女装。
男が、女性の衣服を着る事。
その歴史は古く、世界中にその文化がある。
古代ローマなら、若い少年を女装させて売春。
中国とエジプトの宦官(ハーレムの世話役)は、女装に近い衣服。
そんな罪深い雑学を、シルバーは思い出してしまった。
(俺……なんで、異世界に来て、女装しているんだろう。死にたい……)
今のシルバーは、幼い体に白いワンピースを身に纏い、背中から紫色の蝶の羽が生えている。
腰まで届く銀髪のせいで、女の子にしか見えない格好になっていた。
『妖精さんww可愛いwwww』
『チン●ついているのが残念しゅぎるwwwww』
『これから、ずっとそれで生活しろよwww』
(お、俺は、しょ、勝利するためにやっているんだっ……!
だから、これは正義なんだっ……!
さぁ、計画通りにやるぞ!)
空を飛ぶ。尋問したオークの情報をもとに、時間をかけて見つけ出したペロペロ会の洞窟 見張りのオークを手榴弾で3匹吹き飛ばす
ぶ「「ぶびっー!?」」」 ドカーン
『爆撃妖精さんだ』
『ちょwwwwwwこいつらの数が激減する兵器使うなよwwww』
『こいつらの数が激減したら、オッパイ党に攻め込む兵力が減るぞwww』
「う、うん、拳銃で頑張る」
ぶ「な、何が起きたブヒィ!?」 洞窟の中の豚たちが出てくる。
ぶ「ブヒィー!たまらん美少女ぶひぃぃぃ」
ぶ「こっちに降りてくるぶひぃー!ちっぱいでも、平等に愛する紳士の集団ブヒィィィ!
おじさんがペロペロして愛してあげるぶひぃー!」
『なんという下半身に正直な奴ら』
『妖精さんが、絶世の美少女に見えている件』
『この美少女、チン●生えてます!』
『さぁ、妖精さん。作戦通りに進めるのです』
「ふ、ふははははははっ!
俺はオッパイ党に雇われた暗殺者シーナ!
今日は手始めに豚を一匹屠殺した!
ペロペロ族長!一ヶ月いないに貴様の命を貰い受ける!」
『ちょwwwww手りゅう弾で吹き飛ばした豚は3匹だぞwwww』
『どんぶり役者すぎるwwwww』
『アドリブが全然出来ないだとっ……!』
ペロペロ族長「ぶ、ぶひぃぃ?
エルフ娘を独占するゲスの群れの癖に、生意気ブヒィィイ!!
お嬢さんもエルフ娘も、俺たちの共同妻にしてペロペロして更生させてやるブヒィィイ!!
覚悟して、こっちに来るブヒィー!
仲間を殺した罰として、俺の子供を産んでもらうブヒィー!」
(もうやだ、この豚)
『もう一匹殺しとこう』
『確か兵法であったな。
激怒した兵士は強いから、怒らせるような戦術は取るなって』
『さぁ!脚本通りに頑張れ!』
『妖精さん、頑張るのです!』
「な、なにがペロペロだ!
お、女の子は、ペロペロより揉まれる方がうれしいに決まっているだろ!
死んで出直して来い!この豚野郎!」
『恥ずかしそうに言ってるところがたまらん』
『この脚本考え奴が鬼畜www』
ぺろ「ブヒィィィィ!!!
それは違うブヒィィィィイ!!
ペロペロは訓練された猛者がやらないと、女の子はその心地よさに気付かないだけブヒィィィ!!
早く降りてくるブヒィィィ!!」
「ば、バァーカ!バァーカ!」
「た、たまらんブヒィィィイ!!
あの娘は恥ずかしそうにしていたブヒィィィイ!!
間違いなく、無理やり酷いことをオッパイ党の奴らに押し付けられたに違いないブヒィー!」
主人公逃げて、少し距離を取った
その後ろから、ペロペロ族長の大声が聞こえる。
ペロペロ族長「決戦の火蓋は切られたブヒィ!
今こそ、エルフィンちゃんを解放して、優しくペロペロしてあげる日になるブヒィ!
オッパイ党の奴らはカスに過ぎないブヒィっ!
女性を刺客として送りこむ性根の腐ったゴミに過ぎないブヒィー!
女の子は、優しくペロペロしまくって、心を攻略した後に。お嫁さんにすべきぶひっ!
全国のペロリストが立ち上がる日が来たブヒィー!」
「「正義は我らにあるブヒィー!」」
『エロゲーだ……』
『なんでこんな、くだらないエロネタで内紛しているんだ……こいつら』