第十二話-ティターンズのジャマイカンは今回の戦果に激怒した。アーガマを逃がしてしまったが、 カタパルトや主砲に深刻なダメージを与える事に成功していたが・・・・ジェリドが粘れば、アーガマ撃沈できたのに失敗。
全部、じぇりどが悪いんだい!しかも搭乗機のジムUをスクラップにして持って帰ってきている。
ジャマイカンの面子をつぶした形になるので、ジェリドの待遇が悪化する事が予想されますぞ。
アーガマの方では、ジェリドのおかげでカミーユの母親が生存しているので、カミーユを生存させるためにガンダムに無骨な装甲つけたりして頑張っていて微笑ましかった。
でも、カミーユは恥ずかしい。
母親が息子を生存させるために、無茶いってガンダムに追加装甲つけているから、周りから弄られてゆんやっー! -
「そう怒んなよ。でも本当にヒルダ中尉が発案したんだぜ」
母の名にカミーユが思わずぎょっとしてアストナージを見ると、その満面のしたり顔にカミーユの苛立ちは最高潮にまで達した。しかし、予想外に母の名前が出たことで詳しく聞いてみる気になり、アストナージの鼻づらに正拳を入れるのはしばしやめにした。
「どういうことだよ」
「聞きたいか!こいつは取り外し可能な追加複合装甲だ。本来マークUは軽量化して高い運動性能と機動性を引き出したマシーンだそうだから、重量の増加は好ましくない。ただ今回の事でヒルダ中尉が言いだして聞かなくてな。まぁ設計もしっかりしてたし、改良すればジムUにも使える代物だ。ただの装甲だから単価も安い。上も了承して試作装甲をさっそくこしらえたってわけさ」
ニヤニヤと笑いながら説明するアストナージに対する怒りより、自分を心配する親心から追加装甲をこしらえた母に対する恥ずかしさが勝り、カミーユは思わず耳まで真っ赤になった。
(´・ω・`)全部、ジェリドのおかげだね!
へんたいにーとさんが、帰ってきたよ!
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