第三章 第01話 勇侠青春謳ースザクからTV局に郵送しまくったスキャンダル動画を『ディートハルト・リート』がエリア11のTV放送で流しまくった
スザクの父親があえて日本を残すために、ブリタニアに降伏する道を選んだのに、ブリタニア軍がやった事は麻薬リフレインを流すという行いだったので、それを大公開☆
ブリタニアが国家ぐるみで麻薬の密売をやり、名誉ブリタニア人がその現場を見たら、口封じついでに全責任を押しつけて処刑しちゃうような国だって事を訴えまくり、国を揺るがしそうな一大ニュースだったのである。
『ディートハルト・リート』は特ダネなら何でも流しちゃうのだぁっー!。
ナナリーは、ブリタニア皇帝にとっても激怒しているので、その勢いで宣戦布告。
エリア11にいるイレブン達の支持を取りつけるための演説を行っていたから、ルルーシュは焦った。
宣戦布告はともかく、麻薬密売の方は全エリアに波及して、抵抗活動や治安が悪化する恐れがある。 ーー
『皆さん、一緒に考えてみて下さい。
私は確かに『枢木ゲンブ』の息子ですが、ただそれだけです。
言ってみれば、過去の名声に過ぎず、その名声も父のモノ。私はただのおまけに過ぎません。
今年で歳は18歳。ブリタニア軍へ入隊して、3年目。
最近、ようやく伍長に出世しましたが、歴としたブリタニア人から見れば、出世コースから大きく外れた補給基地の下士官です。
その単なる一下士官がこれだけ大量のリフレインを密売する事が出来ると思いますか?
不可能です。密売するどころか、仕入れる事すらも出来ません。
なにせ、名誉ブリタニア人の軍人は自分の身を守る銃ですら、厳しく管理されており、戦地へ赴いてから与えられるほどです。
訓練においても、使用する弾数が決まっており、たった一発の銃弾ですら数が合わなければ、厳しい処分を受けます。
その管理下の中、リフレインを密売するなんて、論外。以ての外です。
なら、誰がそれを行っているのか。これだけ大量のリフレインを仕入れ、軍の積み荷に紛れ込ませるとなったら、それ相応の地位が……。それこそ、将官クラスの者が何人も関わっている筈です!』
(´・ω・`)何気なく、ナナリーがその場の気分で、失敗する確率が高い武装蜂起をやっている気がしたぞ(母親と同じ脳味噌筋肉的な意味で
第三章 第02話 もう1つのアリエス宮ー ルルーシュは鬼畜な母親と和解できそうだった。
母親のマリアンヌが失明しているおかげで、以前とは違う者が見えている。
それは希望。
自分の眼で成長した子供の姿を見れるかもしれない生きる希望だった。
場をすぐ後にしたルルーシュはエリア11へと向かい、エリア11の総督のクロヴィスと、10年ぶりにチェスをやって連戦連勝して親睦を深めている。
クロヴィスを利用して、数多くの貴族を味方にするつもりだった。
エリア11には、忠臣のオレンジがいるし、守りたいナナリーもいるから、色々とやりたい事があるが・・・・オレンジは、ルルーシュが寝た切りから目覚めたニュースを聞いて、ブリタニア本国にやってきていた!
お互いに入れ違いになり、オレンジ涙目! ーー
「ルルーシュ様っ!? ルルーシュ様っ!? ルルーシュ様っ!?
ルルーシュ様ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?」
ジェレミアは駆ける。全速力で駆ける。心の奥底から次々と湧き上がってくる喜びが力を与え、持て余した喜びに吠えながら疲れ知らずに駆ける。
脇目は振らない。見据えるはただ前方のみ。何かが背後で呼びかけていたが、その声はジェレミアの耳へ届かない。とにかく、駆けて、駆けて、駆けまくる。
「このジェレミア・ゴッドバルト! 今日という日をどれだけ待ち望んだ事か!
ルルーシュ様が御快気なされたと聞き、勝手ながら推参を致しました! おめでとう御座いまあああああぁぁぁぁぁぁす!」
(´・ω・`)オレンジ君は、見ていてとても和むわ(コメディ的な意味で
コードギアス ナイトメア
第三章 第03話 10年愛-前の世界で通っていた学校で剣術大会をやらせ、ルルーシュ本人は女装した姿でVIPとして見学していた。
女装しているのは、ナナリーがルルーシュと母親を恨んでいるから、兄だと分からないようにするためである。
ルルーシュは、母親に頼まれて、マリアンヌが現役時代に使用していた愛剣をナナリーに渡さないといけないのだが、ナナリーと会って渡すのが無理ゲーなので、剣術大会の優勝商品としてナナリーに渡す作戦をやっている。
更にいい事に、この過程でアッシュフォード家が、ルルーシュの才気を認めて、ルルーシュに忠誠を近い、ミレイが将来のルルーシュのハーレムに入りそうな雰囲気だった。
ルルーシュがとっても気品があって、精神年齢が8歳児とは思えない化け物だったから、ミレイが惚れちゃった!-
(´・ω・`)これだけは断言できる。
このルルーシュ、父親と同じくハーレムコースだと。
第三章 第04話 閃光の後継者達-ナナリーは剣術大会で優勝したが、すぐにアーニャが対戦を申し込んできた。
ナナリーは本気で戦うために剣を変更し、マリアンヌの後継者達の戦いが始まろうとしている。
どっちも身体能力チート。
結果はお互いに激戦の末に、ナナリーの負け。
ナナリーは、恐ろしく強いアーニャと友達になりたいと思ったが・・・・アーニャはナナリーのことが嫌いなので拒否られた。 --
「え、ええっと……。そ、その……。だ、だから……。」
「……早くして」
「と、友達になって下さい!」
だが、学園内の大会では物足りなかったナナリーにとって、この出会いは決して見逃せなかった。
なにしろ、ナナリーとアーニャは同性、同年代の上に背丈も、体つきも一緒なら、ほぼ実力も拮抗しており、お互いに切磋琢磨をする相手としてはこの上ない存在。
アーニャの視線は口籠もる度に苛立ちを増して冷えてゆくが、お互いに剣の道を進んでいる以上、仲を深めるのは容易い筈だと、ナナリーは顔を紅く染めて照れながらも思い切って申し込んだ。
(´・ω・`)友達になって欲しい?
だがっ!断る!
第三章 第05話 閃光の影-アリスは偽ナナリーと遭遇して戦っていた。
この保安部が全く活動していない異常事態を知らせるために急ぐと・・・・なんか、5年ぶりに3歳年上の姉『サンチア』と2歳年上の姉『ルクレティア』と1歳年下の妹『ダルク』と遭遇し、歓迎されてしまった。
そこには饗主ルルーシュがいてアリスは事情がよく飲み込めない。
アリスの情報は古すぎて、饗主はVVだと思ってる。
VVなんて・・・とっくの昔にコードを奪われて、軍人としてシュナイゼルの所で働いているのによぉー! -
「な、何をしてるの! ぶ、無礼でしょう!」
「ア、アリスちゃん! きょ、饗主様の御前よ!」
「きょ、饗主様だよ! あ、新しい饗主様!」
そんなアリスに目をギョギョッと見開き、顔色を蒼白にさせる3人。
一拍の間の後、その声を潜めながらも怒鳴る3人の指摘にルルーシュが何者であるかを理解して、アリスは自分の知らない約5年間にビックリ仰天。
「も、申し訳有りません!
ご、ご無礼を! ご、ご無礼をお許し下さい!」
すぐさま跳び起きると、アリスもまたダルクの隣に列び、エリア11での生活で憶えた最大の礼『土下座』をルルーシュへ捧げた。
(´・ω・`)
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