第2話 賢者の事情(1)--バブリーズの皆とパーティを組んで冒険をする事になった。
ただ、一部の人には気付かれている。
有名なパーティで活躍した妖精魔女っていう冷徹なエルフ娘なんじゃね?って。
でも、熟練の冒険者にしては格安の料金で依頼を受けてくれるから、本人だと思われずにいた。 -
第2話 賢者の事情(2)--シティ・アドベンチャーが苦手なパーティな上に、原作とは違った展開になっているそうだから、このままだと仕事達成が危うかった。
でも、何をどう行動しても、 世 界 補 正 に等しい出会いをし、行方不明になったパイロンの娘こーリンの話を聞く事が出来た。
年齢は12歳だから、男と駆け落ちという線はなし。
マルキって奴が犯人っぽいって事だ。
その場合、マルキはロリコン。イエスロリータ、イエスタッチ
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「たしかに、そのマルキという男が誘拐犯の可能性があるかもしれないが、現時点ではそこはわからない。違うかもしれないだろう? その場合、困るのはコチラだ」
裏の仕事の関係者であることは間違いないマルキについて、パイロン自身に聞くことは信用問題にもなるのだ。
「じゃ、お互いに調査をもう少し進めてから、また情報を交換するってことでどうかにゅう?」
「異論はない。私達の仲間が古代王国の扉亭という酒場に待機しているから、何かあればそっちに連絡してくれ」
「え。手分けして探しているわけじゃないの?」
パラサの言葉に青年が頷くと、その言葉に引っかかったレジィナが思わずつぶやいた。
「……あいつらこういうことには、全く役に立たないんだよ。腕っ節は強いし、遺跡じゃ頼りになるんだけど……シティ・アドベンチャー苦手とか、マジ使えない」
少年は、何か遠い目をしてそのつぶやきに答えたのだった
(´・ω・`)なんか新鮮な経験。
バブリーズ読んだ事あるはずなのに、全く内容を覚えてないから、この作品を読んでも思い出せない。
第2話 賢者の事情(3)--マルキが賭博場で簡単に見つかった。
どうやら盗んだ品物は、借金の方に賭博場で他者に渡してしまったようであり、金に困って自堕落なマルキが起こした事件・・・・と考えられたが、行方不明になったパイロンの娘こーリンはどうなったの?という疑問が残っている-
「一番大きな賭博場が、そういえば最初の事件があったあの辺にありますね。そこに行ってみます?」
おそらくこれは、キャラクターのユーチャリスの記憶だ。
ブレイブハートの仲間だったクラウスが、よくユーチャリスを誘ってその賭博場へと行っていた。彼はシーフ技能持ちではあるもののイカサマはせず、純粋にゲームとして賭け事を楽しんでいた。
そんな彼だが、絶対に他の仲間達は誘わなかった。レオンとセアは脳筋単純思考故にハマってしまうと後が怖いし、堅物ファリス神官のジークでは説教をされそうであり、リュミエラはギャンブル嫌いだ。そうなると、ユーチャリスくらいしか仲間内では誘えなかったのだろう。
「ユーチャったら、よくそんなこと知ってるのね」
「昔の仲間とよく行ったことがあって」
フィリスの言葉に苦笑しながら返事をする。
(´・ω・`)ギャンブル危ない(実感
第2話 賢者の事情(4)-女主人公さん、原作知識を忘れすぎて大変だった。-
細かいところまで覚えていない、うろ覚えの記憶を彼女は少し恨んだ。特に後半になればなるほどストーリーやキャラクターを覚えていない。
忘れずに残っているのは、前半の部分に集中されているし、後半にある事件で避けたいものがあったはずだがそれがなんだったか思い出せない。確か、モケケピロピロ……違う、ワイトだったか、アンデットが関連するものだったことは覚えている。
そういえばスイフリーとの組み合わせで面白かったファリス神官のクレアはどの辺りで出てくるんだったっけ?
……とさらに随分と先の事まで思いを馳せ、ユーチャリスの思考はあちらこちらへと飛び、端から見れば相変わらずぼんやりしているようにしか見えなかった。
「全く……」
そんな様子にフィリスはため息をついた。
「ユーチャ、そろそろパイロンの屋敷に行くそうよ? ……ぼんやりしてないで、しっかりしなさいな」
「え? あ、はい」
なんとも気が抜けた返事を、ユーチャリスはフィリスに返す。
『初めて会った時のあのスリを取り押さえた鋭い彼女は幻だったのだろうか』と思いながら、フィリスは仲間たちとパイロンの屋敷へと向かった。
(´・ω・`)この女主人公さん、私と同じだ。
私も原作全く覚えてない。
えと、確か、最後あたりに魔術師をケイオスランドに1匹解き放ってどらえい事になるんだっけ?状態
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