現実で、人形使いとして天才的な才能を誇った美少女が、その才能に嫉妬した兄弟子に謀殺されて、ハンターハンターのクルタ族に転生します。超高飛車思考な主人公。自分は世界で一番かわいいと心の中から思い込んでいる傲慢主人公。このレベルで完結している作品は珍しい。
6話あたり --6歳でクルタ族から家出したカグラは、得意の人形繰りで小金を稼いでいたところをヒソカに目撃されて興味を持たれる。そして、ヒソカに自分が強くなれるように相談を持ちかけ、逆に己のためにヒソカを利用するのであった(工夫次第では幻影旅団の団員とも戦える戦闘描写は説得力があって好きです。)--
24話あたり --ハンター試験で複数のトリッパーと出会ったが、彼らは念を使えることで調子にのりすぎていた。たかが一般人に毛が生えた程度という自覚もなしに厳しい試験で死んでいく。(元の世界で一般人だった連中が念を覚えても、この程度ですよという皮肉だった)--
31話あたり -セックスフレンドであり、親友でもある鈴音がヨークシンシティで護衛任務を受けてしまった。幻影旅団対策に肌で触れるだけで死んでしまう猛毒とビルを吹き飛ばせる爆弾を購入し、主人公は戦術を練る-
43話あたり --ウボォーを罠に嵌めて殺し、その死体を使ってシズクとシャルナークを殺害することに成功した。毒と罠を利用し、幻影旅団の数を削ぐ--
60話あたり --昏睡している鈴音を助けるために、カグラはハンゾーとともにグリードアイランドに入り、カード集めを・・・・思いっきり原作のゲンスルー同様の方法でカードを集めるのだった--
78話あたり --殺されるにせよ、生き残るにせよ、ヒソカとの人生最後の戦いが始まった。最初にヒソカを使って強くなろうとした時からの関係が終わる時がきた--
どんなに強力な能力者でも、能力と戦術の組み合わせにより相手と戦う主人公がうまく描けてます。 |