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魔法少女リリカルなのは【35】-【5】
夢幻転生D 
【最終章 夢幻解釈 次元解釈】 【前篇】

ブログ】 【作者アルパカ度数38%】 





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(´・ω・`)スカリエッティーもやっぱり暴走しすぎて、戦闘機人が生首から下を交換できるパーツにして、色んなクリーチャーと合体させまくる狂気回になってた【最終章 夢幻解釈 次元解釈】 【前篇】だよ。
つまり、逆アンパンマンっ!頭が本体だから、胴体は何でもいいっ!


「馬鹿な……! 私たちは、このまま死ぬのか……!?」
「私たちの人生が幻で、ただのTの妄想であったのだと信じながら?」
「嫌だ……嫌だ−! 死にたくない−!」


(´・ω・`)この話は最高傑作だった。
最高級の絶望をしていてたまんない。
今までの全人生を設定として片付けられる絶望感とか最高だった。
最高評議会の脳味噌達とか、生まれた時から脳味噌というひでぇ事実になりますしね。


●管理局の脳味噌達は、最初から脳味噌だった。人間だった頃の過去は設定。だから、Tを殺したい。
●グレアム提督は、死んだ後輩とか、長い人生とか、全部設定だった。だから発狂した。
●プレシアは、娘アリシアも設定。だから、Tの中に娘の設定があるので、神様だと崇めた。
●すずかは、夜の一族という苦しみすらも、ただの設定だと理解した事で、絶望して自殺した。
●アリサは、世界の真実に気が付いて、心残りがないように引き篭もりセレブ生活を始めた。
●はやては、不幸の原因は、全てTの妄想設定だと理解した事で、Tをぶっ殺そうとしている。
●フェイトは、Tの中にアリシアとプレシアの設定がある事に救いを感じている。
●なのはと、スカリエッティは、全てが妄想で構成された世界で、唯一の人間であるTに覚えてもらおうと必死になりすぎて儚い。



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夢幻転生 【最終章 夢幻解釈 次元解釈】 【前篇】 ハーメルン 作:アルパカ度数38    Z  39-47話 2013/06/26

 その39:クッキング --10年の時が流れていた。ナノハはTを人間だと思い、フェイトはTを神だと思い、ハヤテはTを魔王だと思いながら関係を構築している。目の前にコックのTが居る事にすら気づかずに平穏に過ごし、Tを探し続けているのだっ!-- 
 アリサはあれから10年間、引きこもったままであった。
外界を完全に遮断した彼女は、Tに関する重要な情報を握っていると管理局でも認識されている。
しかし様子見に精神を覗ける類のレアスキル持ちの魔導師を送った所、発狂し自殺してしまったそうだ。

(´・ω・`)全てに絶望した残念美少女アリサの完成ですのぜ。本当にTは罪作りな男って奴ですのぜ。

その40:冒瀆者--スカリエッティは最高評議会によって作られた人造の生命体である。自分の意志の実在を証明するために原作で反乱をしたのだが・・・・・この作品ではTがいて、そのTそのものがスカリエッティの存在証明に必要なのだ。--
「私の推測が正しければ、私はまず己の存在証明にTを必要とする事になる。しかしTは10年前より雲隠れしており、さらには空間転移までできるため、見つけるのは困難だ。だが、そんな彼が何故か表舞台に姿を現す事が、数回あった」
(´・ω・`)正体に気が付いて発狂してないとか、スカリエッティさんは最強ですのぜ。

 その41:ジギタリス --Tはスバルやティアナにモテモテな恩人だった。だが、スバルの機械の部分がTを危険だと告げている。無機物だとわかるTの発狂っぷりを機械が感じているのだ。--
至極当然の展開として、すぐにスバルはTのファンになってしまった。
特にはやての許可を得て、Tから夜食を作ってもらえるようになってからは、尚更である。

(´・ω・`)無機物だと理解できるTの発狂っぷり設定が上手く活かせている良いお話さんだった。

その42:眼球の月 --スバルを誤射で撃ってしまったティアナは、大後悔していた。自身よりも才能があって努力家なスバルの事を内心で嫉妬していたので、自己嫌悪したのだ。そこをTに優しく受け止めて貰った事で、余計にTに惚れてしまう。 --
スバルへの嫉妬を否定された今、ティアナの中にあった焦りもなんだか誰かに話せるような気がして。
だからなのはさんに会って、強さについて少し焦りがあった事を、正直に話そう。
(´・ω・`)これだけを見ていると、Tがとても優しい男性に感じる・・・・と思ったら、ところどころ、幽霊のようだとか書いてあって、いつも通りの主人公だった。


その43:存在理由--戦闘機人トーレは、自身の存在理由をTに会ったおかげでゲットした。Tの事を神々しく感じている。 --
「お前は、S級生体ロストロギア……Tだなっ!」
「はい、ぼくはTです」

(´・ω・`)このやり取りが、何故か笑った。

その44:真実の足音-戦闘機人達は、身体のパーツを自由自在に交換できる狂気仕様になっていた。おかげで生首がクジラについていたりと、可笑しいクリーチャーな外見をしている -
「敵の砲撃は、なのはさんの全力防御より上だったって言うの……!?」
「地中から生首付きの鮫が泳いできた!? それでヴィータ副隊長が負傷!?」

(´・ω・`)なにそれ怖い。夜に見たら絶対怖いね。これ。

その45:不屈--なのはは、ヴィヴィオと会話している内に、Tの家に居た事がある事を思いだした。そして、それを切欠に、Tの正体が判明しようとしている。 --
(´・ω・`)スズカが自殺して、アリサを引き篭もりにしている時点で、Tとの思い出が心温まる物になっていて怖い。

その46:夢幻転生1-- ヴェロッサ・アコースが最高評議会の脳味噌の記憶で、Tの事を知って発狂死してしまった!
そのまま、なのは達は脳味噌達の元へと連れて行かれて、Tの正体と、世界の秘密を知ってしまった。
この世界は・・・・Tの見ている夢だったのである。
自身の存在意義を失くしてしまうような絶望的な真実だった。
 --
「Tは、この世界の創造神であり」
「この世界を滅ぼす魔王であり」
「この世界唯一の真の人間なのだ」

 一拍。
3脳の言葉が輪唱、この世界の真実を告げた。

「この世界は、Tの見ている夢なのだ」
(´・ω・`)ありがちな事はありがちだけど、見ている本人がサイコパスなせいで、怖いことになっているから素敵だよ。

  その47:夢幻転生2 -最高評議会の脳味噌達は、この世界はTが目覚めれば消えてしまう夢幻の世界だと、なのは達に教えた。
グレアム提督がAS編で発狂しちゃったのは、過去そのものが設定に過ぎないと理解してしまったからである。
なのは達はそれに反論し、自分達が自意識を持っている事で矛盾していると言いたかったが、本能的にTの見ている夢が、この世界だと理解出来ちゃったので絶望した。
そして、脳味噌達はそれ以上に絶望している。脳味噌になる前の人間の記憶を設定なんて認めたくないので、Tの抹殺を狙っているのだ!
 --
「生まれたその日に奴は多くの設定を持っていただけで、過去があった訳ではない」
「クライド・ハラオウンを後輩に持ち、失ったという設定を持って生まれただけ」
「次元世界の全てを救おうと戦い続けた感情も、闇の書を憎んでいる感情も、そう設定して生み出されたから持っていただけだ」

(´・ω・`)おお、なんてわかりやすい絶望なんだ。
クライドが、ただの設定に過ぎない。今までの人生なんて存在してなかったとか、最高級の絶望だ。

「例え、Tを殺した後私たちを殺してもいい!」
「だからせめて、私たちの人生が幻では無かったのだと証明してくれ!」
「この世界がTの見ている夢などという事が、ただの妄想だったのだと信じさせてくれ!」

(´・ω・`)脳味噌の絶望も素晴らしい。
世界の平和のために脳味噌になったのに、ただの設定とかひでぇ。

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