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ダンガンロンパ クロス作品【1】-【6】 
私が希望ヶ峰学園から出られないのはモノクマが悪い!
 (私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い
!)
 
【第1章】 イキキル 後編その2 再調査したけど間違えた推理のまま学級裁判 】

ブログ】 作者 みかづき

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(´・ω・`)

智子(´・ω・`)超高校級の探偵に説教されたし、事件を再調査してみた!
恐らく、やっぱり!
犯人は主人公(苗木)!
証拠品を焼却炉に入れて焼いたに違いない!
割れた水晶玉?これ事件になんか関係あるの?
焼却炉に行くための鉄格子が開いていたのは、きっとデブ(山田)が閉め忘れたせいだよね?

超高校級の探偵(´・ω・`)駄目だ・・・こいつ・・・犯人を決めつけたまま、他の可能性を全く考えてない。

ものくま(´・ω・`)楽しい楽しい学級裁判はじまるー
智子・・・あれ?誰だっけ?
オマエが影が薄いから本気で忘れちゃったじゃねーか!
誰なんだよ、オマエは!?
一体何者なんだよぉオオオオオオオオ!?

智子(´・ω・`)ふざけんな!逆切れしやがって!

桑田(´・ω・`)とりあえず犯人は苗木って事でいいよな。


霧切響子(´・ω・`)このままじゃ全員死ぬわ!苗木君の無実を証明してみせる!

桑田(´・ω・`)!?ちくしょう!このままだと俺が死刑にされる!

霧切響子(´・ω・`)苗木君が無罪の根拠の一つは、あれほど乱闘した場所なのに、綺麗さっぱり掃除されていた事よ!
テープクリーナーで髪すら犯人は掃除していた!
これは苗木が犯人じゃ説明がつかないわ!


智子(´・ω・`)ふ、残念だよ。エセ探偵君

霧切響子(´・ω・`)と言いたいけど、それだけじゃ苗木君の無罪証明にはならない。
でもね、苗木君の部屋のシャワールームのドアが開かなかった事に最大のヒントがあるの。
みんなは鍵がかかっていると思い込んでいたけど、実は建付が悪かっただけ!
犯人は鍵がかかっていると勘違いしてドアを破壊したのよ!
証明できるわよね?

ものくま(´・ω・`)はい、そのとーりでございます!!
でも、“超高校級の幸運”であるはずの苗木君の部屋だけ、建付けが悪いなんて…
何が“幸運”だよ!!超高校級の“不運”じゃねーか!オラオラオラオラァアア――ッ!!



みんな(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)推理した結果。
黒木が一番怪しい!
犯行に使われた包丁を持ち出せたのは、死んだ舞園と黒木だけ!
なら黒木が犯人だ

黒木智子(´・ω・`)そんなー
包丁持ち出したの舞園さんだし、私親友だったし。


みんな(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)嘘言うなカス。
この人殺し!


ものくま(´・ω・`)グダグダになったら、議論タイム終了して投票タイムにするからーせいぜい頑張ればー?

みんな(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)議論の結果。
舞園さんは呼び出した人間を包丁で刺して殺そうとしていた事がわかった。
そんで返り討ちにあって舞園さんは死んだんだ。


黒木智子(´・ω・`)あの女、私のことを殺そうとしていたのかぁあああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!
親友だと思ったのにうわ!怖!
じゃ、真犯人誰なの?


霧切響子(´・ω・`) ”11037Wのダイイングメッセージが最大のヒントになるわ。

黒木智子(´・ω・`)・・・・ボッチ生活していたおかげで溶けた。
 ”11037W=レオン
犯人はレオン?

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 私が希望ヶ峰学園から出られないのはモノクマが悪い! 
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 【第1章】 【Cイキキル 後編 トモコの推理は破綻している! 】
  作:みかづき Z 1-2話  

   第1章・イキキル 後編B^^智子は再調査しまくって、事件の証拠品を悉く、証拠品だと思わずに見逃して苗木を犯人だと思い込んだまま学級裁判に挑む事になった。

超高校級の野球選手が犯人な証拠である水晶玉(一億円)の破片を見ても、持ち主の占い師に個人的に恨みがあるから「ざまぁ」としか思ってない。
この水晶玉使って、鉄格子のスイッチを押して、焼却炉に証拠品となる血まみれの制服を焼いたなんて思ってなかったアル。
  ^
ま、まあ…推理は完璧だし…証拠品を見なくても…まあ、多少はね?」


私はそう自分に言い聞かせて、メモ帳をポケットにしまった。

 

        『智ちゃんファイル』

○ 厨房の包丁(直接の凶器。舞園さんが持ち出した…と推理)
○ 模擬刀(苗木の部屋にあったもの。犯人が反撃のために使用した…と推理)
○ ペーパークリーナー(犯人が使用した…と推理)
○ ネームプレート(舞園さんと苗木誠の部屋のものが取替えられていた)
○ 焼却炉の衣服の燃え残り(犯人の所持品で当日着用していた…と推理)
○ 火がついたままの焼却炉(山田君、火事になったらどうするつもりだ!)
○ 割れた水晶玉(いい気味だ)
○ ダイイングメッセージ“11037”(110…だろ常考)
○ 工具セット(見てはいないが、きっと使用済…のはず)
(´・ω・`)もう駄目だ、この娘
 
第1章・イキキル 後編C--トモコは学級裁判の前に超高校生級の野球球児と会話した。
彼は外に出たら元の高校に戻って、かつての喧嘩別れした仲間達と一緒に甲子園を目指そうと思うほどに、トモコとの会話で善良になっていた。

でも、この人が殺人犯なのよね。
-
「あんだけ調子に乗って、あんだけ喧嘩して、悪口言いながら退部した俺を
あいつらが…昔のチームメートが簡単に許してくれるとは思えねーけどさ。
俺、土下座して謝るわ。もう一度、ここで野球をさせてくださいって。
それでもダメなら、ボウズにして、玉拾いからやり直してもいい。
俺は…もう一度、あいつらと野球がしたいんだ。
今度は自分勝手にならずに、本当の“チーム”ってやつになって…
あいつらと一緒に甲子園を目指したいんだ」


その言葉から彼がチームメートとどんな関係だったか想像することができた。
以前の彼は、自分の才能に溺れ、チームメイトを見下し、野球を舐めていたのだろう。
だが、今の桑田君は違う。
今の彼は、心の底から野球がしたいのだ。それが伝わってくる。


「そういえば、俺が野球をやろうと思ったきっかけは、甲子園で投げるエースを見て
“スゲーかっけー”とか、そんな理由からだったんだよね。
ハハハ、どうしてこんなダサい奴になっちまったんだよ、
何やってるんだよ、俺は。
でもさ…本当に、本当に今さらだけど。
あいつらともう一度、甲子園を目指せば、戻れかもしれないって思うんだ。
本当に野球が好きだったあの頃に。
なれるかもしれないんだ…俺が憧れた甲子園のエースみたいに。
俺がもう一度、本気で野球に打ち込めば、
誰かに希望を与えることができるかもしれない。
舞園が…アイツがアイドルとしてファンに希望を与えたように。
俺も野球で活躍することで誰かの希望になれるかもしれない…なんてさ。
アイツの代わりに誰かの希望になることができるなら…

もし、それができれば…きっと、きっとアイツも俺のことを――――」

 

突如、ハッとした顔をして桑田君は言葉を止めた。


「ハ、ハハハ…」


額に汗を掻きながら、桑田君はぎこちなく笑う。


「いや〜〜何言っちゃってんの、俺!?いや、マジ恥ずかしいんだけど…」
(´・ω・`)もこっち、まじ良い奴。
最初の殺人事件は正当防衛のようなものだし、桑田にも同情する余地あるよね。


第1回学級裁判 前編ー苗木の無罪は超高校生級の探偵の手で証明された。
そして、みんなが議論した結果、犯行に使われた包丁持ち出せるの舞園と黒木しかいないから。
黒木ちゃんが犯人という方向で話が進んでしまう。

黒木は自分が犯人じゃないと知っているが、どうすればいいか分からない。
頭よくないもん
  ー
“人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し”
“人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し”
“人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し” “人殺し”


それはきっと幻聴だろう。
だが、私にははっきりと聞こえる。
かつて私が言った言葉が。
苗木君に言った言葉が。
因果は巡り巡り、そしてその言葉は私に返ってきたのだ。


「ち、違う。わ、私は犯人なんかじゃない!舞園さんを殺してなんかいない!」


それでも…それでも私は叫ぶ。
私は知っている。

私が舞園さんを殺していないのは私が知っている。
私が舞園さんを殺していないのは舞園さんが知っている。

殺された彼女のためにも、私は叫ぶ。叫び続ける。


「プププププ、プギィヒヒヒッヒヒャヒャヒャヒャヒャ〜〜〜〜」


私の姿を見てモノクマは笑い、嗤う。
本当におかしそうに。本当に楽しそうに。

「わ、私は――――」


その時だった。


グニャ〜〜〜〜〜〜〜

「―――!?」


意識を失う前のあの感覚だった。
目の前の景色がグルグルと廻っていく。


(だ、ダメだ…!ここで意識を失っては)

それでは、クロが勝ってしまう。
私だけではなく、クラスメイトみんなが殺されてしまう。
だ、だから、私が…

その間にも世界は解けた飴細工のようにドロドロと溶け、混ざり合う…。
ぐるぐるぐるぐると、ドロドロドロドロドロドロドロと――


(ま、舞園さん…盾子ちゃん)

二人の笑顔を解けた世界に映り、すぐに消えた。


(ゴメンね。二人の仇、取れそうにないや…)


いよいよ意識が消えていくのを感じる。
きっとこれが最後になるであろう映像が解けた世界に映し出される。
それは、彼の…苗木君の悲しそうな顔だった。

(ゴメンね、苗木君。私はバカだから…同じ立場になってやっとわかったよ。
君はどんなに苦しかったのか、悔しかったのか、ようやく…わかったよ)


舞園さんを殺されただけではなく、犯人扱いされて、彼はどんなに苦しかったのだろうか。
私はその彼にどんな酷いことを言ってしまったのか、ようやくわかった。
本当は直接謝りたかったなぁ…でも、もう意識が…。
だから、ゴメン…今、ここで…言わせて…下さい。


――――ゴメンなさい。苗木君、本当にゴメンなさい。
(´・ω・`)犯人知っている状態だと、桑田君が超怪しいと分かるから、笑ったわ。

第1回学級裁判 中編A^^智子が舞園さんのダイイングメッセージを解いちゃった。
ここでまさかの名推理
 ^
お、また何かし始めたぞ…)

こやつ…あまりに暇なのか、地面に絵を書き始めたようだ。
ああ、よくやるよねこれ…ってそんなことやる余裕があるなら今の私と入れ替わって欲しい。
ん、なんだ?今度は文字かな?
ひらがな、漢字、数字、アルファベット。
それらを何も見ないで書くことにチャレンジし始めたようで、後ろ手で書き始めた。
ああ、そうだった。
私は後ろ手で見ずに完璧に文字をかくことができるのだ。それもかなり高速に!
まあ、それだけこんな無駄なことをやっていたことを意味するのだけどね…。
一見、漢字の方が難しそうだけど、意外にアルファベットの方が書きにくいんだよね。
そういえば…舞園さんも後ろ手で壁にあの数字を書いたんだよな。
でもなんで数字だったんだろう?

ダイイグメッセージといえば、犯人の名前だよね?なら普通は漢字かひらがなかアルファ…。

その時、私に電流が奔った。
後ろ手で書いたなら、あれは「 11037」ではなく「73011」と書きたかったのではないか。
それに…そもそもこれは本当に数字を書いたのだろうか?

もしアルファベットを書こうとしたなら…


   7→L 3→E 0 → O  11はもしかしたらNなのでは?


「LEON。逆さまにしてアルファベットに直したら…レオン?」


誰だ…?ハリウッドの俳優の誰かかな?
舞園さんは、ハリウッドにも進出を考えていて、そのマネージャーの名前とか?

(え…!?)

いつの間にか、私は独り言を口に出していたようだ。
それを皆に聞かれてしまったらしい。
だが、その光景を見て私はぎょっとした。


全員がじっと私を見ていた。真剣な表情で私のことを見つめていた。
(´・ω・`)ボッチであるが故に、気づくことができた。
超高校級の喪女の鏡なり


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