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「え？何？お前女なの？」

「一応、そうなるのかな」

エルキドゥ君改め、エルキドゥちゃんだったとは……たまげたなぁ。

「そ、そうか。そういうのもありか」

ファンの欲望渦巻くこのウルクだ。性別なしから女への変化など些細なものなのだな（動揺。
困った、親友候補が女の子になってしまった。心の距離を図れずにあんまり仲良くなれなそう。どう接したら良いんだ⁉︎女の子と話も出来ないなんて、全くこれだから童貞は（セルフ罵倒。

「どうかしたの？」

近寄ってきたエルキドゥちゃん（仮）。ふぇぇ、顔が近いよぉ。
本当、困るからやめてください。
クソどうでもいい時になるくせに、どうしてこういう時に限ってAUOモードに入れないんだ⁉︎

「くだらん冗談はやめろ。俺は知ってるぞ。貴様が性別ないってことくらいな」

「いや、本当に僕は女なんだけど…….」

「ならば、証明してみせよ」

実はドッキリでした！って看板持ってシャムハトあたりが登場するんだろ？知ってる。俺は良いリアクションなんてとらんぞ。貴様らの期待など悉く裏切ってやる。

あれ？エルキドゥさん何をしてらっしゃるの？

「はい、これで満足？」

脱ぎ捨てられた簡素なローブ。
露わになった艶かしいその肢体。

美しい脚線美を描きながらすらっと伸びた脚に、健康的で扇情的な丸みを帯びた腰。
きゅっと引き締まったくびれに、慎ましやかに膨らんだ胸。

あ、女の子ですわ（白目。

「貴様ッ、何をふざけた事をしている！この俺の前で貴様だけ全裸になるなど許さんぞ、俺も脱ぐッ！」

キャストオフ！
全裸王舐めるなよ、俺の身体に恥ずべき場所など存在しない！（錯乱。