(´・ω・`)新世界よりの原作で、人間とバゲネズミの戦争は人間が勝利しちゃったけど、この小説はバゲネズミが勝利したらっていう小説さんだよ。
つまり、人間ほとんど殺して、バゲネズミと人類との関係が逆転したんだ。
(´・ω・`)何処まで行っても、業ばっかりで世界が救われない感じなのが、新世界よりっぽいなーって思う。
前篇 この世界のことについて --死んだはずの司狼は故郷から逃亡して暮らしているマリア達と出会った。『呪力』という力を知り、街の人間が子供達を大量に処分して、管理している場所だとわかった事で、殴りこみに行こうとしている。--
]中編 スクィーラの涙、バケネズミの誇り
--スクィーラの案内でバゲキツネのコロニーへと招待され、そこでバゲキツネの真実を司狼は教えられた。超能力を持たない人間達を500年前に品種改良して、奴隷にした事実を知ったのである。
司狼はその事実と待遇に憤怒の感情を宿す。--
「PKを持たない者達とPK能力者との間には変えられない「溝」がありました。PK能力者達には『攻撃抑制』並びに『愧死機構』が備わっているのに対し、PKを持たない者達はそれら二つの機構が
備わっていません。同じ「人間」を攻撃すれば発動する『攻撃抑制』と『愧死機構』は非能力者の集団に対しても働く為、非能力者の集団は見境なしにPK能力者を殺すことができます。ただしこれら
二つの機構に関しては相手を「人間」と思うことにより発動します。つまり人間ではない「存在にしておけば」よいわけです。歴史の傍観者に徹してきた第四の集団、科学技術文明の伝承者達によって
非能力者の遺伝子にハダカデバネズミの遺伝子を掛け合わせることによりバケネズミが生まれました。それらは五百年前から行われ、現在に至る歴史の中で元人間、非能力者の集団の子孫はバケネズミ
ということになります」
(´・ω・`)こうして思うと、ミノシロモドキを処分しまくっていたのがわかるなぁ。
アニメの方でも、非能力者の人間は何処に行ったのかって、サキが聞こうとしてましたし。
後編 新世界へ語れ -スクイーラは、危険を冒して賭けに勝った。呪力を平然と防げる司狼を仲間にし、街の人間達に戦争を仕掛けた。
鏑木が地球を真っ二つに出来るほどの超強敵だったが、隙をついて呪力そのものを消失させて逆転勝利っ!
街の人間ほとんど殺して、人類にバゲネズミは勝利した!-
(´・ω・`)新世界らしい良い終わり方だった。
何処まで行っても、悲劇で救われない感じが新世界よりっぽい。
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