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螺旋の中で　【現実→FFX】　【五章　アルベト同盟】	Arcadia 作者：お蔵之助	ＳＳ	5話	2009/07/26
5−1 --　キノックは、精鋭部隊、アカギ隊候補生を古の兵器ヴェグナガンの調査へと向かわせた。 死亡してもミヘンセッションの戦死者として誤魔化せるからだ。 だが結果は何の意味もなく、機密保持のためにアカギ隊候補生の生存者皆殺しを命じるだけという徒労である。 主人公はそれを利用して、生存したアカギ隊候補生を仲間に引き入れようとしている。 目的のために戦力が少しでも欲しい。　　-- 『どうした、そんなに焦って。お前の名前はシューインだったか？　もしそうなら俺の言った名前をお前は認めたことになり、違うのならばその身体の持ち主は気高き祈り子かもしれぬ存在に対し、背信行為を行ったとして裁かれるわけだ』 （´・ω・｀）悪役としか思えない登場の仕方だ。 　5−2--アカギ隊候補生に主人公はシンを倒すための協力をお願いした。 所持している情報も開示し、彼らをユウナの協力にするべく頑張っている。 その一方で、ミュヘンミッションでシンを倒せそうな勢いを見せたので、シーモアに最大の障害物だと認識されていて死亡フラグが立っていた。　- 　認めよう。アレは、シンと相対せし異形の神は、最大の障害足りえる存在だと。 　同時に思う。禍々しく醜悪ながらも、何と輝かしいのだろう。 　伝承がその通りで、絶対の死であるシンを本当に滅ぼせるのならば、私のやり方以上の安らぎが…… （´・ω・｀）死亡フラグばっかりだ。 　5−3 -主人公は1000年前の真実を告げた。 ザナルカンドとベベルが対立して大戦争を起こし、ザナルカンドが滅亡の間際に支配者エボンがシンを生みだした事である。 スピラは永久に続く停滞のために調律されているのだ。 今のエボンは、機械を扱うベベルが支配している！ 主人公は少しでもシンを打倒できる可能性を上げるために、アルベトのホームへと運んでもらう事になった。 　-- 　『量産が容易な重火器を扱うベベルは、一体一体は強力な力を持つけれど数の少ない召喚獣に頼り切ったエボンを押しのけ、滅ぼしわけだ。このことは当然僧兵に広まっていないし、老師クラスの者でなければ知りえない。故に現総老師マイカ、それに列なるキノックやシーモア、あと……ロンゾの老師は真実を秘匿しエボン寺院を取り仕切っていることになる』 　視線を下げつつも、舵を誤らず確りとっているギップルはさすがといえよう。 『アルベドが老師の席を持っていないのは、機械を偶々好んで使っていたから。それと、吸収したエボンの教えなる機械禁止を教義にする上で、禁忌の象徴にされたからだろう』 「俺達は、シンが復活する口実にされたわけだな。アルベドが機械を使うから罪は償われないって具合によ」 （´・ω・｀）ゲームやっていた頃の知識がほとんどないけど、こうやって説明してくれてありがたいなぁって思う。 　5−4　-アルベトの族長シドに会う事に成功した。 機械の力でシンを打倒するために、飛空挺の沈没地点を教えて、原作よりも戦力を充実させようとしている。 アルベト族も自分達で打倒できるならと、乗り気だ。　-- 　5−5　--主人公は族長シドに疑われていた。 ミヘンミッシュンでシン相手に対等に戦えていたと思われているので、エボンの息のかかった祈り子なんじゃないかなと。 主人公は少しでも信用してもらうために、持っている情報は洗いざらい話す気だった。　-

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