Dog Days
ガレット獅子団領のキャラ【レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ/ガウル・ガレット・デ・ロワ/ジョーヌ・クラフティ/ゴドウィン・ドリュール】
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ビスコッティ国営放送所属。国の宝剣を賭けた戦ではジャンとともに実況・解説を担当。
ガレット獅子団領[編集]
猫のような雰囲気の[52][3]、猫耳や猫尻尾を持つ人々が暮らす国。王族はヴァンネット城に住んでいる。ビスコッティ共和国と敵対しているが、昔は友好国として栄えていた。また国として敵対してはいるものの、個人的な交遊関係ではビスコッティ共和国の主要な面々ととても仲の良い描写も多い。(2期では最初から友好国に戻っている)
レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ
(Leonmichelli Galette des Rois)
声 -
小清水亜美
16歳、女性。ガレット獅子団領の代表領主で、武勇にも優れる[79]。「姫」と気安く呼ばれることを嫌っており、周囲には「閣下」と呼ばせている[79][28]。略称はレオ
(Leo) [79]。かつてはミルヒオーレとは姉妹同然に親しく育った幼馴染みの間柄だが[79][3][注
12]、ある時を境に彼女のことを名前ではなく「犬姫」などと呼び、その政策を批判する[29]など彼女を敵対視するようになる。ミルヒオーレが治めるビスコッティと敵対することについては何らかの思うところはあるものの、その真意は物語中盤(アニメでも第1期の中盤)まで伏せられていた[26][3]。彼女がそこまでの行為に駆り立てているのは、ミルヒオーレほど正確にではないが星詠みを行うことが出来き、それにより「シンクとミルヒオーレが30日以内に確実に死亡、その運命は絶対に回避できない」という結果が出たことによるものであり、どんな手を使ってでもそのような事態を回避するためであった。なお、アニメ第1期のグラナ砦攻防戦でのことが片付いてから後、弟のガウルに「憑き物が落ちた」ようだと言われていることからも[80]、ミルヒオーレの死という星詠みの結果は、レオンミシェリを精神的に追い込むにものであったことを伺わせる。
戦においては、専ら大型の武器を扱い[79]、作中では両手剣や弓、長柄斧、「魔戦斧グランヴェール」など様々な武器で戦うほか、「獅子王炎陣大爆破」[57]という技名の大がかりな紋章砲を扱うことができる。
しかし、このように勇猛果敢に配下を率いて「戦」に参加する時と、独りでいる時には異なる態度を見せる[3]。魔物(土地神)との一件が片付いた後はミルヒオーレに今までの真意を話し和解へと至り元通り中の良い姉妹のような間柄になる。その際に久しぶりにミルヒオーレの歌を聴きに行く。因みに、ミルヒオーレに撫でられると普段の性格とは対象的に妹キャラに変わりミルヒオーレに存分甘えていた。
名前の由来はフランスの菓子・「ガレット・デ・ロワ」。
ガウル・ガレット・デ・ロワ
(Gaul Galette des Rois)
声 - 柿原徹也
13歳、男性。ガレットの王子でありレオンミシェリの弟[81]。略称はガウ
(Gau)
[81]。自信家で、「戦」に楽しみを見出し、悪ぶった台詞回しを好むが[26]、意に反して勝負の相手に怪我をさせたり迷惑をかけたりした場合には動揺するような一面もある[29]。直属の配下には、ゴドウィン将軍と親衛隊トリオ「ジェノワーズ」がいる。かつてミルヒオーレと親しかったはずの姉の真意を掴みかねており、不仲の理由を知りたがっている[67][82]。シンクと同じく軽装での戦いを得意とし[81]、通常は両手の爪を使うが、槍を武器に戦うこともある。作中では身体能力を強化する「獅子王爪牙」や、攻撃技「天雷爆砕陣」といった技を使用している[56]。シンクとは戦を機に親しい関係となっている。シンク曰く「あれで女の子に人見知りする」らしく、第2期において自国の勇者となったナナミからの行き過ぎたスキンシップをきっぱりと拒絶し、節度ある関係を築こうと提言するなど王族らしい真面目な一面も覗かせる(その後、領主でありながらも遠慮なくナナミに撫でられ甘えまくる姉の姿に呆れたりもした)。また第2期7話ではシンクと同様に英雄結晶の効果で一時的に青年化した。戦闘中だったこともあってか、シンクと同じく大人になっていたのに気づくのが遅かった。
レオンミシェリ曰く、ガレット領主の座は彼のものであり彼女自身は大人になるまで一時期的に預かっているだけらしい[83]。
ガレット騎士団[編集]
ゴドウィン・ドリュール
(Godwin Dorure)
声 -
若本規夫
男性。ガレットの将軍[52]。ガウルの直属の配下。怪力を誇る巨漢で、武器は鎖で繋がれた鉄球が付いた大斧[52]。ガレットでは比較的新参の武将[84]。
ガウルと同様に好戦的で豪快な性格だが、ドラマCDに登場する妻・エリーナ(声
-
田中理恵)を心底愛する愛妻家でもある。
由来は菓子作りの際に光沢を付けるために用いる溶き卵のことであり、フランス語で「金箔装飾」を意味する「ドリュール」。
バナード・サブラージュ
(Bernard Sabrage)
声 -
小野大輔
男性。ガレットの騎士団長で、将軍の地位にある人物[52]。騎士の家系の生まれ[64]。ビオレと共に国営放送における実況での解説も担う[52]。ロランとは、プライベートでは季節の贈り物を届け合う友人同士である[64]。武器は槍と盾。レオンミシェリの真意を知るひとり[68]。
由来は菓子作りの際の作業の一つであり、フランス語で「砂をまく」を意味する「サブラージュ」。
チェイニー
ガレット騎士団のオンミツ猫。レオンミシェリの命でナナミをフロニャルドに召喚するゲートを開いた。
ジェノワーズ
(Génoise)[編集]
ガウルの直属親衛隊トリオの女性たち[85][注
18]。マルチに活躍するトリオユニット[66]であり、ガレット内でも上位に入る実力者であるが、何かと問題を起こしており、エクレールからは「3バカ」と呼ばれている。
由来はスポンジケーキの生地の一種・「ジェノワーズ」。
ノワール・ヴィノカカオ (Noir Vinocacao)
声 -
花澤香菜
「ジェノワーズ」のセンターを務める軽装戦士。愛称はノワ
(Noir)。自身の胸の大きさにコンプレックスを持っている。無口で無表情な少女だが、短剣とナイフの能力に秀でている上に、意外とおちゃめな面を持った戦士である[52][66]。なお機嫌を損ねてすね始めると長引く。また、ガウルとの付き合いはジェノワーズの中で一番古く、幼年学校の同級生であり、ガウル曰く昔は生意気で、かつてはよく喧嘩していたという[86]。ただし、実はインテリという設定があり[84]、シンクの帰還後に勇者召喚に関する詳しい資料をリコッタに提供したりもした[48]。第2期では第1期に出た魔物の対策として国王姉弟から魔物対策機関の立ち上げを打診されており、その一環としてシンクやエクレール、ユキカゼの合宿に参加した[76]。最近はジェノワーズとしての活動の他、単身での国外活動も多い。ドラマCDでは、リコッタとは親友同士であると明かされている[78]。エクレールとは同い年で良きライバル同士[76]。他にもシンクをはじめ、ビスコッティ国内の若手騎士達とも普通に仲良しである。第2期では模擬戦等で輝力武装「セブンテール」(尻尾を先端に刃が付いた伸縮自在の七又の尾に変化させる)を披露しており、その武装を見せた放送回のEDでは「セブンテール」を発動させた姿で登場している(第2期4話・12話EDで見られる。通常の第2期EDは黒い1本の尻尾)。
4話でエクレールに吹き飛ばされてシンクに裸を見られた時は平然としていたが、7話で魔物によって幼児化した状態から、もとに戻る時、ガウルに裸を見られそうになった時は、とっさに尻尾で彼の目を隠している。
名前の由来はカカオ豆を浸漬したワインである「ヴィノカカオ」。
ジョーヌ・クラフティ
(Jaune Clafoutis)
声 - 永田依子 (第1・2期) → 巽悠衣子 (第3期)
[87]
「ジェノワーズ」の重装戦士。愛称はジョー。巨大な武器を振り回すほどの怪力を持ち、力任せの戦いを得意とする少女で、戦斧を扱う[52]が、紋章砲も扱える。西方の訛り[52]とされる関西弁のような口調で喋る。性格は基本的に元気で明るい子。また、ジェノワーズと一緒に良くトラブルを起こすため、レオンミシェリに叱られる。実は3人の中では一番の恥ずかしがりで戦場で脱がされるのは嫌がっている。
ドラマCD三巻では彼女が第三の将軍に近い位置にいると、レオンミシェリやビオレから評価を受けている。
名前の由来はフランスのリムーザン地方の菓子・「クラフティ」[注
19]。
ベール・ファーブルトン (Vert Far Breton)
声 -
寿美菜子
「ジェノワーズ」の弓術士。北方・聖ハルヴァー王国の出身。愛称はベル
(Vert)。おっとり系のドジっ娘で、怖い話が苦手。ただ、弓矢の扱いに秀でている[52]。また「立ち耳」と呼ばれるウサギのような長い耳をしており、聴力も優れている[84]。
名前の由来はフランスのブルターニュ地方の菓子・「ファーブルトン」。http://ja.wikipedia.org/wiki/DOG_DAYS#.E3.83.93.E3.82.B9.E3.82.B3.E3.83.83.E3.83.86.E3.82.A3.E5.85.B1.E5.92.8C.E5.9B.BD