新世紀エヴァンゲリオン【14】-【5】【五章　月国家建設】
我思う、故に我有り�D

　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -‐ﾍ　| 　 ＞､

　 l　　　　　　　　〉 ＼　ゝ!　　ヽ　 _y′　　 / /　　　 Z_ 　 ￣｀ヽ|
　　l　　　　　 　 /　　 l　{、　　　/　{　　　　{　し　-‐＜　 　 　 　 |

（´・ω・｀）

●月に他者と完全に分かりあえる使徒だらけの理想国家を作ろうと頑張る。
↓
●地球人も大量に移住してね！たくさんでいいよ！
↓
●S2機関194機を地球各国にプレゼント
●ネルフにはサキエルタイプの使徒4匹プレゼント

←前のページ

次のページ→

我思う、故に我有り　【五章　月国家建設】	作：黒山羊	Z	31-37話	2013年10月18日
38話　大風呂敷を広げる　-サキエルが今まで起こした行動の意味を説明した。 アダムとリリスを融合した事で使徒としてワンランク上の存在となり、アンチATフィールドが出せて、ロンギヌスの槍の召喚権限を得ている。 その状態で月へと移住したので、もう、サキエルに適う奴はいない。 ロンギヌスの槍がある時点で、どの使徒も一撃で殺せるからだ！　　-- 「あー、いや、何だ。私の目的は比較的単純でね。……この月に国家を作ろうと思う」 　その発言は、まぁ確かにロマンチストと言っても過言ではない程に荒唐無稽で馬鹿馬鹿しい。だが、その発言を聞いた七人の内で最もサキエルと触れ合った月日が長いシンジは漠然と「意味不明だけどサッキーならやりかねないなぁ」と根拠のない予感を感じていた。 （´・ω・｀）他の使徒なんてもう怖くない（ｷﾘｯ その状態で月に国家建設とか、とてもロマンのある行動だった。 39話　眼光紙背に徹す　--トウジ達がサキエルの分裂体を発見した。 目的はヒカリ達の護衛である。 ヒカリはそんな事よりも、サキエル達の楽しそうな冒険についていきたいのだが、現場が真空空間の月なので人間じゃ冒険できない。　-- 　この生き物の正体はサキエルの分身であり、断じて幼虫では無い。イスラフェルから強奪した分裂能力によって作り出された、いわばサキエル自身である。だが、サキエルの自我自体は本体である月の巨人に存在しており、この小さな個体には存在していない。この個体にあるのは幼児程度の知能と不死の肉体、ATフィールド、縫い針サイズのパイルバンカーらしきもの、そして母体であるオリジナルへの通信能力だけである。 （´・ω・｀）分裂能力まで手に入れて、きゃーこわいー。 足りない手数を補えるわ。 40話　つう』と言えば『かあ』-シンジ達は使徒になった事でゼーレの理想を理解した。 ＡＴフィールドは他者を拒絶する壁だが、別の側面で見れば、他者と理解し合うためのコミュニケーション手段になれる。 とてもいこごちがいい。 全てが分かりあえる嘘がない世界だ。 それだからこそ、アダムを殺された悲劇に共感して人類を皆殺しにしようと使徒達は襲撃してくる。 -- 　かつて神話の時代に神から奪われた『バベルの言葉』。それこそがATフィールドであり、完全な他者との共感であり、エヴァンゲリオンとのシンクロだったのである。 　今にしてみればレイが無口であるのもカヲルが思わせぶりな口調なのもこの能力故の事。彼等からすれば人間の用いる音声による会話は非効率的で非合理的であり、実に難解であったのだろう。ATフィールドであれば全てが伝わる以上、会話を音声で行う事はスプーンで海の水を汲み出す程の苦痛であると言っても過言ではなく、そのストレスは想像するに堪えない。 （´・ω・｀） ゼーレのお爺さん「ワシ達も移住したい！月の居住権頂戴ね！」 41話　　 盗人の昼寝　-S2機関194機を地球各国にばら撒いてプレゼントし、サキエルが新国家の建設や交渉のための身体を作った事で過労で倒れそうだった！ ネルフにサキエルタイプの使徒4機を防衛戦力として貸出、ネルフに心理的なプレッシャーをかけて交渉はスタートした。　-- 「あぁ、重ね重ね連絡の不備を謝りたいのですが、この機会に御連絡する事で謝罪に返させていただきたい。我々は碇シンジ、綾波レイ、惣流アスカ・ラングレー、渚カヲル、碇ユイ、惣流キョウコ・ツェッペリンの六名の亡命申請を受理し、リリン化処置の上で我々リリンの一員として迎え入れる事としました。後に書面にて各国に通達を出す所存ですが、彼等の勤務先であるネルフの皆様方には先に口頭にてお伝えしたく。……あぁ、そう言えば彼等から『葛城ミサト』さんの亡命についても打診があったのですが、葛城さんは亡命なさる御予定は有られますか？　ご希望でしたらリリン化処置の後、月に移住して戴く事が可能ですが」 （´・ω・｀）なんていい亡命先。でも、地球側見たら怪しすぎて足踏みしちゃうわ。

←前のページ

次のページ→

戻る(・ω・`)