戻る(・ω・`)
マブラヴ オルタネイティヴ 二次創作 クロス作品【16】-【4】
クロス 【
【ネタ】「BETAが跋扈する地球に、紅茶ブランデー好きな提督がやってきたら?」【Muv-Luv】】 

【その4 】
 ブログ】 作者 D4C

カウンター日別表示

      ゙: /:::::::::゙i    ヽノ    l ::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;


(´・ω・`)次でup


ユウコ
(´・ω・`)先生が地球の独裁者になればいいのよ!今ならそれができるわ!(チラチラ

先生 (´・ω・`)ルドルフ大帝みたいな悪い前例にはなりたくないね。ユウコを招いたのは対等な友人になって欲しいからだよ。
そのために、知識もどんどんプレゼントしているんだ。

ユウコ
(´・ω・`)なんていいやつ。

先生 (´・ω・`)あとハイヴ攻略戦は、アルテミスの首飾りを内部に転がすのはどうだろう?
全方位対応できるから、死角なしで迎撃できて最悪の場合は自爆させれば良い。
なにより、この作戦だと死者ゼロだからね。
楽なもんだよ。


ユウコ (´・ω・`)!?!

先生 (´・ω・`)あとイゼルローンの外壁を盾としてプレゼントする。これビーム兵器に対処するためにコーティングしてあるから光線級相手に役に立つよ。


←前のページ  次のページ→ 

【一発ネタ】【ベータは来る世界を間違えました】  【その3 イゼルローン要塞の目的! ユウコ博士を地球全体の敵にしちゃえ! 】 作者:D4C Z 5-7話 2014/09/14

8-ユウコ博士は、先生に向かって言った。
このままだと、地球がBETAの脅威を排除した後に、その矛先はイゼルローンに向けられてしまうと。
だからイゼルローンが破滅したくなかったら、先生が地球を手に入れろ!とユウコ博士は説得しようとしていた。

つまり、先生独裁者ルート。
今なら先生は地球の独裁者になれる。
地球の民衆が求めるのは安全と食糧だ。

でも、先生はルドルフみたいな悪しき前例にはなりたくなかった。
名君が名君で居続ける事は難しく、民衆たちへの絶望から暴君になってしまうのは、先生達の居た世界の歴史が証明している。
民衆が全ての責任を放棄して、独裁者に押し付ける未来はまっぴらごめん!

そもそもユウコ博士を招いたのは、先生と対等な友人になってほしいからだ。
対等な存在がいれば、ルドルフのような怪物にはならない。
ユウコ博士はその答えに大笑いしながら、先生を認め、こうして先生独裁者ルートさんは回避されたのだった。

これ読んでると、ユウコ博士、先生と結婚すればいいんじゃね?と思った。

--
「「逆説的なのですが、悪逆な専制者を生むのは民衆なのです。自分たちの努力で問題を解決せず、どこからか超人なり聖者なり、あるいは異世界の英雄なりが現れて、彼らの苦労を全て背負ってくれるのを待っている限り……」

 先生はそれ以上の言葉を口にはしなかった。だからあたしから彼に問いかける。

「……わからないわね。仮にそれが善政であったとしても、あんたは専制や独裁を否定するの?」

「私は否定できます」

「なぜ?」

「専制政治の罪とは、人民が政治の――本来は自分たち自身の問題や害悪を、自分たち以外のせいにできるという点につきます。まさにそれこそが、独裁の罪なのです」

「…………」

「してもよいことと、やってはいけないことを教えてもらい、指導と命令にさえ服従してさえいれば、手の届く範囲の安定と幸福を与えてもらえる。それを満足とし、それを選択するのは個人の自由です。しかし柵の中にいる家畜は、いつの日か、支配者の恣意によって殺され、壇上の供物にされる日も来るでしょう」
(´・ω・`)まさに文才じゃー

 第8.5章「忠犬伝説?」-イゼルローンの最高指導者はフレデリカだった。
先生の奥さんであり元副官である。
フレデリカはどうして先生たちがこれほどまでにユウコ達に色んな事を教えるかに答えてあげた。
それは不幸は無知から始まり、人間が次の世代に残せる最強の武器は教育だと自覚していたからである。
ちゃんと次世代に責任を持って伝える教育さえあれば、かつての銀河連邦から独裁者がでて、3000億人の人口が300億ぽっちになる悲劇は起こらなかったはずなだけに、それを彼らは実感していた。

そして、先生は地球での対BETA戦のために各種の方法を議論して・・・アルテミスの首飾りを転がして、ハイヴに突入させれば完璧なんじゃね?と答えた。
あれは完全に死角なしの最強無人兵器。
BETA程度が相手ならそう簡単に壊される事もない。
更に足りない資材はイゼルローン要塞を削れば解決できる事から、先生の発想はしゅごい
 -『  
おそらくですが米国は、戦術機にとっての戦車、あるいは大規模爆撃兵器などを開発中なのでしょう  』

 つまりは戦術機を、かつて戦車を護衛した歩兵のような扱いとして、大規模な軍団の切り込み役にそちらを当て、残った中規模のBETA群を遠距離から戦術機が掃討する構想なのだろうと。(ちなみにこの考えを告げられた際、夕呼がピクピクとまつげを動かしていた)。

 しかし、この戦車に当たるものが、実戦配備されるほどは開発が進んでいないのではないかと。だからイゼルローンから、代わりとなる設計図を提唱してくれた。

 それが自律迎撃兵器、アルテミスの首飾り(小型)。

 球形であり全方向死角無しのソレをハイヴの坑道に突き落として、そのままコロコロと最深部まで転がせばいいと(無人兵器だから適当なところで自爆させてもいいと)。

 ただこれを造るのにかなり時間がかかるだろうから、先に挙げた案でユーラシア大陸を攻略・奪還して、製作するまでの時間と場所を稼いでおきたいと。

 その考えを聞かされた時、単に戦術機にイゼルローンの兵器を装着させる方向で考えていた自分は、頭をぶんなぐられた気持ちになった。
 普通、大艦隊を指揮する名人ならば、艦隊の運用の方を先に提唱するのに、先生閣下はそれに囚われることのない意見を出せた。なのに自分は、つい戦術機の運用や開発のことばかり考えてしまっていたのだ。

 そうだ、先生閣下は、誰よりも友軍の犠牲を最小にすることを考えられていたんだっ!

「それにまさか、『盾』まで提供してくれるなんて、ねえっ!」
「まー、それは確かに助かるわねー」

 私も難しいとは考えていたのだ。イゼルローンの兵器を戦術機のそれに運用していく困難さを。
 そもそも、全世界の前線部隊に最新鋭の装備を行き届かせるのは不可能なのだ。ただでさえ時間がかかる開発・生産・運搬・補給の流れ。さらに確実に訪れるであろう、イゼルローン関連技術のライセンス利権、開発特許、工場の誘致やらの問題。下手をしたら、前線に装備が届くまでに数年かかってしまう。

 その問題のささやかな(と謙遜されていたが画期的な)解決のため、イゼルローンは一つ兵器を提供してくれることにすると。
 ただ工場ラインをイゼルローン内で造ると、政治的にも経済的にもいろいろと面倒な問題が起こるので、加工が簡単な「盾」を渡してくれることになったのだ(しかも初期ロットは無償!)。

 その材料はというと――なんとイゼルローン要塞の外壁だった!

 直径60kmの球型人工惑星。その表面積は45000平方km(九州より1万平方km大きい)にもなる。その外壁を構成しているのは、耐ビーム用鏡面処理を施した超硬度鋼と結晶線維とスーパーセラミックの四重複合装甲。戦艦の中性子砲にも小揺るぎもしないというそれを、なんと! 戦術機のサイズ、実用可能な軽さと強度にして全前線に送ってくれると約束してくれた!

 つまり、光線級や大型種の攻撃をほぼカバーできるようになるということ。更に数多く支給されるので使い捨て(爆弾やパイルバンカーを仕込むなど)も可能。更に開発が進めば、盾といわず装甲板として戦術機全体を覆うことや、近接戦闘用の長刀やトマホークにすることも可能というっ!

 もうっ、私は震えるしかなかった。理想と同時に実現可能な案をデザインし、しかもそれを確実に計画・実行・準備をしてくださった先生閣下とその幕僚たちの有能さに! 
 そして、明日からは私がテストパイロットとなって、実際に使用した感想と調整役をしていくことになっているのだった。

(´・ω・`)アルテミスの首飾りを使い捨て兵器にしようとするなんて豪勢だわ

←前のページ  次のページ→ 
戻る(・ω・`)