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Fate/EXTRA 【1】-【5】  
Fate/EXTRA ava
ブログ】【作者後ろに敵が

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4i:i:i:i:i:i:(_∧ノノi:i//川|川ハムi:i:iムノー‐'7⌒7i:i:i:i:i:i:i:i:i:iムi:ム
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はくのん(´・ω・`)よく考えたら、主人公の事、セイバー以外のクラス名でしか呼んでない・・・寂しい。グスン

主人公(´・ω・`)敵に情報を与えないために、真をはくのんちゃんに教えてない(どーん!

言峰きれい(´・ω・`)おや?はくのん、それが君の強さなのか?
それはセイバーに依存しているだけではないかね?


はくのん
(´・ω・`)!!!

言峰きれい(´・ω・`)君はサーヴァントとの共存を目指すマスターだと思っていたが、どうやら弱いマスターだったらしい。

はくのん(´・ω・`)せ、セイバーがいればいいし。
セイバーに全部任せたら楽だし。
セイバーなら全部何とか解決するし。
もっとセイバーと会話したいから、聖杯戦争なんて早く終わって欲しい。
願望機何に使おう・・・あ、セイバーがいれば全部解決だよね。

ヤ    ン    デ    レ ル  ー ト 

   



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Fate/EXTRA ava 【五回戦目】    作:後ろに敵が SSS     2014年07月29日( 

一日目 ^^次の対戦相手は遠坂凛。
超強敵である。
凛のサーヴァントは、ランサーで速度が凄いため、まともに戦うと主人公さんは速度押しで倒されちゃうぞ。
  ^
「ふ……ッ、ぐっ……」

――ただし、セイバーが慣れ相手が慣れるまで戦いが長引けば、なのだが。
押し、負けてる。ランサーの圧倒的な攻撃速度に防御の速度が間に合っていない。

「くそ……っ!」

セイバーが、悪態をつく。――それは、当然かも知れない。やはりここで押されている原因は前回圧倒的に感じた地力の差。
ステータスという崩すことができない差はやはり大きい。
そして、それでもなんとか相手についていけているのはセイバーの実力のおかげだろう。セイバーの生前鍛え上げた槍術、それだけが今私たちが相手に互角とも言える戦いをすることができている理由だ。

「お前本当にランサーか?ランサーって感じの速さじゃないだろうに!」
(´・ω・`)凛はランサーをサーヴァントにしちゃったのか・・・・(ランサー=不幸な奴

二日目-凛とハクノンは、一緒に食事を取って会話する機会を設けた。
お互いに戦争で殺し合う標的同士なのだが、サーヴァント同士も会話してゆっくりしている。
どうせ、ハクノンは主人公の真名すら知らないから、凛と情報戦になっても不利にはならない。
既に凛のランサーの真名や能力すら、主人公は原作知識で知っているから、情報戦やる必要すらない。

でも、ハクノンは凛と会話して気付いた。
未だに主人公をセイバーというクラス名でしか呼んでおらず、真名も何も知らないなぁーと。 
--
名前を呼ぶことが、出来ない。セイバーのことを呼ぼうとした時に口から出るのは、出すことができるのはその名前、クラス名だけだ。

「マスター?行かないのか?」

「え!?うん、行くよ、今行く」

少し歩みが遅くなった私に向かってセイバーが先を急かす。その言葉からも、イラつきを感じて仕方がない。実際に、そんなことがあろうとなかろうと、そう感じてしまっている。

――遠い。

なんだかとてもとても、違う場所にいるみたいだ。凛よりもレオよりも桜よりもずっと、ずっと。

――遠く離れている気分だ
(´・ω・`)初々しいラブコメですな(ニヤニヤ

三日目-セイバーが、自分の名前を言わないのは、英霊に憑依したオリ主だからだ。
英霊とも違う、憑依前の自分の名前をいうのも可笑しい。
故に教えられる名前なんてなかった。
--
――その名前が、『私』の名前だからだ。

俺でも『俺』でもない、この肉体を持ち世界を駆けた英雄の名前だから。

俺は、英雄じゃない。たとえサーヴァントであろうとも、英雄の肉体を持とうとも、『俺』の意識が入った時点で俺は英雄とは違う存在になったんだと思う。だから、名乗れないのだ。『私』の名前も『俺』の名前も。だって、俺は俺なのだから。

そして俺は気づかない。この理由がただの言い訳でしかないことに。
マスターの内心に。

俺が、気づくことはなかった。
(´・ω・`)はくのんに名前を付けてもらえばいいんじゃよ。

四日目--はくのんの精神状態がゆんやー!
どんどん自信を失って、暗黒面に落ちかけている。
凛戦でお互いに協力しないと勝てないだけにこれは辛い
 -
――セイバーは、強い。

そうだ、セイバーは強いんだ。私のセイバーはステータスに左右されない強さを持った英雄で、本人はかなり弱い方だと言うけれど私からすれば間違いなく最善にして最優のサーヴァントなのだ。なのに、私がほころびになってしまっている。セイバーの、邪魔になってしまっている。――セイバーは、強いはずなのに。凛のサーヴァントにだって負けるはずはないのに。

その傍に私がいなかったとしても。

「さて、取り敢えず第二層の探索でも始めるか。トリガーの取得はまだ出来ないだろうけど場所ぐらい把握しておくべきだしな」

(´・ω・`)自暴自棄になりかけて、はくのん大変だ


5――少女の歯車は狂いだし-言峰キレイとの会話で、ハクノンがセイバーに依存している事を指摘されてしまった。
言峰はハクノンの苦悩を見ながら愉悦。
ハクノンは弱いマスターだという事を教えてあげて、心をズサズサ傷つけまくった。
  -
一旦呼吸を、挟む。

――やめろ、と心が叫んだ。

理由も理屈もわからないけれど、やめてくれと叫ぶ。声に出ない叫びを超えて、言峰は言葉を――

「――それは、覚悟ではないだろう」

―――――――――――――――は?

今、こいつは何といった?覚悟、じゃないだと?ふざけるな、私のこれが覚悟じゃなくてなんだと――

「――依存」

ごつん、と音がした。私の頭から発せられたその音はバットで殴られたかのような衝撃を伴い私の頭を、全身を襲う。そくりと走る悪寒とそれによる全身の麻痺は、私の体を、心を、感情を停止させるには十分な衝撃であり衝動だった。
それは、言峰のただ一言から生まれた衝撃。心が、揺れる。揺れて揺れて引き裂かれそうなぐらいに。

「マスター!おい、どうしたんだ!」
(´・ω・`)私にはわかる。
心を傷つけられた後に、強く復活するフラグ


六日目-ハクノンがどんどん主人公に依存しちゃった。このヤーンデレ娘どうしよう。
全てセイバーに任せていればなんとかなるって感じに依存しすぎて、自分の考えを持っていない。

このまま優勝すれば・・・明らかにハクノンは、セイバーとずっと一緒にいる事を願望機に願っちゃう。
-
――セイバーがいなくなったら、どうしよう。

前は、少し考えていたことだが今はそんなこと考えはしない。だってセイバーがきっと何とかしてくれるから。終わるのは不安だけど、それでもきっとセイバーが何とかしてくれる。あ、でもこの戦争は確か万能の願望器をとりあってるんだっけ?なら、セイバーに頼らなくても簡単なことかもしれない。聖杯、とやらに願えば多分一発。

そう考えると、戦争が終わるのはむしろ喜ばしいのかもしれない。うん、戦ってるとあまりセイバーと話すこともないし……

「あーあ、はやく戦争終わらないかな」

セイバーに聞こえないぐらいの声で、呟いた。
(´・ω・`)

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