プロローグ -男は現実からの転生者だった。
天剣級になれる才能を持っているが・・・・臆病なのでグレンダンでは八百長試合をやりまくり、天剣の座はレイフォンに譲る気満々である。
ただ、問題があるとしたら、この世界のレイフォンが女の子だった --
それから暫くはその時の罪悪感からずっと戦っていた。孤児院の年長組はどんどん院を出て行って、仕送りをしてくれるが家族全員分の生活費をまかなえるほどではなかった。だから戦った。7歳の時初めての汚染獣戦はわんわん泣きながらやった。闇試合にも出場するようになった。お陰で家族が食うに困ることは無くなった。その代わりに自分の命が何度も危うくなったが。この時から座右の銘が、生きるためにしちゃいけないことなんてあるんですか?になっていた。
とにかく命がけで金を稼いだ。その成果として、今では汚染獣(※老生体はNO)を見ても特に恐怖心は湧かないし、闇試合で八百長なんかを頼まれれば、チキンボーイだった時代に培ったうまい負け方で負けて金貰って。
ちなみにレイフォンに一度だけ勝ちました。その後からはレイフォンが出てない大会とか狙ってちょいちょい優勝してました。
(´・ω・`)既に闇試合に出ている時点で、レイフォンより経歴が真っ黒だ。
02話 -女の子レイフォンにわざと敗北した事を女王に見破られてしまった!
主人公は興味を持たれないように、老生体と戦って死にたくないからと、詰まんない事を言ったりしたが・・・・うっかり、陛下と呼んでしまった事で興味を持たれてしまう! ---
「――――陛下にはわからないでしょう?弱い奴の気持ちなんて」
「・・・え?」
「だーかーらー、これこの前あんたが私に言った言葉よね?」
「えぇ、それが何か?」
「あら、まぁだ気づかないんだ?」
「はい、誠に恥ずかしながら」
「そっ、じゃあ教えてあげるわ、マキナ・エーベルト」
(´・ω・`)これは辛い武芸者人生が待っているに違いない。
03話 ^王宮勤めが強制的に決定してしまった。しかも、闇試合の胴元がレイフォンと対戦させてやろうと要らないお世話をやっているので最悪である。
11歳の身で、恐ろしいほどに大変な武芸者人生! ^
4話
--TSレイフォンは、ちょうど闇試合デビューしたばかりの新人さんである。
天剣以外で自分を倒せる可能性がある主人公に全力で襲いかかった! -
5話 -TSレイフォンは、主人公の事を昔から知っていた。
自分と似たような境遇の孤児院育ちであり、孤児院の皆のために武芸者やっていて、過去にレイフォンを試合で倒した事があるのだ。
ここに世界滅亡のピンチが到来している。
レイフォンが家族のために闇試合に出ない可能性が出てきたので、このままじゃ将来のレイフォン追放フラグが折れて、世界滅亡だ!--
やめてええええええええええええええ!!!!原作崩壊やめてえええええええ!!!!!!
お前さんがもしその理由で闇試合でるのやめちゃったら、俺のせいで世界が滅んじゃうかもしれないじゃん!!
いやまて。俺のせいでレイフォンがそんなこ思ったのなら、俺がレイフォンの考えをフォローしてあげればいいじゃない。
まだ修正は効くはず。さぁお前の舌先三寸に世界の命運がかかってるぞマキナ!!
(´・ω・`)世界滅亡のピンチから救うために、TSレイフォンとフラグをたてた。
これは間違いなく、一緒に追放されるフラグ。
06話
--主人公の人生は大変だ!
老生体の戦いの参戦が決定した上に、国家機密を知っていたのでズブズブと天剣達の領域へと行ってしまう事になる!
レイフォンが闇試合に出なくなりそうなので、原作を破壊しちゃった!--
・・・・・・誰?誰この人?本当にアルシェイラ・アルモニス?グレンダンの女王の?
実はカナリスさん以外にも影武者がいてその人、とかないか。ないね。
・・・レイフォンがTSするだけでこんな風に解決しちゃうわけ?マジで美少女には甘いってわけ?
肩透かし感がハンパじゃないんだけど・・・・・・
ってかだとしたら原作レイフォンが不憫すぎるだろ・・・けどまぁとりあえずこの件は一見落着――――
―――――――――してねえええええええええええええ!!!!!!!
え?つまりなに?これからグレンダン政府から孤児院に補助金出ちゃうの?マジで?!
じゃあレイフォンが闇試合に出る必要もなくなっちゃって、ガハルドに八百長をもちかけられずに
そのままぶっ倒して、それからずっとグレンダンに居るの?ヴォルフシュテインのまま?
ツェルニでメイシェンを助けることも、ニーナ隊長に小隊に勧誘されることも、フェリ先輩と共感し合うことも無く?え?っていうかレイフォンが行かなかったらツェルニ終わるじゃん。
おいマジふざけんなよ女王陛下ェ・・・俺がなんとか原作沿いにしようとくさい台詞まで吐いたのが全部無駄に―――――――
(´・ω・`)レイフォンの代わりに主人公が、原作主人公クラスの活躍しないといけないような有様だよ。
07話 -狼面衆と戦闘状態になり、主人公は覚悟を決めた。
このまま、レイフォンがツェルニに行かない場合、グレンダンの滅亡に関わるからだ。 --
08話 --狼面衆と戦闘した事で、完全に女王を誤魔化す事ができなくなった。
そのため、主人公は持っている情報を出しまくる道を選択し、リーリン・マーフェスの父親がヘルダー・ユートノールであり、リーリンが茨輪の眼を持っている事を女王に教えた。 --
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