第36話 ベリアル降臨 -原作よりもアマルガムが投入した戦力が過剰だった。
ヒイロ・ユイ参戦なしだと、完全に詰んだ無理ゲーである。
ソースケの所には、ベリアル + ラムダドライバ搭載した未確認機×3
ミスリルの基地の方は原作よりも1機多い ベヒモス4機-
第37話 イミネント2--かなめはレナードから逃げるために、量産型ぼん太くんを装備して立ち向かった。ふもっふ
でも、このままだとサガラが3機の敵ASによってボコボコにされて殺されてしまうから、サガラを助けるために、レナードに付いていく以外に選択肢がない。-
(や……やれたの?)
両手でグレネードランチャーを構えるのは宗介が開発した量産型ボン太くん。
その中にはかなめが入って居た。
同級生とする喧嘩などとは違う殺し合いの戦闘。
体が震え、口から息を大きく吸う。
額がら滲み出る汗。
狭いキグルミの中でサムはかなめの後頭部へ抱き付いて居た。
『ふもっふ』
(これなら少しは逃げれるかも)
ボン太くんを装備したかなめは生き延びる為に走った。
残りは2機。
消えたアラストルの反応を辿ってかなめの元へ別れた2機が集まって来る。
高性能のパワードスーツを装備してるとは言え戦闘経験皆無の彼女が勝てる相手ではない。
弾数の少ないグレネードランチャーを抱えて走る先からアラストルの影が見える。
銃口を向けてトリガーを引こうとするが敵の方が攻撃が早い。
腕の機関銃が強烈な閃光を吐き出し襖が吹き飛ぶ。
捕らえるように登録されたかなめではなく量産型ボン太くんとして認識するアラストルは容赦なく殺しに行く。
(´・ω・`)てっきり入った民家の先に、家を荒らされて激怒している最強の用務員さんがいて、チェンソーでアラストルをバラバラにすると思ったら、ボン太君だった
第38話 砕け散る石弓-ラムダドライバ搭載した未確認機×3のコンビネーションが凄すぎて、ソースケは一方的に追い詰められて大破寸前だった。
お互いがお互いに、支援しているので、全く隙がない。
1機を無理に破壊しようとすれば、その次の瞬間にはソースケが死んでいるから、絶望的過ぎた。
しかも、千鳥が誘拐され済み -
『いいえ。あの3機は部分的に見た性能だけは強力です。他と比べても特化してます』
サビーナは相手の目を潰す。
目を潰した上でレーダーの範囲外からカスパーの超長距離狙撃が敵を狙い打つ。
ラムダドライバの防壁を貫けるリーの存在は意識せざるを得ない。
強力な大型ガトリング砲を装備して後方支援に廻るサビーナを落とすにはリーを突破しなくてはならないし、カスパーを見つけるにはサビーナを落とさなくては困難だ。
リーと1対1で戦うにもラムダドライバの使い方を熟知してるせいで射撃戦では倒す事は出来ない。
接近戦でも相手に分がある。
その上、他の2機を意識しながら戦うのはかなりの負担だ。
心に居ます』
『軍曹殿はそのトライアングルの中
「なら1機落とせば!!」
(´・ω・`)団結・努力・勝利という事なのだ。
第39話 掴め、活路を!!ーミスリルは壊滅し、見事なまでに完敗したソースケ達。
このままだと三秒もラムダ・ドライバ稼働できないM9やボロボロのガンダムで戦わないといけないので、ソ連にいるウィスパードを強奪し、彼女に修理してもらうしかなかった。 ーー
「
立てた所で出来る事は限られてる。やれる事があるならすぐに動くべきだ。捕らえられて居る女も、かなめも、いつまでも生きてるとは思えない。使い道がなくなれば捨てられるだけだ」
ヒイロの言葉には何処か説得力があった。
けれども宗介がその理由を知る術はない。
工作員として、ガンダムのパイロットとして訓練されて来たヒイロだが、その過程で自分よりも能力が劣る人間は淘汰された。
その先の結末は死。
要らなくなった部品を捨てる様に。
最後の1人になるまで戦い続け、最後の1人になっても戦い続けた。
故にヒイロにはわかる。
道具として使われた人間の末路を。
見る事すらおぞましい死の瞬間。
その為には自分の心を殺さなくてはならなかった。
「わかった。今回だけはお前の作戦に乗る」
「決まりだな。行くのは簡単だ。後は脱出経路の確保」
「なら帰りはアタシが向かえに行ってやる。その代わりミスは許されない」
鋭い目で睨むレイス。
空気が一瞬で凍り付く。
ハンターは息を呑んで背中に冷たい汗を流すしか出来ない。
けれども宗介とヒイロは互いに強い眼差しで彼女に声を返した。
「当然だ。俺はスペシャリストだ」
「当然だ。俺はガンダムのパイロットだ」
(´・ω・`)完全に二人は最強タッグでそうろう
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