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ゆっくり戻るよ!

エピローグ そして、ハーレムの崩壊

天界、地獄を全て制覇し、ミーナちゃんとも一カ月間休まずに愛しまくって、ミーナちゃんを身長100mの銀髪巨乳美少女エルフ娘にした触手さんは天界へと帰ろうとしていた。
気分は、すべてのヒロインを攻略したエロゲーの主人公である。
鬼娘5000億人も1人残らず回収し、夢の究極ハーレム完成まで後少しだった。
お家である天界に帰れば、天使娘も全員集めての超絶美少女ハーレムの完成となる。

「拙者は宇宙一のイケメンでござるっー!
これからも美少女達と一緒に元気よく生きるでござるよっー!
もう、モテモテでごめんでござるっー!」

「「「「「「ご主人様は世界一のナイスガイなのじゃっー!とても素晴らしい触手なのじゃっー!」」」」」
「「「「「「わっちらを今夜も滅茶苦茶にして欲しいのじゃっー!」」」」」」
「ご主人様の一番太い触手は私のものだよ?そんなに死にたいの?」

「もてもてでごめんでござるよっー!
拙者の触手は、すべての美少女を平等に愛するためにある罪作りな触手でござるっー!」

触手さんは、巨乳美少女達に愛されるだけで気分はヘブン状態っ!
もう、身長100mになったミーナちゃんが抱きついてくるだけで、胸の感触で最高の状態だった。
そして、すべての嫁を触手の内部に格納し、ワープで天界の実家である【ヘブンモテモテスッキリーハウス】の上空へと空間を繋げ、天界へと訪れると・・・驚愕の光景が周りに広がっていた!
大勢のモヒカン達が天使達とデートをし、夫婦や恋人みたいな関係がかもし出すラブラブな雰囲気が充満していたのであるっ!

「ひ、ひどいでござるううううううううううううううううううっ!!!!!
拙者のいない間に、お嫁さんを寝取るとか、最低の所業なのでござるよおおおおおおおおおっ!!!!
こんなのあんまりなのでござるううううううううううううっ!!!!」

触手さんは泣き出した。
滝のように涙が流れ、地上にいたモヒカンと天使達が数十万人単位で流されて、川の方へと向かっているが特に問題はない。
触手さんの大声を聞いたモヒカンと天使達は空を見上げて、それぞれの言葉を呟いた。

「「「「「「「「「「「「「「「ヒャッハー!10万年ぶりくらいに大魔王様をみたぜぇっー!」」」」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「「てっきり死んだと思って、ほとんど俺たちのお嫁さんにしちまったぜぇっー!なんてこったぁっー!」」」」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「「大魔王様の嫁とのラブラブ生活は最高だぁっー!とても堂々とデートも夫婦生活も、夜の営みもできて人生最高だったぁっー!」」」」」」」」」」」」」」」」

「「「「「「「「「「「「「「「私達を捨てたゴミがいる!」」」」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「「10万年も帰ってこなかったご主人様だっ!!今更帰ってきても遅いよ!」」」」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「「もう、洗脳なんかされないわっ!」」」」」」」」」」」」」」」」

返ってきた言葉が辛いものばっかりだった。
地獄に2日くらいしか滞在していないが、外の時間の流れが違いすぎて、もう10万年も経過している。
モヒカンの数も当時の1000倍に増え、天使達が逆ハーレムで乱交をやるほどに男と女の比率が可笑しい。
洗脳がとけた不老不死の嫁達は、普通に身近な男性・・・モヒカン達を夫にしてしまっただけだった!
触手さんの心は裂けそうなほどに辛いっ!

「辛いでござるうううっ!!!!
こんなのあんまりなのでござるよおおおおっ!!!
天使ちゃんと女神様は何処にいるでござるかああっ!?!?!
出てきて欲しいでござるうううううううううっ!!!!!」

触手さんのその言葉に答えるようにして、女神様と天使ちゃんが遠くから現れる。
ただ、10万年前と違って身体のサイズが可笑しかった。
明らかに二人とも身長1kmを超えていて、とても癒される美しい笑顔で、足元に広がる高層ビル群を吹き飛ばしながら、触手さんの元へと行こうとしているのだ。
手には、巨大な棍棒を持っている。

「おおっ!素晴らしいボディになっているでござるっ!
まるで夢のようでござるっ!
きっと抱き心地がいいでござるっ!
早速、この場で夫婦の営みをやろうと思うでござるよ!」

触手さんは触手を伸ばし、二人をスッポンポンの裸にしようとするのだが、それを二人が持っている棍棒が迎撃し、触手がひき肉になる。

「ぎゃああああああああああああああああああっ!!!!!
酷いでござるうううううううううっ!!!!
拙者の世界最高峰の快楽を与える触手を潰すなんて酷いでござるよおおおっ!!!」

天使ちゃんと女神様の行動はこれだけでは終わらない。
触手さんに近づいて棍棒でボコ殴り祭りを開催した。
ひたすら笑顔でドカドカと触手さんを殴りまくっている。
触手さんは激痛に苦しみながら、二人とコミュニケーションが取れない事に絶望し、おお泣きした。

「拙者は、二人を裸にしてエッチで気持ちのいいことをしようと思っただけなのに、暴力は酷いでござるよおおおおっ!!!!
どうしてそんなに怒っているのでござるかあああああああ!!!?!?!
いつもの二人じゃないでござるううううううっ!!!!
いつもなら自分から服を脱いで、おねだりしてくれるのに可笑しいでござるよおおおおっ!!!!!!!」

「酷いのはご主人様の方だよ!ご主人様なしじゃ・・・この身体のサイズのせいで、ご主人様以外じゃ満足できないのに10万年も僕を放置とか酷いよっ!」
「私を調教して嫁にした時にずっと放さず愛するとかいった癖に、放置とはいいご身分だなっ!」

二人はひたすら触手さんをタコ殴りにする。
触手さんが次々と鬼娘達が死なないように白濁な液体とともにドビュッビュッビュッと外部に吐き出して、周りに裸の巨乳美少女が気絶して5000億人くらいいる光景になったせいで、二人は更に激怒した。

「酷いよっ!この娘達とエッチするために10万年も放置なんてひどいよっ!」
「このエロ触手っー!」

「いだいでござるよおおおおっ!!!!!!
拙者はハーレムの人数を増やしただけでござるううううっ!!!!!
天使ちゃんも女神様の事も愛しているでござるよおおおおっ!!!!
ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」















・・・10日後、触手さんはボコ殴りにされすぎて瀕死状態だった。
臨死体験を10日間繰り返し、裸の鬼娘達はモヒカン達が運んでいって、別の場所でモヒカン達による寝取られイベント実行中である。
場に残ったのは、元は大都市であろう都市群の廃墟と、身長100mの銀髪巨乳美少女エルフ娘のミーナちゃん、身長1kmの金髪巨乳天使娘の天使ちゃん、身長1kmの紅髪巨乳美女の女神様だけである。
3人は仲良く雑談して、触手さんのことを無視しながら、触手さんの大事なパンティーコレクションを炎にくべて燃やしている。

「せ、拙者のハーレムが・・・・・・全て崩れ去ったでござる・・・・・・
酷いで・・・・・・ござるよ・・・・・・
おっぱいボインボインの・・・・・・鬼娘まで・・・・・・居なくなったでござる・・・・・・」

触手さんは絶望していた。
鬼娘達には、おっぱいが強調される和服を作ってあげようと思っていたのに、現在はモヒカン達の嫁である。
取り戻そうにも、女神様と天使ちゃんのせいでボロボロでできない。

「拙者の・・・・パンティーコレクションも・・・・・・全滅でござる・・・・・・
3人のパンティーしか・・・・・・残らなかったでござるよ・・・・・・
ひどいで・・・・・・・・・ござる・・・・・・」

残ったパンティーコレクションは、3人のパンティーだけだった。
鬼娘達や、ナンパ、夜伽で抱いた女の子のパンティーの類は灰になっている最中である。
触手さんがすべての希望を失ったように呆然としながら、宝物が消え去っていく光景を見ていると、パンティーを全部処分した天使ちゃんと女神様とミーナちゃんが触手さんの触手を掴んだ。
三人とも見惚れるような素晴らしい笑顔だ。
触手はボロボロな身体でムラムラした。

「ご主人様♪他の女に手をださないように僕達が調教してあげるっ!1年くらいは寝かさないよっ!」
「私達なしでは生きていけない身体にしてやろうっ!感謝するがいいっ!」
「私も身長1kmになりたいなぁ。」

触手さんは立ち場が逆転している事を知らされた。
ズタボロで動けない触手さんを3人がずるずると引きずって運び、人があまりいないような辺鄙な場所へ行こうとしている。
現在の触手さんの気分は、売られる性奴隷娘な気分だ。
調教する側なのに、調教される側なのは新体験である。

「拙者は・・・・・美少女を調教する側でござる・・・・・
ひどい結末・・・・・・なのでござるよ・・・・・・
・・・・・・おおっ!たまらんでござるっ!
これはたまらんでござるよおおおおっ!!!!!
最高の気分なのでござるううううううううっ!!!!
拙者を調教して欲しいでござるよおおおおおおおおっ!!!!!」

その後の触手さんに何があったのかと聞かれたら、精を全て絞り取られるような夫婦の営みを繰り広げられて、3人の嫁以外では満足できなくなり、お嫁さんの身長が全員10kmになって女房天下になったそうな。
でも、夜だけは触手さんの立ち場が上で、とても気分爽快スッキリーのヘブン状態っ!
3人の嫁の事ばっかり考える触手モンスターに変貌し、ハーレムは数よりも質だと学んだのであるっ!

世間では、現在の触手さんの事を【ヘタレ系ハーレム主人公】と呼ぶ。

「拙者は気づいたでござるっ・・・!
ガラスのように丁寧に扱わないと死亡しちゃうお嫁さんを大量に作るよりも、乱暴に夫婦の営みができる質の高い嫁を作った方が楽でござるっ・・・!
あと、調教されるのが最高でござるっ!
可愛い嫁に棍棒で殴られるだけで快感なのでござるよっ!
もっと殴って欲しいでござるっー!」

「変態っ!変態っ!変態っー!僕のご主人様が調教しすぎて可笑しい事になっちゃったよぉっー!」
「元の変態に戻れぇっー!」
「お願いだから元のドスケベに戻ってよぉっー!たくさんの女の子を調教してもいいからっー!」

「おっぱいボインボインのお嫁さんに罵られるだけで幸せな気分でござるうううううううううううううううっ!!!!
ヘブン状態でござるよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!
拙者は宇宙一のモテモテでござるうううううううううっ!!!!!!!」







おしまい 



   

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