流石、学習能力の無さと無理筋ねじ込む豪腕さ、そして飽きっぽくて直ぐ人類をジェノサイドすることに定評のあるYHWHさん。

クズとして有名？なダビデさんも旧約聖書だったな。
他と比べても圧倒的に旧約聖書とギリシャ神話はクズな登場人物や神様が多い印象がある。

ダビデのクズっぷりはローマ帝国の頃のユダヤ人貴族、ヨセフスの著作で草生える。ユダヤ人にとっては英雄なんだろうけど、ユダのマムシと呼びたくなるわ。

そもそも一神教のメジャーである４文字の神って懲罰の神なので理不尽なのはしょうがない。
基本スタンスが「私を崇めることが基本、崇めないのは罪、崇めたところで何もしないが、崇めないのは罰を与える」なのでそりゃ日本人の宗教観「ありがたければ化け物でも祭る、祭れば幸をくれるが、たまには暴れるからしょうがないね」には合わないのはしょうがない。

でも「汝、隣人を愛せよ」という言葉は好き。

神様そのものが理不尽な自然の暴力に対して
あれは神様のお怒りなんだってことにすれば、
一応は説明が付いてなんとく納得できて、
それによっていくらかは心が安らかになる。
そういうもんだからね。
風土によっては多少優しげにもなるけど、
あんな自然の恵みなどなにもない砂漠地帯じゃ
懲罰の神以外になりようがない。

確かにそうかもしれませんね。

そういう面から見ると多神教の地域では「神のすることだから」という説明がついちゃうせいで科学があんまり発達せず、一神教の地域では「神が作った世界だから理屈がある」という考えで科学がどんどん発達したのは面白いですね。
（インドの『０』の概念などありますが、オカルトから科学への脱却に限ると一神教の地域は本当に早いので）