2018/5/21
ファイナルファンタジータクティクス大全
https://ffdic.wikiwiki.jp/書籍/【ファイナルファンタジータクティクス大全】
FFTの攻略本。その黒い装丁から通称「黒本」と呼ばれている。
またはこれこそが幻の書「ゲルモニーク聖典」とも…。
攻略本において「誤植、誤情報の代名詞」として挙げられることが多い。(後述)
エルムドア関連の誤情報に踊らされた被害者はかなり多かった。
有名かつ酷い決定的な誤りとして以下の二つが有名。
〜一つ目〜
台詞集におけるフランソワのとある台詞。
正「それはね、ヒ・ミ・ツ」
誤「それはね、ヒ・ミ・ツ。えへへ、下着つけるの忘れちゃった!」
意図がまったく分からない。
一定の確率でセリフが変わるのかと思ってヘルプメッセージをひたすら開き続けたのもいい思い出。
開発資料を貰って丸写ししただけの可能性あり。その場合おそらく倫理的な事情でマスター版では後半のセリフだけ削除されたのだろう。
通常プレイでは絶対に拝めない、敵としてのメリアドールのセリフ「マントは背後からの攻撃を防いでくれたりもする。」も載っているため、開発資料をそのまま載せたというのはほぼ間違いのないところ。
これに関しては黒本はむしろ「被害者」かもしれない。まあ普通に考えてカットされるであろう(載せない方がいい)セリフであることは分かるとは思うが・・・。
〜二つ目〜
FFT最大のレアアイテムともいえる源氏シリーズ所持者のエルムドアから
「小数点以下の確率で盗むことが可能」と書いてある点。
エルムドアは時々メンテナンスをつけていない時もあるものの、実際には
ジョブ特性で装備への干渉をシャットダウンしているため、絶対に盗めない。
この表記に踊らされて延々エルムドアの周りをうろうろした者は少なくない。
多少蛇足じみているが、ゲームカタログやWikipediaでも取り上げられている。
電撃プレイステーションの攻略本に「小数点以下〜」の記述がされてた。
まんまパクったんだろうか。あんなのパクったらロクな目にあわんぞ。
電プレに関しては発売当時の攻略記事でも、そのことをモロに書いてたりする。
この本の酷さがFF6におけるSQUARE自身の攻略本発行、
さらにアルティマニアへとつながるという意見もある。
ちなみに海外版ならばアークナイトからメンテナンスが除去されているため、
レベルにもよるが5〜20%位の成功率で盗めるようになっている。
なお発行はファミ通である。
大丈夫、ファミ通の攻略本だよ。
擁護するつもりはないのだが、この黒本製作に携わったスタッフの意見の食い違い
によるものとも思える。攻略を執筆した本田氏はまず盗めないと断言している。
用語集の正宗の項を書いた清水氏もまず盗めないとはっきり断言している。
とここまで書いて見たがやっぱり誤情報で周囲の人達に迷惑を懸けた
黒本及びスタッフ編集がやっぱり悪いのだろう。
「まず」が付くなら、「盗める可能性は0」って意味にもならないから、「小数点以下の〜」を否定する効果は全く無いのよ。
その用語集の源氏装備の欄には「エルムドア専用装備なので絶対に盗めない」という趣旨の記述があったような。
上にも書いてあるが「誤植」レベルではなく普通に間違っている「誤情報」が
掲載されているのが一番の問題だと思うのだが。本来「誤植」とは表記の誤りの事で、
内容の間違いを指す言葉ではないわけだがエルムドアの件とか明らかに表記ミスとか
そんなレベルのミスじゃない。
★★★
★(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)先生ぇー!なんか、FFTが話題になっているぞー!
かなり前の作品なのにー!
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†(´・ω・`)うむ、それだけ面白かった証じゃな?
わしなんて、やった事もないのに、この本を持ってるぞい
ーー
★(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)……えと、その本読んで、どう思いました?
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†(´・ω・`)……しっかりとした本じゃなぁ……と、今まで思って読んでた……
ーー
★(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)というか……先生……
以前もFFシリーズの設定資料本見て、それにツッコミいれて楽しんでたでしょ……?
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†(´・ω・`)資料はやばい感じに、適当な方が面白いぞい
内容は可笑しいのに、挿絵のクオリティが高かったりする。
ーー
★(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)そんな楽しみ方を追求するなぁー!?
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5 件のコメント :
まあ致命的な間違いもあるけど、ファミ通アンチがこぞって叩いてるという一面も一応考慮しておいた方がいいかもね。
返信削除(´・ω・`)ネタ的には美味しいから、ワンチャンスじゃな
削除ファミ通の肩持つわけじゃないけど
返信削除システム上盗めないように見えてもゲーム制作側からの情報で盗めるって言われたら、そういう裏技をわざと仕込んだかもしれないと思うんじゃないかな。
昔のゲーム雑誌の製作体制とか見ると子供のおもちゃがらみの雑誌に金も人も割けるかって発想だったんだろうね。今もあんま変わらんか。
返信削除出版社内で余った人材の有効活用…
悪く言えばバブル前後の過剰人員のゴミ捨て場がルーツ
PCゲーム雑誌・ゲーム雑誌・PC雑誌と三人四脚の歴史なのだ
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