ヒャッハー天地創造 2012/6/22
キリスト教とユダヤ教では、この世界は神様によって七日間で製造されたと記されている。
まず、モヒカンと呼ばれる縦髪の奇抜な髪型をした男が片手にダイナマイトを持ち、それに火をつけて
「ヒャッハー!天地創造の始まりだぁっ!暗闇はこのダイナマイトでも食らってやがれっ!」
暗闇へとバチバチと火がついているダイナマイトを放り投げ、盛大にドカーン!と爆発させ、光が暗闇に咲き、光が世界に初めて誕生した。
これが1日目の出来事である。神様はダイナマイトの爆発が見れて満足したので眠った。
2日目になると、神様は空を作ろうと頑張っている。
バイクで何もない空間を駆け巡るという矛盾を平然と実行し、何もないはずなのに空高くジャンプして
「ヒャッハー!」
このバイクジャンプをするために空を作った。一日中、空をバイクで駆け巡り、「ヒャッハー」という奇声をあげるだけで2日目は終了した。
3日目に、地面がないとバイクジャンプが連続して出来ない事に不満を持った神様は大地を作った。
この時も「ヒャッハー!」という奇声を上げていた。
そして、地面から何回もバイクでジャンプして疲れたので、休憩のついでにションベンをすると海ができ、その水分と土で植物が勝手に生えてくる。
「ヒャッハハハハハ!ションベンは臭いぜぇっ!」
海が臭いのは、生物の死骸の匂い以外にも、神様のションベンだからという理由が存在する。
4日目、神様がバイクで、夜の荒野や平原を駆けていると、空に何もない事に不満を持ち
「なんて殺風景なんだぁっ!銀河系と衛星を製造だぁっ!適当に他の世界のブラックホールを10億個持ってきてぶち壊して製造だっ!ヒャッハー!」
空に星と月ができ、バイクでの走行で素晴らしい夜景を見る事ができるようになった。
ただ、余所見運転が多くなったので障害物にぶつかる事故が増えたのである。
「ウベラッ!」
5日目、狩猟と虐殺が大好きな神様は、狩る獲物がいない事に気が付いて困ったので、魚と鳥を大量に作った。
そして、出会った傍からバイクに備え付けられているボウガンと呼ばれる遠距離武器で狙いを定め
「鳥は焼き鳥だぁっ!」
殺して食べる分以外も殺し、1日中、鳥を殺して遊んでいる。
魚はボウガンで狙いをつけるのが面倒なので、世界創造に用いたダイナマイトを取り出し
「水の中にいるからって調子に乗るんじゃねぇっ!魚も問答無用で虐殺だぁっ!」
川ごと吹き飛ばし、作った命を自由に持て遊んで殺して、5日目は終了した。
6日目、神様は魚と鳥じゃ満足できなかったので、獣と家畜を作った。
「牛は牛肉だぁっ!豚は豚肉だぁっ!クジラはクジラ肉だぁっ!」
食事のバリエーションが広がって、神様は大満足になり、世界創造に飽きた。
7日目、神様は他の娯楽に夢中になったので、この世界を捨てた。
「ヒャッハー!いらなくなった世界は焼却処分だぁっ!」
火炎放射器のようなものを持ち出し、それが世界そのものを焼きつくして、宇宙創成の切欠となるビックバンを引き起こし、こうして現在の宇宙が産まれたのである。
「ぎゃああああああああああああああっ!!!!あちいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!」
神様もビックバンに巻き込まれ、新しい宇宙の材料の一部となり、今日も全ての生物を構成する物質として働いている。
これが世界を七日間で製造したと言われるありがたいありがたい神話なのだ。
この神様は世界の終わりになると再び、バイクに乗って荒野を駆け巡り、今度は集団で
「ヒャッハー!水だぁっ!女だぁっ!全部寄越せぇっ!」「水だぁっ!水だっー!」
「男は労働奴隷だぁっ!女は性奴隷だぁっ!」「弱っている糞ジジイは虐殺だぁっ!」
人々を神様なりの方法で愛し犯し殺し、人類という種を次の世代まで生存させてくれるのである。
おしまい