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幕間 巨乳天使ちゃんとの新婚ラブラブ生活なのでござるっ!





第一階層は、地球と同じくらいの大きさの惑星だ。
各地で気候が変動し、常夏の地もあれば、寒い地もある。
そんな第一階層の赤道上に存在する全長100kmほどの大きな島で、触手さんと天使ちゃんは住んでいた。
浜辺が真っ白で綺麗であり、海にはサンゴ礁が広がってとても美しい。

「ここでござるかっ!ここが気持ちいいでござるかっ!
天使ちゃんの身体はとても素晴らしいでござるよっ!」

「あんっ!・・・・・・しゅごい・・・・・・ミーちゃんの触手・・・・・・しゅごいよ・・・・・・
そんなところまで・・・・・・ああ・・・・・・いい・・・・・・もう・・・・・・しゅごい・・・・・・」

天使ちゃんの可愛らしい喘ぎ声が響いていたりするが、海は透き通るような青色で美しい。
結婚してからたった10年くらいしか経過していない普通のカップルが浜辺で色々とやっているだけだ。
天使ちゃんが下着同然の格好で、その美しい肢体をツンツンと触られて心地良く感じているだけである。

「僕・・・・・・もう、ミーちゃんなしじゃ・・・・・・生きていけないよ・・・・・・ああ・・・・・・触手って気持ちいい・・・・・・んっ!」

二人っきりの空間でとてもラブラブである。
もし、モヒカン達がここにいたら、覗き見して何があったのか確認しなければならないほどのラブラブ空間だ。
天使ちゃんの声はとても扇情的で、全ての男を惹きつけるほどに妖艶である。
触手のシュルシュルという卑猥な音が鳴り響き、どうやら天使ちゃんの芸術的な美少女ボディに触れて何かをやっているようだ。

「し、しあわせすぎるよっ・・・・・・こんなにも気持ちいいなんて・・・・・・僕・・・・・・どうしたらいいか・・・・・・わかんないよ・・・・・・
ああ・・・・・・ずっと・・・・・・こうしていたいよ・・・・・・でも・・・・・・気持ち良すぎて・・・・・・頭が可笑しくなりそうだよ・・・・・・」

二人が何をやっているかと言われたら、その答えは5文字で答える事ができる。
無数の触手が、天使ちゃんの身体の周りで蠢いて、肩やお尻、胸、足、腰を・・・ マ ッ サ ー ジ しているだけなのだ。
ただ、人間とは違い、数百本の触手による同時作業なので、信じられないほどの技量を発揮でき、普通の夫婦の営みと変わらないほどのエクスタシーを感じているだけである。

「もう、らめぇっー!みーちゃんのマッサージが気持ち良すぎるよぉっ!
これ以上されたら・・・・・・大変なことになっちゃうーっ!あんっ!んっ!ああんっー!」

決して、エロい事や18禁な事はやっていないのである。
どれもこれも、触手さんのマッサージが凄すぎるのが悪いのだ。















触手さんと天使ちゃんは、結婚してから50年ほど遊び呆けている。
寿命や死なんて無いに等しい生物なので、明らかに時間の感覚が異常だった。
毎日飽きないのか疑うレベルで、デートして、マッサージして、夜には濃厚すぎて全身白濁な夫婦の営みを繰り広げている。
しかし、天使ちゃんは人間と違って妊娠する確率が0に等しいせいか、いまだに子供はいなかったが、今まで子育てはモヒカン任せに育児放棄している駄目親なので、全く問題がない。
モヒカンの中に女性のモヒカンがそれなりにいたりするのは、実は嫁との間にできた子供達を全部モヒカンの嫁にしているので、血が繋がった子孫だからだ。
子育てをモヒカン任せにするのも、親戚とか、子孫とか、そんな感じで信頼しているからでもある。
そして、今日も天使ちゃんを触手の一番上に設置して、第一階層を見まわるデートをしようとしていると、通りがかったモヒカン達が声をかけてくる。

「「「「「「「「「ヒャッハー!なんてラブラブなカップルなんだぁっー!俺達もあんなカップルになりてぇっー!」」」」」」」

男も女も全員同じ口調なので、触手さんからは女として全く認識されず、近親相姦の危険が全くなくて安全だ。

「「「「「「「「「ヒャッハハハハ!お前の何処が女なんだ・・・ユゲブッ!」」」」」」」」

「「「「「「「「「うるせぇっ!誰が男女だぁっー!ぶん殴るぞぉっー!」」」」」」」」」

こんな風に夫婦漫才をやるような感じで、男のモヒカンも、女のモヒカンもツッコミとボケをやっていて平和的だ。
ただ、たまに間違って斧や、火炎放射器でツッコミをして、夫を焼き殺す殺人事件が起こるのが玉に傷である。
今回は、女のモヒカンがダイナマイトと呼ばれる棒状の爆弾を持ちだして、火をつけて、男のモヒカン達に投げ込む所が盛大なツッコミだった。

「ヒャッハー!糞夫は全員死ねぇっー!」

「「「「「「「「「「「「「「「ぎゃああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」

数十人ほど爆弾で吹き飛んで海まで吹き飛ばされたり、土の中に埋まったり、全身が焼け焦げていたりするが、ラストダンジョンにいるモンスターなので、致命傷になっていない所が、この暴力ツッコミの原因となっている。
触手さんと天使ちゃんは、そんな光景を見せられても、お互いににこやかに笑いながら

「今日もモヒカン達は元気がいいでござるなっ!喧嘩する夫婦は仲が良いという奴でござるよ!
でも、拙者と天使ちゃんのカップルの仲の良さには叶わないでござるっ!」

「僕達は喧嘩しなくてもいいほどに仲良しだから、あまり羨ましいとは思わないかな。
・・・・・・その・・・・・・ミーちゃんの触手が凄いし・・・・・・」

触手さんが天使ちゃんの太股をシュルシュルと触手で触りまくって、愛情表現している所に、天使ちゃんは愛らしいと思ってラブラブになっちゃうのである。
夜になれば、2人はずっと野外で夫婦の営みを続けて、天使ちゃんが白濁な液体に包まれて大変な事になっているようだが、夫婦喧嘩なんて二人の間には存在しないのだ。
触手さんが完全に好きになると思えるレベルで、肌と身体を重ねる新婚初夜を30日間ぶっ続けてやり、泣こうが叫ぼうが関係なしに調教したので、バカップルになって当然なのである。

世 間 で は こ の 方 法 で 嫁 を 作 る 事 を 洗 脳 と 呼 ぶ 。
もう、天使ちゃんは自分の本名すら忘れて、名前を天使ちゃんに改名しちゃうほどの圧倒的すぎる洗脳だが、天使ちゃん本人は幸せなので問題が全くない。

「拙者は幸せでござるよっ!
こんなにも可愛らしいお嫁さんをゲットして人生絶好調でござるっ!」





あとがき

(´・ω・`)ヒャッハー!なんて熱々なカップルなんだぁっー!

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