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銀河英雄伝説[22] 同盟の下で 【完結】
SF-825Tの作品集

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同盟の下で 【完結】  作者:SF-825T S  17話  2012年 08月 27日 20時 29分
現実から同盟に転生し、アスターテ会戦で戦艦の艦長さん、しかも、最初に壊滅する予定の第四艦隊に配備されちゃった人間さんが死なないために努力して成り上がり、同盟の戦力を温存しようと原作知識を使って、原作通りに進めて・・・原作よりも酷いかもしれない終わり方をやるお話さんだよ。

描写とか展開とか唐突な代わりにテンポが早くてサクサク読めるね。

●戦力を温存して、ヤンも生存させたけど原作よりも歴史的には酷い終わり方だぁっー!なぜなら戦争が継続状態だからだぁっー!
●本来の歴史よりも酷い結末だぁっー!これからも両国は定期的に戦争だぁっー!


第一話 アスターテ会戦 --第四艦隊と第六艦隊の被害を減らし、そのままヤンと戦っているラインハルトをぶち殺そうと残存艦隊率いて闘ったが逃がしてしまった。少将に昇進したが死亡フラグしか見えず、退職したら徴兵されて権限がなくなってしまうのである-- 

二話  帝国領侵攻作戦 --フォーク准将の前で主人公は大遠征が失敗する事を前提に、帝国が焦土作戦をとってきたら、5000万人の帝国市民を同盟へと持ち帰って撤退すればいいと提案し、実際に承諾させたのだった--
(´・ω・`)描写が少なくて展開が唐突だけど、斬新な展開だね。

三話 --市民の輸送をやっているので、同盟の侵攻が凄く遅れて、帝国軍は焦土作戦なんかやっている場合じゃないと襲撃してきた--
(´・ω・`)故郷に残る人間さんもいるだろうけど、そんなに故郷を離れる人間さんって多いのかな。

四話 帝国領侵攻作戦 終了 --大損害を被ったが、機雷を恒星風で動かしまくって行動を妨害しまくったりして、徹底的に邪魔をしたおかげで生き残りは原作よりも遥かに大きかった。市民を2400万人ほど同盟に輸送しただけなので、侵攻の作戦そのものは失敗である。--

五話 救国軍事会議のクーデター --普通にクーデターは起きて余計な船と人員が失われた。--
(´・ω・`)原作より余裕あるけど、ラインハルトの持つ大艦隊って圧倒的だから、焼け石に水っぽいね。

六話  第8次イゼルローン攻防戦 --ラインハルトが査問会にかけられてリンチにされている間は、イゼルローン要塞が危ない。そのため主人公が軍事演習という形でやってきて、合計3万隻という戦力で原作よりも有利に戦い、四万隻、人員450万人という圧倒的な大勝をおさめた。--
(´・ω・`)原作だとヤンが逃げる敵を逃がしたけど、こっちは徹底的だから、凄く大勝だね。

七話 --ラグナロク作戦の序盤である帝国によるフェザーン攻略を、演習という形で近くにやってきた主人公の艦隊が奇襲して、大打撃を与えてやった。もう、一方的にフルボッコである--
(´・ω・`)同盟の戦力が目茶苦茶残っているし、帝国は戦力がかなり減っているはずだから、未来がどうなるのか気になってきた。

八話   ランテマリオ星域 --主人公のせいで、フェザーンが補給拠点として使えなくなった帝国はガルミッシュ要塞を機動要塞にして、フェザーン回廊に補給拠点として置いた。そのため、原作通りに普通に大侵攻してきたが同盟の総力で撃退し、ガルミッシュ要塞をゲットしてしまった--
(´・ω・`)あれ?二つの回廊が要塞でふさがったぞ。膠着状態だ。

九話 バーミリオンの準備 --普通に帝国が再侵攻してきて、ヤンとラインハルトの艦隊が一騎打ちの大決戦をやろうとしていた。主人公は首都を守るために配備され、これが命運をわけそうである--

十話 ハイネセン防衛戦 --相手がロイエンタールとミッターマイヤーなどで大変な戦いだったが、主人公は善戦していた。しかし、トリューニヒトが普通に降伏しそうになったので・・・地球教がトリューニヒト達を拘束しているという扱いにし、降伏宣言聞き流して戦闘続行しちゃったのである--
「私はこの作戦の司令官だ。全員そのまま聞いてほしい。この作戦はヤン提督が皇帝を倒すまでの時間稼ぎを目的とする防衛戦だ。事実上の皇帝ラインハルトは幼帝救出をこの戦闘の目的としている。だがそれは間違いなく建前だ。彼らは少したりとも外交努力というものをしなかった。彼らは戦いたかったのだ。帝国のためというわけではない。彼ら自身が戦いを楽しみ充実感を得ているからだ。ラインハルトは忘れてしまっている。かつて姉を皇帝から取り戻そうとしていた頃の自分を、一回先戦闘が起きるごと、いや船が一隻でも沈むごと、自分が充足感を得るために幾人が死ぬのかを。私たちが選んだ政治家も解っていない。その死んだ人には幾人の家族や友人がいるというのかを。私たちは生きなくてはいけない。そして自らの政治を見直さなくてはいけない。最後にこれは無謀な戦いではない。勝つための作戦はあるから無理をせず頑張ってくれ。以上だ」
 「長いです」

(´・ω・`)ラップのツッコミで和んだ。ここから原作と違う展開になりそうでワクワクするね。軍人が政治家批判すると大変な事になるような気がするけど、いい演説だった。

十一話 ヤンをめぐる戦い --原作通り同盟が敗北した。主人公は戦艦を条約前にバラバラに分解して、闘う時の戦力を増やそうと隠したのだった--

十四話 フェザーン占拠 --主人公のおかげで四個艦隊あるが、帝国の戦力は二倍以上である。そのため、ヤンがイゼルローン要塞を取り戻している間に、フェザーン回廊を落とし、同盟内にある基地を破壊して、補給できないようにしてあげたのだった--
(´・ω・`)ここから新しい展開になるのかな。

十五話 フェザーン攻防戦 --やってきた帝国艦隊は12万隻だった。主人公は補給が存分に補える利点を生かし、地雷源を使って嫌がらせして時間を稼ぎまくり、撃ちまくっていた--

十七話 --帝国と同盟の間に和平が結ばれた。補給を絶たれた帝国軍は士気が低下して、まともに攻撃ができず、そこをイゼルローン要塞から出撃したヤンが後方から叩き、帝国へと逃げている最中の帝国軍を9万隻近く主人公がヒャッハーしちゃったので大打撃だったのである--
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