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銀河英雄伝説
クラウス・フォン・リヒテンラーデ【銀河帝国を支配した宰相/内乱で破れて粛清】 

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96 2015/2/12 銀河英雄伝説フリードリヒ皇帝、良い人材に恵まれている ミラー

http://ja.wikipedia.org/wiki/銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国
クラウス・フォン・リヒテンラーデ(Klaus von Lichtenlade)
(声:宮内幸平、糸博 [千])
爵位は侯爵。皇帝フリードリヒ4世の治世において、国務尚書を10年ほど務めている。国務尚書就任前は内務・宮内・財務尚書を歴任。フリードリヒ4世が政治について一切携わらなかったことから、彼が帝国の政治の一切を取り仕切っていた。当時の銀河帝国宮廷において、新しい政策や制度を定めたわけではないが、大過なく政務を取り仕切る能力に非常に長けていた。帝国軍三長官がイゼルローン要塞失陥の責任を取って辞職しようとした際に慰留したこと、ベーネミュンデ侯爵夫人に対して当初荘園の下賜と郊外への引退を提示したり忠告を行うなど、波風を立てないために努力する描写が複数回登場する。「新たなる戦いの序曲」においてはブラウンシュヴァイク公に対しても忠告を行っている。また権力に強い欲望と執着を持ちながら、他人にそう見せない保身の術にも長けていた。ラインハルトのゴールデンバウム王朝打倒の意思を早くから見抜いていたが、そのことをフリードリヒ4世に注進した際、簒奪や王朝の滅亡さえ自らの望む所であることを告白され、驚愕する(原作およびアニメ版の描写。コミック版では、フリードリヒ4世の独白として示されている)。
門閥貴族の出身だが、アンネローゼを非難するベーネミュンデ侯爵夫人をたしなめたり、ブラウンシュヴァイク公ら強大な門閥貴族が外戚として帝国を私物化することを憂慮するなど、他の門閥貴族よりも比較的公正な見識を持ち、帝国の将来にも危機感を抱いている。フリードリヒ4世が崩御すると、強力な門閥貴族の後ろ盾がなく、ただ1人の内孫であるエルウィン・ヨーゼフ2世を擁立し、長年の慣習で空位とされていた帝国宰相に就任して爵位も公爵に昇る。門閥貴族連合に対抗するためラインハルトと盟約を結ぶが、これは彼にとっては門閥貴族連合を排除するための手段に過ぎず、リップシュタット戦役後は参戦しなかった貴族たちと連絡を取り、機を見てラインハルトを排除するつもりであった。しかしその策謀はヒルダの報告によって、すでにラインハルトの察知するところであった。オーベルシュタインの策とラインハルト麾下の提督たちの先手を打った行動により、ロイエンタールに逮捕・拘束され、ラインハルトの指示で自殺させられた。逮捕時に読んでいた本の『理想の政治』という書名が、ロイエンタールの失笑を買った。

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