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銀河英雄伝説[33] -【3】 【最終章 和平】 自由惑星同盟最高評議会議長ホアン・ルイB 【SF-825Tの作品集】 【ブログ】 |
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.l,:ミ;/ ヤンが大活躍して和平できた。
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うわ、ヤン凄い。
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(´・ω・`)ヤンが好き勝手に動ける状況を、ホアンが作ったおかげでヤンが大活躍し、同盟と帝国が和平した【最終章 和平】だよ。
ヤンがあちこちで帝国人を大量に殺害 + イゼルローン要塞爆破 + フェザーンで拉致しまくったから、停戦出来たんだ。
(´・ω・`)俗に言う打ち切り完結アル。
管理人もよく打ち切り完結するアルよ!
●フェザーンで膨大な数の帝国人を捕虜にして、帝国領に突入
↓
●帝国領で待ち受けていたワーレンの艦隊を叩いて突破して、イゼルローン回廊へ帰る。
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自由惑星同盟最高評議会議長ホアン・ルイ 【最終章 和平】 | 作者:SF-825T | S | 13-15話 | 2014年 05月 31日 |
第十三話ーヤンの艦隊はフェザーン回廊へと突入した。 時間的制限があるので、急いでおり、ヤンは勝つために・・・・・ラインハルトへの大規模なネガティブキャンペーンを実地。 帝国人には効果はないが、帝国に星を占領されているフェザーン人には効果抜群! おかげでスムーズに同盟軍が圧勝し、膨大な数の帝国人捕虜を獲得する事になる。 フェザーン市民20億人ごと、帝国人数千万人を虐殺するという選択肢はあったが、現時点ではフェザーン市民は同盟に協力的なので、ヤンはそれをしなかった。 ーー 「どうせ死ぬのは帝国人だ。同盟市民でないやつらをどうして気遣う必要がある?捕虜の人数が減れば艦隊行動も素早くなるし、ましてや僅かとはいえ降下部隊にも被害が出る。百害合って一利なしじゃないか。どうせもうイゼルローンで民間人を殺している。やつらもハイネセンへの無差別攻撃をたてに降伏を迫ってくるようなやからだ。気にする必要なんてない」 もう一つの部分はこういっていた。 「確かに、われわれはイゼルローン要塞ごと民間人を殺した。けれどもそれはあくまで仕方のないことだ。相手が十分な戦力を持ち抵抗の意思があったためだ。今回は違うだろう。フェザーン市民はわれわれに協力的な者も多い」 結局ヤンはフェザーンへの熱核兵器を使った無差別攻撃はしなかった。 もとよりヤンはこの手の陰謀を幾度か思いつくのである。たとえばリップシュタット戦役で門閥貴族に策を授け内戦を長期化させることで人的・物的消耗を強いようとしたり、帝国軍の手を読むのにもその陰謀を思いつく能力が使われている。結局ヤンは自分にその権限がないとしてその陰謀をどれ一つとしてまともに実行または阻止できていない。今はヤンが言い訳にしてきた権限が手の中にある。自由惑星同盟宇宙艦隊総司令長官、同盟軍制服組のナンバー2.ヤンはその権力を持て余していた。 (´・ω・`) 第十四話 ーーーヤンの艦隊はフェザーン回廊を抜け、帝国領経由でイゼルローン回廊へと向かおうとしていた。 同盟の大型輸送艦1隻当たりに、500万人の帝国人捕虜が乗っており、向かう先には帝国軍艦隊2万隻が迎撃態勢で待ち受けている。 それをヤンは持ち前の戦術能力の高さで軽く叩き、迅速にイゼルローン回廊に突入して、回廊を封鎖しようとしていた帝国軍艦隊を叩いて勝利した。 ー 第一次ラグナロック作戦とは違い帝国軍は中央突破を成功させた。あとは各個撃破するのみ、そう帝国軍は考えていた。 数年前、同盟における救国軍事会議のクーデターでドーリア会戦と言うものがあった。その時ヤンは戦略的に相手を二分し、中央突破をすることで戦術的にさらに相手を二分した。結果としてヤンは勝利した。しかし二分した=勝利ではない。例えばドーリア会戦のヤンの相手であったルグランジュ提督に艦隊が二分させられたのを逆利用してヤンを挟撃するという「よほど柔軟で洗練された戦術能力」があったならば勝敗は変わっていたのかもしれない。とにかくこの場において帝国軍が不幸なのは「例えばヤンが持っているような、よほど柔軟で洗練された戦術能力」をヤンが持っていたことである。 (´・ω・`)ヤンが不思議と原作以上に化物に見えてきた。 第十五話--イゼルローン回廊を抜けて、ヤン達は同盟に戻ってきた。 帝国軍は無政府状態になっているフェザーンに対処しないといけず、混乱中である。 このヤンが誘拐して虐殺しまくった戦争のおかげで、同盟と帝国に和平が成立。 宇宙は平和になったそうな。 ホアンの活躍はあんまり評価されていない。 でも、ホアンのおかげで、ヤンはここまで活躍出来たのである。-- 第二次ラグナロック作戦終了の数か月後、帝国・同盟間停戦条約が結ばれる。同盟はもとより、帝国も内政に重点を置かざるを得なくなった結果だ。お互い財政的な問題よりも、人的資源の枯渇によるものが大きく半世紀は経たなければかつての戦力を保持できないだろうというのが一般的な見解である。 ユリアンが地球から入手した詳細なデータから地球教徒の全容が明らかになった。帝国・同盟ともに地球教徒は仇敵であり、かつての人類史上最悪の麻薬と称されたサイオキシン麻薬の摘発と同様に両国合同での摘発が行われた。 停戦条約の半年後、停戦条約は和平条約へと変わった。これによりフェザーン回廊を通した通称がより活発となり、さらに両国合同でイゼルローン回廊の清掃活動が取り決められいずれはそこからの通商も始まるだろう。一国でほとんど経済活動が独立可能とは言え、、済的な結びつきはそのまま人や文化の交流へ繋がる。数世紀かけて作り出されたわだかまりを解く大きな一歩となるだろう。 さらに数年後、皇帝崩御の報が銀河を駆け巡った。その騒ぎがひと段落着いた後ヤンは軍を去った。 後年のホアンの評価はそう高いものではない。多くの人が帝国との和平の締結がヤンの軍事上の成果だとしている。しかし当時ヤンを信頼しつつかつ同盟の議長としての責務を堅実にこなせたのはホアンを除いて誰もいなかったのは疑いようがない。 (´・ω・`)気づいたら完結してた。 |
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