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銀河英雄伝説J 銀河英雄伝説 サンフォード炉辺談@
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銀河英雄伝説 サンフォード炉辺談    SSS    
(´・ω・`)自由惑星同盟の戦力を大激減させた大出兵計画に賛成か、否決かのどちらかを決める議会の最中に、現実からサンフォード議長に憑依し、大出兵しなかった場合のお話さんだよ。

同盟と帝国の状況をよく考察しているから、非常に楽しいね。ワープ航法や、船員が戦闘に耐えられる時間とかが興味深かったよ。

●兵士のストレスの関係で母港から出航してからの戦闘継続が可能な時間の時間制限が存在する。
●フェザーン回廊はイゼルローン回廊よりも広いから、攻める時は相手の数倍じゃないと安心できないので、自由惑星同盟は戦線拡大せずに安心できる。

2話あたり --予備兵力である貴族の私兵達が予備反乱勢力である帝国は全力で出撃して、同盟を叩くという事ができない。自由惑星同盟は必然的に、それを利用して、長期的にチマチマと帝国の社会に圧力をかける長期戦を選ぶ事になった--

3話あたり --イゼルローン要塞の周辺には、多数の諸侯の私兵軍が存在している。帝国の本来の運用方法ならば、これらの私兵軍が侵攻してくる敵軍を足止め、或いは撹乱して、戦いを有利に進めるのだが・・・軍隊として運用するのが非常に困難であり、役に立たないからこそ、帝国はイゼルローン要塞を建設し、一点防御してきた事実が、ここにきて厄介になっていた--

6話あたり --ミッターマイヤーのワープ航法にとって効率がいい艦隊運用をする事で、自由惑星同盟の3個艦隊が、イゼルローンからアムリッツアに到着するまでの間に、1個艦隊が先んじてアムリッツア星域に到着した。それにより、自由惑星同盟軍の艦隊は移動速度と戦術が制限されたが、ミッターマイヤー艦隊の元に3個艦隊を戦わせるために移動させずに待ちの戦法に出た事で、ミッターマイヤーは相手の意図が読めずに困惑するのだった--

8話あたり --サンフォード議長は、かつての自由惑星同盟の人口増加の伸びに驚いた。そして、労働力さえあれば、ほぼ無限に開発と開拓ができる次代だという事を知り、長期戦で自由惑星同盟が有利になる・・・と思ったが、彼には原作知識しか存在せず、それを駆使してどうやって、議員達を誘導しようか悩んでいた--

9話あたり --原作知識から、フェザーン方面から帝国軍が侵攻して来ないかどうかを調べさせたサンフォードは、帰ってきた報告に驚いた。フェザーン回廊は、イゼルローン回廊より遥かに広いため、補給線を守るのが大変で、自由惑星同盟が保有する二倍の戦力で攻めなければ、迂闊に使用できないという事実を知らされたのだった。そして、他の調査報告を聞く内に・・・うはwwwこれなら将来、楽勝だわwwwと楽観してしまったのだった--

10話 --現在の自由惑星同盟は民間で働く労働力不足による供給不足での不景気という事から、サンフォード議長は生産力の不足による不況と、それによる共同体の破滅という・・・産業革命前によくあったお話さんだという事に気がつき、これからはイゼルローン要塞があるから民間に回せる人材が劇的に増え、銀河帝国の襲来による人材の消耗は減り、生産力は古代と違ってけた違いだから、安心していたのだ--
(´・ω・`)古代とか、昔の経済学って面白いですね。今の失業者が出ていても社会が安定して保てる状況が政治家にとって贅沢な悩みであり、古代だと、全員を一生懸命働かせても全力出させても、常に需要に追い付かず、供給不足ってのが新鮮だよ!

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