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銀河英雄伝説【10】-【14】
亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流 【最終章 複数の国家共存END】 【azuraiiruの作品集】 【ブログ】 |
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亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流 【最終章 複数の国家共存END】 |
作者: azuraiiru | Z | 138-139話 | 2014年09月04日 |
第百三十八話 繁栄と未来--帝国のイゼルローン要塞の反乱は鎮圧され、要塞VS要塞の案を出した主人公に、帝国が勲章を贈ろうとしていた。 「私は今日の事を生涯忘れる事は無いだろう。この賞は人類の繁栄と未来に大きく寄与するであろう事を私は確信している。そしてこの賞を創り出した事は人類の歴史に燦然と輝く一ページになるに違いない。私達は今人類の未来に新たな希望を生み出したのだと思っている」 第百三十九話 和平条約締結 ー帝国と同盟の正式な和平条約が締結し、国際協力の時代がやってきた。 共存の場合は如何だろう、常に相手が敵になる可能性がある。軍事力は必要だし国家間の緊張も或る程度存在し続ける。三国鼎立とは言ってもフェザーンの力は弱い、三竦みにはならない。同盟と帝国が正面から睨みあう形だ。まあ片手で握手、片手で握り拳だ。握り拳の存在を忘れなければ平和は続くだろう。 「統一の方が人類にとっては良かったのでしょうか?」 ヒルダ以降の統治者が弱い統治者なら権威を造りだしそれに縋ろうとしたかもしれない。その時彼らが作り出す権威はラインハルトだろうな。ラインハルトの言動、思想を絶対視したはずだ。結構息苦しい世の中になったかもしれない。それを考えれば共存も悪くないか。俺のやった事はそれほど拙くは無かったのかもしれない……。気休めにはなるな。 |
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