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恋姫†無双【7】-【3】 【三章 軍師を演じて現代知識チートするよ!】
影武者華琳様B  【
下屋柚
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        {    /   |      /   ゙|       __\ 筋力が足りないから
        |_  {  ノ      ゙|   .|       ヾ`\ 武将として活躍させるの難しいよ。
       (  ゙) ` ‐´       {   /゙        _\ヾ 【許チョ(季衣)】
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(´・ω・`)相手に成り切る事が得意な主人公が、軍師としてなら現代知識で何とか活躍できるけど、武将に成りきって活躍するための筋力と体力がないから、そこらへんが涙目な 【三章 軍師を演じて現代知識チートするよ!】だよ
(´・ω・`)筋力をつけないといけないから、まだまだ武将として運用するには問題だらけなんだ。

桂花「な、なんなのごれえええええええええええええっ!?!!!
私に変装した主人公さんが、どんどん革新的なアイデアを出しまくってる!?!!!
このままじゃ私の立場が危ういっ!?!!!!」

主人公「現代知識から色々とネタを出して頑張ってみるよ!」

桂花「自分そっくりなだけにやばい。
主人公と出会うのが怖い。会話するとストレス溜まるよ!」

主人公「知識はあっても、曹操の影武者としてやっていくには、筋力が足りなくて辛い。
太らない体質だから、筋肉がつかないよっ・・・!ビクンビクンっ・・・!」

曹操「武将として運用するのが不安になる子だわ。
でも、筋力をつけたら、演じ切る才能でチートになりそうっ・・・!」


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 影武者華琳様 【三章 軍師を演じて現代知識チートするよ!】  作者 下屋柚 SSS  13-17話  2014年04月24日 

     
13話あたり --桂花は、己の姿で、新しい発想をだす拓実を見て脅威を覚えた。もし、自分と同じ能力にまで並んだら、本物である自分の価値はどうなるのだろうかと

つまり、現代の色んな知識を使い放題な主人公と、自分で考えて創造しないといけない桂花の差である。 
--
「確かに、紙の使用については思うところがあるわね。けれど、油や薪は仕事をする者には欠かせないものなのだから減らすわけにはいかないでしょう」
「ですので、部署ごとに支給量を最低限まで減らし、足りない場合は必要分を各人記名して取りにくるようすればみだりには使用しなくなるかと思われます」
「と、言うと?」
「は。許可制というわけではなく、取りに来ればその時点での支給はいくらでも行ないます。機関を設けて誰がどれだけの物資を受け取ったかを記し、個人の物資使用量と仕事量を照らし合わせ、割合が他と比べ釣り合わぬ者には勧告する形を取るのです。仕事のみならず、酒宴等で集まった際にも公私の区分なく物資を使用しているという話を耳にしました。華琳様主体で行なわれるならばともかく、個々で行なわれるものにまで城の物資を提供する道理はありません。個々では微細なれど、陣営全体では多くの節制となりましょう」
「なるほど、面白い。支給を自由にするということは、逆に多く仕事をこなす者であれば多少の私的使用を黙認するわけね」
「左様にございます。それをこなすだけの能力に応じない者らは給金より購入するようになることでしょう。もちろん、こなした仕事に応じて給金を増やすようしなければ不満は出るでしょうが、華琳様の方針であれば問題はないかと存じます」

(´・ω・`)現代人という時点で、色んな良さ気なネタがたくさん頭に詰まっているって事だったよ!

 
14.『拓実、一日を回顧するのこと』^桂花と一緒にあちこちを見て回り、無駄に資源を浪費してないかどうかを確認していた。
その過程で、軍師として有能な主人公と会話する度に桂花は気分が悪くなり、主人公と本格的に顔を合わせなくなって、仕事以外の話が出来なくなりつつある。
桂花は自分そっくりの変装をした主人公が有能だと、立場を脅かされていると感じ、ストレスが溜まっている。

でも下手に解決しようとすると余計に拗れるから、この問題は曹操の判断で放置。
  
   ^
「そうね。あなたに非はない。よくやっているわ。むしろ、内政業務に携わるのが初めてという割には出来すぎていると言っていいぐらいね。桂花の様子がおかしいのも、荀攸としてのあなたが内政官として桂花の想定以上だったからでしょう」
「申し訳ありません……どうにも華琳様が仰る意味が」
「わからない? つまり桂花は自分の立ち位置が脅かされているような強迫観念に襲われているのよ。拓実にはそんな気がないことは彼女も理解できているし、本来の役職を考えると拓実が軍師の立場に専属で収まることはない。だけど、桂花の姿で桂花にない発想から策を生み出すあなたを前にして、焦燥感が湧き上がってくるのを抑えられないのでしょう」

(´・ω・`)桂花視点の主人公 = ドッペルゲンガー(本物と成り代わる怪物

 15.『拓実、占い師に見止められるのこと』-曹操と一緒に視察をして会話をしていると、とっても常識が壊れそうになった。
明らかに市中にある物が、時代背景と会ってない上に、全自動竹かご編み装置という機械まである。
産業革命を改良すれば起こせそうな技術が目の前に転がっていた。 

占い師にも出会い、曹操は乱世の奸雄として未来を評価され、主人公は変装しすぎて色んな道が見える不思議な人間さんと評価された。
王佐の才、乱世の奸雄、救国の徳王。演技と変装で可能性が広がっている。
逆にいえば、自分を徹底的に殺さないと、死ぬ運命にある不憫な奴。
    
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「だが、確かであるのは、一つ。大局の示す流れに従い、逆らわぬようにしなくてはならん。さもなくば、待ち受けるのは身の破滅。……けれども、お主ならば己を殺し、役割を授かったなら、見合った名を歴史から与えられよう。……新たな流れも、あるいは生まれるやもしれん」

 拓実には、占い師の発言の意味が掴めない。
 身の破滅……大局なる何かに逆らえば、死ぬとでもいうのだろうか。そして示されたその救済の方法は、自分を殺すこと。身の破滅を防ぐために、自分を殺す? そもそも新たな流れとはなんなのか。名を歴史に刻むでなく、見合った名を歴史によって与えられるとは、どういう意味なのか。

「よいか。いもせぬ者にその座は存在しない。くれぐれも気をつけよ」
(´・ω・`)徹底的に自分を殺す人生しか、生きる道なしという意味か。
(´・ω・`)それなんて不憫な子。

16.『許定、曹操と手合わせするのこと』--曹操は主人公の節制案で浮いた予算を使って、警備にお金を割く事にした。
警備は軍人になれたかった連中がやる職業という事もあり低賃金の涙目職業。
それを将来的に高賃金の兵隊になれるよ!という希望を持たせ、主人公に警備隊の新入りとして仕事を覚えさせる事で警備の補填案を現場で確かめさせようと考えていた。

曹操が作らせていた青スの剣を主人公に与え、現在の実力というか筋力を確かめ・・・主人公さんが演技している人物と同じ食生活しているせいで、果物ばっかり食べて、筋力がついてなくて涙目だった!
まだまだ筋力をつけるのに時間がかかりそうである。
主人公さんは食べても太らない体質だから、余計に筋力の増強が難しい。 
   -

「食べなさい」
「へ?」
「季衣ほどとは言わないまでも、たくさん食べて体重を増やしなさい。速さは大したものだったけれど、持久力に欠けているわ。加えて、筋肉もないし、余計な脂肪すらない。まるで桂花のようじゃない。そんな身体で、まともに打ち合えるわけがないわ。それでは警備の仕事にだって耐えられないでしょう」
「そっかー、そうですよねー。んー……」

(´・ω・`)平和な時代だったら、食べても太らない体質はゆっくりできるのに、筋力の増強の面で困った事になる有様だった。

17.『曹操、拓実について思案するのこと』-曹操は目の前で疲労困憊で倒れている主人公を見て、違和感があった。
主人公が別人になりきって演じるせいで、それぞれの変装した格好が、同一人物だと全く思えず、それが違和感になっている。
しかも、絶望的に体力と筋力がない。
主人公を武将として運用したら、雑兵相手に返り討ちにあうのが関の山だ。  
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えっと、ボクは許定で、字はその、まだありません。真名は、拓実、ですけど……」
「ほう、そうか。拓実というのか。ふむ、思ったより拓実という名を持つ者は多いのだな。まだ知らないだろうが、この陣営にはお前の他にも同じ名を持つ者がいるぞ。いけ好かない奴と見た目はそっくりなのだが、中身は文官にしてはそこそこマシな方だ。困ったことがあったら荀攸という奴に会ってみるのもいいだろう。歳も近いだろうし、同じ名という誼(よしみ)もある。何、あいつのことだ。多少の悪態をつきながらも助言ぐらいはしてくれる」

(´・ω・`)面識がある人間さんにすら、ヒントを出しまくっても主人公だと気付かれない時点で、怖い娘っ・・・!

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