第五十話ーー女主人公の他者の念能力を無効にする発【ボス属性】は、スペルカードも無効にしてしまった。
弟子のリィーナ会長が女主人公に抱きついて、一緒に移動できないか試してみたが、それも無理
最悪な事に、指輪を介する系統の効果・・・具現化されたバインダーには無効の力が及ばず
バインダーに効力を及ぼす、攻撃スペルなどは全部食らうというデメリットばっかりのクソゲーになっていた。
ゆんやっー!
移動スペルの問題は、恐ろしい速度で走って移動できるから、簡単に解決。
ゴン達はチーム分けして、
1つ目のチームはリィーナ・ゲンスルー・サブ・バラの4人組
2つ目のチームは、ビスケ、カストロ、クラピカ
残りの連中をアイシャのチームに編入して、カード集めを効率よくする事になる。
だがっ!新たな問題が発生していた!
イルミが女主人公の下着姿を盗撮し、印刷しようとしたから、キルアと兄弟喧嘩になった。
イルミは重量を操作できる念能力を駆使し、キルアの攻撃を軽くして無効、重くてして行動を阻害し、激戦をやっていたそうな。
イルミは豚だった頃とは思えないほどに強くなっている。全部、女主人公への愛故に!修行して!ここまで強くなれた!
一カ月も経過すると、指定ポケットカードを72種類集める事に成功。
スペルカードによる攻撃は、物理的に消滅させる事が出来るので防御は万全。
問題は嵌め組が独占しているカードの類。
女主人公は、とうとう男に戻れるホルモンクッキーげっとして大喜び。
これで元の性別に戻って脱童貞だぁっー!
と思ったが、仲間全員がそれを阻止してくる。
女主人公に惚れている男達がそれなりに多く、女主人公が男になる事は・・・失 恋!を意味するだけに、全力全開で大いなる戦いが始まろうとしていた!
ーー
「悪いが邪魔させてもらうぜアイシャ!」
「スマンが今回はリィーナ殿に賛同させてもらうよ」
「アイシャが男になるなんざ認められねーんでな!」
「そういうことだ! それを認めるとオレは何のために痩せたのかと……!」
「悪いが師の命令だ。覚悟してもらおうアイシャさん」
「悪いが命が懸かっている。覚悟してもらおうアイシャ」
「右に同じ」
「左に同じ」
「総力戦よ。いくらアイシャでもこれだけの人数にこれだけの質……同時に相手して勝てるかしら?」
「これが私の全力の抵抗です。これを突破出来れば……あとはお好きになさってください!」
「……1日くらい良いと思うんだけどなぁ」
お、おお……!?
良く分からないけど全員から異常なほどの気迫が漂ってくる!
リィーナ達はともかく、キルアとレオリオさんとミルキ、そしてゲンスルーさん達からは並々ならぬ物を感じる……!
ゲンスルーさん達は確実にリィーナの命令だな。キルア達はそんなに私が男になるのが嫌なのか?
あとゴン。1日くらいって何の話?
いや、そんなことは今はどうでもいいんだ。
今大事なのは、彼らが私の悲願の邪魔をしようとしていることだ……。
時間が経ちカードからアイテムへと変化したホルモンクッキーを大事に胸元へと仕舞いながら全員を睨みつける。
「いいでしょう。全員かかってきなさい。
ですが……今の私は阿修羅すら凌駕する存在だと知れ!」
私vsリィーナ連合の死闘が今ここに狼煙を上げた。
(´・ω・`)ここから本当の戦場だぁっ・・・!
第五十一話−女主人公 VS 超一流の念能力者11人によるバトル。
女主人公の勝利はっ!
ホルモンクッキーで性転換して男に戻る事を意味するため、全員が阻止に走った!
キルアは現時点で、キメラアント編の終盤クラスの実力者になっているので、圧倒的な速度で女主人公を翻弄。
超一流の念能力者達の連携攻撃は最強だったが・・・女主人公は、ラスボスクラスの実力者。
電撃を回避し、服の重量が1トンを超えても、キルアを蹂躙してくる。
勝てないと判断したキルアは、負けてもいいからホルモンクッキーを強奪しようと・・・・女主人公の服を破って、巨乳をさらけ出したから、パーティの一部が鼻血を吹きだして崩壊してしまった!
更に衣服を重くしても、服を脱げば解決できる。
勝利するために、この場で一番の実力者リィーナに、ビスケとカストロのオーラを委譲し、師匠(女主人公)と弟子(リィーナ)対決をやらせるしかなかった。
でも、これでも負けそうなので、カストロも参戦する。
黒歴史ノートに書かれていた【邪王炎殺拳】最大最強の奥義!
自分で自分の最強攻撃を食らって自爆する事で、もっと強くなれる!を実行した事で、パワーアップ!
カストロはここにきて、最高の身体能力を一時的に手に入れる事になった!
女主人公は不利な状況に立たされる。
パワーアップしたカストロ、リィーナ、ゴン達。トンネルを掘って近づいてくるビスケ。
ネテロ会長戦並に苦戦した女主人公は、この状況を心地よく思う。
こんなに苦戦する機会は滅多にない。
結果は、反性転換連合の連携による大勝利。
ホルモンクッキーは、カストロの手で燃やされ・・・・女主人公は残り18箱のホルモンクッキーをグリードアイランドの各地へと放り投げ、第二ラウンドスタート。
本気になった女主人公さんの手で、反性転換連合は全滅★
そして、ホルモンクッキーを食べた結果!
ボス属性で相殺されなかったが、男に戻れなかった!
、このホルモンクッキーは操作系能力による代物。
既に自身の身体を操作する念能力(母からの愛)を発動している女主人公には何の効果もないのだ。
操作系は先に操作した者勝ち。
ゆんやっー!
もう、これは女として生きるしかないね。
母親の死の念がそういってるから、女として生きるしかないよ。
ゴン達は、勝手に、女主人公の目的が全員と一緒に寝泊まりする事だと思って、ホルモンクッキーを食べ、皆、女の子になっていたそうな。
−−
「うう、もうお婿にいけない……」
さめざめと泣いているキル子ちゃんの横で放心する私。
私だって泣きたい。でも今は原因究明が先だ!
キルアには1枚でホルモンクッキーの効果が現れた。つまり1箱全部食べきる必要はないわけだ。
私の【ボス属性】で無力化した場合は私のオーラがその効果に合わせて減少する。【天使のヴェール】も発動しているのでそのオーラの消費は元の10倍だ。これでオーラの消費に気付かないわけがないだろう。
しかも性別を変化させるなんて結構なオーラを消費する効果だと思う。何せ人体のホルモンや仕組みを操作して身体を変化させるという高度な………………操作、して……そう、さ……操作、系?
ま、まさか、ホルモンクッキーの効果は……操作系の、能力? だとしたら……。
念能力操作系ボス属性無効化オーラが減らない効果がない操作系早い者勝ち母さん操作系操作系操作系操作操作操作操作操作……!!
操作系は、早い者勝ち……誰かに操作された物を他者の念で操作することは……出来ない。
そして……私は母さんの……母さんの能力で……操作されている……!
(´・ω・`)どう足掻いても男に戻れない?
逆に考えるんだ。
別の新しい目的(●処女)を持って、誰かのお嫁さんになればいいやって。
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5 件のコメント:
イルミじゃなくてミルキじゃね?
返信削除(´・ω・`)まったく気づかない誤字だった。
削除>誰かのお嫁さんになればいいやって
返信削除このまま行くとネテロルートになりそうな件について。TSして爺と結婚とか上級者向けだねぇ
(´・ω・`)長年のライバルがっ!
削除巨乳美少女になって帰ってきて
(´・ω・`)アッー!
(´・ω・`)誰と合体しても可笑しくない。
この主人公なら、メルエムやゴンさんともフラグ立てる気がする(´・ω・`)