_,.．-ｰ.: : : :. :. :. :.=- ､,,
　　　　　　　　　　__.ィ´: : :.',.: : : :.i.: : : :. :.／.: :.｀ヽ　　
　　　　　　　　　/　,ﾞ- .，.:.:., -.，.: :. :. .:./.: : : :.／:ﾊ　　やれやれ50層で正体が露見するとは
　　　　　　,,‐''''¨"" 　 /.:.:./,,,,/l. : : : : /: : :.／.:.:r≦l　　まだゲームを半分しかクリアーしてないのに
　 　 　 　 |　　　,.．-ﾆ-'´　　 .l,, _ ,,...厶孑ﾍ: ヽミミﾐl　　ラスボス戦をやらないといけないようだね。
　　　　 　 l　　 .:l /´　　　_.ィ.　　 　 　 　 　 ',: : Vﾐﾐl
　　　　　　l　　.:y'　　.:/".　　　 ,.．-.''7.　　　 ',: : Vミ!
.　　　 　 /　　 .'　　.::/;;　_.ィ´　　　 ./.　　　　 ',.: : lミl
　　　　 /　 　 　 .::∠．'"　　_,.．-'"/　　 ,,,, -‐'i.: :.lミl
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　　 /　　　　　　　　　 <´////ヽ　ィ《"´ヒｽク.}: : :ﾚ,,　l
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　（´・ω・｀)攻略組壊滅して、たった23人で超強力な50層のクォーターボスに挑む【4章　攻略組壊滅状態で50層のフロアボス戦だよ！】
ですぞ。
絶望的すぎる状況で、ヒースクリフが可笑しいくらいに生き残って戦闘できているから、ヒースクリフ＝ＧＭだって事がリズベットにばれてしまっているんだ。



攻略組（´・ω・｀)み、皆に希望をもたらすために、50層のフロアボスを攻略する！
既に壊滅状態の攻略組だけど頑張るぞ！
アイン（´・ω・｀)元ラフィン・コフィンの俺も頑張る☆
攻略組（´・ω・｀) 　（´・ω・｀) 　（´・ω・｀)ふざけんな。さっさと死ね。
ヒースクリフ（´・ω・｀)い、今まで役立たずだった私だけど、フロアボスの情報を持ってきた。
攻略組（´・ω・｀)（´・ω・｀) 　（´・ω・｀)ヒースクリフが言い訳ばっかりで最悪だ！
↓
●50層のフロアボス破壊の王！
ヒースクリフ（´・ω・｀)絶望的な戦いだが、全ての攻撃は私が受け止める！
攻略組（´・ω・｀) 　（´・ω・｀) 　（´・ω・｀)さすがヒースクリフさん！この絶望的状況でも英雄的行動！
アイン（´・ω・｀)ヒースクリフ。明らかに動きが可笑しいぞ。
常に最善の行動をとってゲーム攻略するＴＡＳじゃねぇーか！ 　 　
攻略組（´・ω・｀) 　（´・ω・｀) 　（´・ω・｀)！！！！！！
アイン（´・ω・｀)フロアボスに殺害されてゆんやっー！

ヒースクリフ（´・ω・｀)ふぅ、危なかった。全員にばれる前に、死んでくれた。
↓
●50層でヒースクリフさん、ＧＭだとリズベットにばれた。
　　　　　　　　　

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SAO(ソードアート・オンライン)　〜遺言無き世界〜　【	理想郷　作者：倭刀	SSS	12-13話	2014/07/14
第十二話　攻略の再開--攻略組が壊滅したから、ゲームクリアーに絶望したプレイヤー達の自殺者が続出した。 幸い、"仲間の生き様を無駄にしない"という死者に対する想いは強かったから、攻略組にいたまま戦ってくれるプレイヤー達がいる。 でも、集めてもたった23人。 ボス攻略する戦力としては少なすぎる。 しかも、先日までラフィン・コフィンで活躍していた戦闘狂アインが攻略組にいて崩壊気味だった。 更にヒースクリフが今まで役立たずすぎて、言い訳ばっかりしているように見えるから攻略組の皆がイライラする。 次は50層のフロアボスだから、もうやばいですぞ。 こんな団結もできない状態でフロアボス戦とか、壊滅フラグでござる。　- 「私がどうしても参加できなかった理由については……そうだな。 このゲームがクリアされる直前にでも話そうと思う」 　ゲームがクリアされる直前。一体なぜ。 これも自分の失態を煙に巻くためなのだろうか。 ゴドフリーが思わず言及しようとするが、その前にクラインが間に入った。 「まあ皆さん。ヒースクリフさんに聞きたいことはそれぞれあるでしょうが、今は会議を進めましょ」 　いきりたとうとしていた何人かのプレイヤーはそれで少し頭を冷やす。 クラインの言う通り、今は五十層の会議だ。だから五十層の情報を聞く場である。 情報がほしいのは全員が同じとするが故に、仕方なしに全員が黙った。 ゴドフリーも例外ではなく、腑に落ちないという表情ではあるが大人しく座る。 　ヒースクリフは全員が黙って耳を傾けていることを確認してから話を始めた。 「クエストをいくつかクリアした際に入手した情報から伝えよう。 最初ボスはその身を四つに分け、襲いかかってくる。 体力のバーはそれぞれ一本。だが強さは四十前半の層のボスと同等の強さだ。 まずはここを乗り切らなければならない。 全てを倒すとボスの破片が合体し、本体となる。 本体は多腕型——４本の手があり、最初は素手で殴ってくるが体力が半分を切ると２本の腕に武器を所持し、 4分の１を切ると全ての手に武器を持つ。 そしてその際、ボスは一度体力を半分ぐらいにまで回復させる」 （´・ω・｀)この状態で50層。 もうやめて！攻略組にトドメを刺しちゃうわ！ 第十三話　破壊の王ー50層のフロアボス相手に、楽勝ムードが流れていた。 裏切り者のアインが凄く強くて、戦況が有利になっている。 だが、フロアボスはそれを絶望させるくらいに強かった。 両手に武器を持ち、一撃でＨＰを真っ赤にさせるくらいの高威力ダメージをやってくる。 火力がキリト、クライン、アインだけになったので、攻略は不可能とアスナは判断。 被害を出す前に撤退しようと命令するが・・・ヒースクリフが英雄になるために、最後までフロアボス戦をやる！宣言をしたから、アスナの計算が狂ってしまった。 そして、ヒースクリフの計算も狂った。 フロアボスの仕様が勝手に変更されてしまっている。 予想外のことばっかりが置き、フロアボスにまともにダメージが通らず、そんな状況で！ ヒースクリフがフロアボス相手に最善の手を取り続けて生き残る！ そんな光景が不自然すぎてＴＡＳやっているとばれてしまった！ ヒースクリフさん、ＧＭだとばれるフラグがたってしまう！ 肝心のアインは、クライン庇って死んだから、この場ですぐにＧＭとばれる事はない所が救い。　　ーー 「次、頼む」 「え？あ、うん」 　アインがいつの間にか側におり、両手剣を投げ渡された。 先ほどのボスの攻撃を正面から受けてしまい、再び武器の耐久値が危険域に達してしまったようだ。 急いで両手剣を修理し、アインへ渡すと彼はすぐに戦場に戻ることなく、立ち止まっていた。 「どうし――」 「なんかTASみたいだと思ってな。あいつ」 「タス？ああ、TASね」 　TASとはシステム・アシステッド・スーパープレイ。もしくはシステム・アシステッド・スピードランの略で 理屈上は人でもプレイ可能ではあるが、実際は操作の難易度が高過ぎて人では再現できないようなスーパープレイを繰り出すツールだ。 見方次第ではチートに近いものがあるがチートとは区別されており、 乱数調整などプログラム上で値を弄らなければできないようなことはされない。 なお本来ゲームの規約上、やってはいけないものである。 　閑話休題。リズベットはTASと聞いてヒースクリフのプレイを再度見る。 （´・ω・｀)リズベットさんが、ヒースクリフをＧＭと見破って、口封じされるフラグ（どーん

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