プロット
●さすがに600匹いたら、貯金が足りないよぉ。
空にプカプカ浮きながら、途方にくれる妖精さん。
「はぁ……どうしよう。
600匹とか、無理ゲーしゅぎる」
『いや、勝てるだろ。常識的に考えて』
「え?」
『あいつら内部分裂して、仲の悪い集団が二つも出来上がっていると言っていただろう?
片方を焚きつけて抗争させれば、銃弾一発も使わずに、豚人間の数を大幅に減らせる。
……俺の考えた策、聞きたい?』
「うん」
『ペロペロ党は200匹、オッパイ党は400匹いる訳だ。
戦いは先制攻撃した方が有利だから、ペロペロ党を焚きつけて、先制攻撃させればバランスが取れる。
両者が抗争して、片方が勝利した後に、妖精さんが疲弊した豚人間を叩けば、楽に勝利できるという訳だ。
上手くいけば、100匹くらいに減るはず』
「おおっ!
俺でも何とかなるかもしれない!
ありがとう」
『俺の言う事を聞けば、勝たせてやるぜ!』
「うん、わかった!」
『よしっ!まずは、妖精さんっ!』
「?」
『女装しよう!
俺の考えた作戦、可愛い女の子が必須なんだ。
白いワンピースを着てくれたら、作戦の詳細を全部話す!』
『おまwwwwwww可愛い男の娘をみたいだけだろwwww』
『妖精さんになにいってるんだwwww』
「じょ、女装は嫌だ!」
『妖精さん!エルフ娘を助けたいんだろ!』
『はよ!女装はよ!』
「くっ……!」
『女装しても、妖精さんなら似合うから問題ない!』
『さぁ!服を脱いで四つん這いになれ!』
「さ、策を聞いてから考える!
無駄な買い物はできないっ!
話はそれからだ!」
『俺の考えた策は、漁夫の利だ』
聞かされた策。それは
(確かに、女装した法が勝率が上がる・・・・!?
豚人間は女の子が異常なくらい大好きな時点で、成功率がほぼ100%……?
こうして、俺が悩んでいる間にも、エルフ娘はエッチィ事されて苦しんでいるに違いない・・・
ど、どうすればっ……!?)
白いワンピースを購入した。
更に残金が減った。
『縞々パンツもはよ』
『スカートの下がズボンだと、ばれたら失敗するお!』
『女装するなら、パンティー履かなきゃっ・・・!』
『男の娘のパンチラで悩殺するのです!妖精さん!』
(もうやだ、こいつら……)
(´・ω・`)主人公が今まで購入したアイテムは、こっちに全部纏めた。
http://suliruku.futene.net/Z_saku_Syousetu/Tyouhen/Neltuto_tuuhan/Aitemu.html