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ギルティクラウン【2】-【6】 
The Everlasting Guilty Crown for My Dearest
【Chapter-02 Non omnia possumus omnes. 

ブログ】 【作者 じゃがあ

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集(´・ω・`)日常の生活に、また戻れるんだ。そうに違いな
いのり(´・ω・`)転校してきた。
集(´・ω・`)!!!!!!!?!!非日常の象徴がやってきた有様だよ!

●イノリが転校してきた理由は、GHQの手先が学校に居て、致命的な証拠を握っているから、それをGHQの手に渡ると、集は人間扱いされない立場においやられる。
いのり(´・ω・`)主人公の生活を守るためにも、GHQの手先な友人を殺す必要があるんだよ。
集(´・ω・`)でも、友人は殺したくないから、説得で解決する!
いのり(´・ω・`)うんわかった。
作者(´・ω・`)それはBADルートフラグだぜ!

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The Everlasting Guilty Crown for My Dearest  【    作:じゃがあ   Z  13-14話 2014年06月29日 

Chapter-02 Non omnia possumus omnes. Phase 01 『異物 - Non est vir fortis ac strenuus qui laborem fugit -』ーーGHQ最高司令官、パトリック・先生少将は、ヴォイドゲノムが奪われたから、アンチボディズの責任者を呼び出して、圧力を加えたり命令をしていた。

GHQは日本を支配ではなく、支援をして、友愛の元に行動している組織だ!と表向きになっているので、先の事件で日本人殺しまくった事はもみ消して、軍隊が葬儀社相手に返り討ちにあった という同情を誘う内容にして、テレビで流している。
ネットに葬儀社の動画があったが、全部削除しておしまい。

主人公の集は、これだけ大規模なテロがあったはずなのに、日本人が普通に日常を送って言う事に違和感を感じていた。
集は未だに元の日常に戻れると必死に思いながら、同級生をテロ活動に巻き込まないようにしているが、日常は壊れつつある。

メインヒロインさんが学校に転校してきた。
 
   ー
……これが、潮時、ってやつなのかな……)

 もはや一周回って冷静になった気分だった。冷えた心は余計な感情を交えることなく思考を回転させる。
 思えば、まずこの右手。今の集の右手には最新兵器の破壊すら凌ぐ、想像するだに恐ろしい異能の力が宿されている。その力は人の命を簡単に奪ってしまえるほど強力なものだ。こんなものを持ち込んでおいて、巻き込むも何もない。

 せめて巻き込みたくないという願いだけは守りたかった。ならば友達が巻き込まれ、誰かが傷ついてしまうより先に、身の振り方を改めるべきだろう。
 集は家に帰ったらまず涯に相談しようと決めた。こんなことを相談できる相手なんて恙神涯(トリトン)以外に思いつかない。残るなら残るで、友達を巻き込まない保障がなくば納得できそうもない。

「えー、それでは、突然ですが転入生を紹介します。どうぞ、入ってー」

 自らの方針を決め、うん、と集は俯けていた顔を上げた。まだ胸は重く感じられたが、それでも少しは前進したように思う。
 しかし、顔を上げた先、再び開けた感覚の向こうを見て、思考が停止した。顔に張り付いたままだった笑みが削げ落ちる。教壇の前に、何か信じ難いものを見た気がする。

 そこにあったのは桜色の髪、赤茶色の瞳、陶器のような白い肌の、容姿が整った一人の少女。

「――楪いのり君だ」

 気だるげに告げる担任教師の声とは別に。
 守りたいと願った日常が崩れていく音を集は確かに聴いた。

集(´・ω・`)日常の生活に、また戻れるんだ。そうに違いな
いのり(´・ω・`)転校してきた。
集(´・ω・`)!!!!!!!?!!非日常の象徴がやってきた有様だよ!

 

  Phase 02 『愚者 - Umbram suam metuit -』00綾瀬は必死にエンドレイブの訓練をしていた。
葬儀社に1機しかない戦力を可能な限り有効利用して、敵部隊+最強すぎるパイロットさんとやりあわないといけない無理ゲーを想定しないといけないから、訓練に熱を入れすぎている。

集の学校の方では、集は周りの同級生を非日常に関わらせたくないから、イノリを遠ざけようとするが、既にときは遅し。
GHQの手先【寒川谷尋】に集は狙われていた。イノリはガイの命令で寒川谷尋を抹殺しに転校しただけである。

集は友人を殺す必要に迫られたt。
もしも、集が三日前に撮影した写真をGHQに売り渡したら、集は人間扱いされない立場においやられることになる。
このGHQの統治下では、テロリストの人権など存在しない。
でも、友人を殺したくなかったので、寒川谷尋を説得しようと思っていた。
  0
「わかった。一先ず、集に任せる」
「……ありがとう、いのりさん」

 いのりは、そんな集を信じて頷いた。三度(みたび)、彼女は胸の内の天秤を不正に傾ける。その一方で、長めに折ったスカートの裾に隠れた小型拳銃を、もしもの時はと布越しに撫で付けた。
 そんないのりの裁量に集は心から感謝した。そうだ、話し合いで解決するに越したことはないはずだ。殺すより絶対にいいに決まっている。まず相手を信じなければ何も始まらないのだから。

 二人ともこの選択こそがきっと正しいのだと信じたがゆえに――。

 

 しかし、正しい選択をしたからといって、必ずしもより良い結果に繋がるとか限らない。

 地獄への道は善意で敷き詰められている(The road to hell is paved with good intentions)。

 誰も間違っていなくとも往々にして起こるからこそ、人はそれを悲劇と呼ぶのである。
いのり(´・ω・`)主人公の生活を守るためにも、GHQの手先な友人を殺す必要があるんだよ。
集(´・ω・`)でも、友人は殺したくないから、説得で解決する!
いのり(´・ω・`)うんわかった。
作者(´・ω・`)それはBADルートフラグだぜ!

(´・ω・`)説得する難易度はきっとルナティック。奇跡的に成功しても、強制的に葬儀社に参加させるコース、もしくはガイが別のイノリに命令して口封じしちゃうと思うんだ・・・



 

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