行洋が敗北しちゃっただけに、これは棋士として嬉しい事だ。
再戦する機会があるかもしれない。 
 --
インターネット碁でも正体を明かさず、今回はヒカルにさえ秘密にしようとしている理由が思い当たらず、行洋は浮かんだ疑問をそのままsaiにぶつけた。
外で直接会おうとしている相手に、それを問うくらいは許されるだろう。それとも、たったそれくらいもsaiは一切の詮索を許さないのか。

『友人……そうですね、塔矢先生の仰られる通り、私達はとても親しい、かけがえなのない友人でした』

過去形で締めくくった言い方に、行洋の眉間に皺が寄る。

『ですが、今ばかりはこれ以上の詮索はなさらないようお願いします。ご理解できないかもしれませんがこれだけは忘れないでください。こうして私が塔矢先生にお電話したのは、ヒカルを守るためだということを。そしてヒカルを守るために、『塔矢先生に電話する』というリスクを私が犯さなければならなかったということを』
(´・ω・`)saiの正体がばれると何らかのリスクがあるのか。(全くそれが想像できない人。)


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