第二章 第01話 魔王と皇帝ー寝た切りだったルルーシュが起きた事で騒動になった。
ルルーシュは父親であるブリタニア皇帝に、『ゼロレクイエム』の事を教え、ナナリーの願いのおかげで新しい生を受けてここにいる。
ルルーシュは、この世界でもナナリーを捨てた両親に激怒して悪意を向け、説教モード☆
父親の価値観を理解しているので、弱者中の弱者になってしまったルルーシュからコードを奪うという事ができず・・・というか、ブリタニア皇帝は自分の事を理解してくれる人間さんが増え、ルルーシュとブリタニア皇帝は良き競争相手になる。
ほんわかな雰囲気だった。
ルルーシュは3年以内に声望をギアスなしで得て、 シュナイゼルの対抗馬になる気でいる。
この賭けに敗北すればコードはブリタニア皇帝に譲渡、勝利すれば皇帝の椅子をゲットして、ナナリーのための優しい世界って奴を作る。 ーー
「コードを奪うつもりなら、俺が起きるのを待つまでもなく、とっくにやっていた筈だ。
しかし、お前には出来ない。
どうしてかと言えば、今の俺は弱者だからだ。指一本すら満足に動かせないほどのな。
だから、お前には出来ない。
何故なら、それがお前の矜持だからだ。
そう、お前が事ある毎に言っている『弱肉強食』だよ。
一見、弱肉強食であるからこそ、奪うべきだと考える者が多いだろうが……。それは誤りだ。
お前の価値観から見たら、何も出来ない弱者から奪う事こそ、弱者がやる事。只のこそ泥だ。
なら、お前が提言する弱肉強食とは似て非なるもの。常に強者たらんとするお前には絶対に出来ないんだよ!」
(´・ω・`)ここから和解ルートっ・・・!
(´・ω・`)ゼロレクイエムやった世界より幸せになれる人達、多くなりそうだね。
第二章 第02話 アリエスの喜劇^使用人の老夫婦は10年ぶりに目覚めたルルーシュの対応で困っていた。
普通の皇族は、使用人を人間と思わずに尊大に振舞うので、精神が子供のままのはずのルルーシュはきっと癇癪を起こす・・・と思ってたら、ルルーシュが物分かりが良くて、使用人からの評判が良かった。
更にアーニャに食事を食べさせてもらったり、キスしたりしてルルーシュはリア充。
ルルーシュのためにアーニャが介護してくれて、風呂まで一緒に入れさせてもらえる。
アーニャは4年前からルルーシュの介護を献身的にやってくれる美少女さんだったのだ!
10年前にVVの魔の手から救った事から、アーニャの中ではルルーシュは命の恩人である。 ^^
アーニャが左手を下に添えながら、スプーンをルルーシュの口元へ運ぶ。
それをナナリーの介護で行った経験は有っても、行われる側の経験が一度も無いルルーシュは慌てふためきまくり。照れ臭さに顔を真っ赤に染める。
「あーーん……。」
「い、いや……。そ、その……。」
「あーーん……。」
「だ、だから……。」
「あーーん……。」
「……あ、あーーん」
(´・ω・`)なんというリア充。アーニャと結婚ルートだわ!
第二章 第03話 過去との再会--ルルーシュは、生きている『シャーリー・フェネット』と遭遇した。
前の世界で、自分の騒動関連に巻き込んで死なせてしまった愛しい人物という事もあり、ルルーシュは感動するしかない!
だけど、このシャーリーは、ルルーシュと全く面識がないシャーリー。
ルルーシュは、この世界では自分は異邦人でしかない事を自覚し、寂しくなった。
しかも、シャーリーは別の男性に惚れており、通っている学校まで前の世界とは違う!
既にルルーシュにはアーニャという婚約者が居て、他の女と結婚しようとしたら、アーニャにボコボコにされる運命! -
「さよなら……。シャーリー……。」
こちら側から積極的に探して赴かなければ、二度と交差しなかった筈のこの世界のシャーリーとの出会い。
その運命の引き合わせに感謝しながら、ルルーシュは自室のベランダ前の庭に一人佇み、夜空に浮かぶ満月を見上げて二度目の別れを告げた。
(´・ω・`)父親のブリタニア皇帝みたいにハーレムやれば、ユフィもアーニャも幸せになれ・・・げふんげふん。
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