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ランス【1】-【14】  
ランスIF 二人の英雄
第6章 ゼス崩壊 
  

ブログ】 作者 散々

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                ki ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Tr=、 ヽ
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●それぞれ違う立場のキャラが遭遇してしまったみっつどもえ戦

血まみれ天使
(´・ω・`)動脈、動脈、動脈ブシュー!

使徒ポンパドール
(´・ω・`)やばいルークに正体見られた。
血まみれ天使も超危険人物だけど、こいつを利用して先にルークを倒す!


ルーク(´・ω・`)実質2vs1だとっ?!
ならこっちも先にポンパドールに攻撃!
攻撃をうまく回避して、血まみれ天使から奪ったナイフで足を攻撃!

使徒ポンパドール
(´・ω・`)あ、足やられてもうた。
でも、場に血まみれ天使いるし、こいつを利用して撤退してやる!

血まみれ天使(´・ω・`)
心臓、心臓、心臓グチュチュ

ルーク(´・ω・`)血まみれ天使で防御!
必殺、気狂いガード!

血まみれ天使
(´・ω・`)☚痛みで悶絶

使徒ポンパドール(´・ω・`)こうなったら血まみれ天使を利用して戦

血まみれ天使
(´・ω・`)ケケ……ケケケ……ケケケケケーっ!!

使徒ポンパドール
(´・ω・`)もうやだ、このキチガイ。
殺したいから、殺す行動原理で襲ってくるから、こっちも攻撃してくる。

 暗殺者コード
(´・ω・`)よし!キタ!ルーク殺すチャンス!
三つ巴の戦いしている最中のルークは隙だらけ!
かなみ独占するために死ねー!

血まみれ天使
(´・ω・`)ケケ……ケケケ……ケケケケケーっ!!

 暗殺者コード
(´・ω・`)殺意に反応して邪魔されてもうた。
もうやだ、このキチガイ。

ルーク(´・ω・`)・・・とりあえず、他の連中は逃がしても良いから、血まみれ天使だけの捕縛優先しよう。

血まみれ天使
(´・ω・`)ケケケケケーっ!!

ルーク(´・ω・`)腹パンチ!ロープで捕縛!

血まみれ天使
(´・ω・`)

ルーク(´・ω・`)こいつの戦闘力惜しいな。
でも、殺したいから殺しまくった大犯罪者だし、諦めよう・・・


●ルーク(´・ω・`)調査したらアイスフレームの実質のリーダー。ウルザじゃなくて影番やっているランスな件

ヒロイン達(´・ω・`)ひ、人の上に立った事がある人物だし、ブレーキ役のルークがいるし何とかなるでしょ。
ウルザだって昔はカリスマばりばりの指導者だったし。
しかも価値観に大してクーデターやる気まんまんの過激派だった。

ルーク(´・ω・`)価値観にクーデター?

ヒロイン達(´・ω・`)普通にレジスタンスやっても、魔法使いと非魔法使いの立場が入れ替わるだけでしょ?
ウルザはお互いの嫌悪感なくすクーデターをやろうとしたの

ルーク(´・ω・`) (難しいなぁ。
魔法大国ゼスは魔法前提とした社会だから、平等社会なんてしたら魔法使いが不満持つし、価値観変えるの大変すぎるぞ)

ヒロイン達(´・ω・`)難易度高すぎて無理ゲーだけど、ウルザならそれができると私たちは思ってたわ。
でも

ルーク(´・ω・`)?

ヒロイン達(´・ω・`)農場にいる二級市民300人を助けようとしたら、それが全部軍にばれてて、投入した大部隊や幹部がほとんど死亡しちゃってからオワタ
ウルザ両親と兄を亡くして、心を病んで今じゃ車椅子生活よ

第182話 夜が近づく-ウルザちゃんの昔の事がアイスフレームの古参メンバーの口から明らかになった。
昔、ウルザは今以上にカリスマ溢れて、みんなに希望を与えるリーダーさんだった。
魔法使いと非魔法使いがお互いに共存してお互いに足りない部分を補う社会を目指していたが、救出対象の二級市民300人に裏切られて、当時のアイスフレームの大部隊ほとんど死亡。
ウルザは家族が犠牲になって心が病んで、ランスが今は実質のリーダーになっているという状況だった。 
-
「でも、そんな事判っているとは思うけどあえて言わせて貰うわ。簡単な事じゃないわよ。敵はゼス政府じゃない。それこそ何百年、何千年も掛けてべっとりこびりついた思想を相手にしているんだから」

 何千年の部分を少しばかり強調したロゼ。それを受け、ルークは思う。ロゼはもう気が付いている、と。自分とウルザ、その目指すものの方向性が同じである事に。

「うん、判ってる」
「それに魔法使いを擁護する訳じゃないけど、ゼスにおいて魔法使いが優遇されているのはある程度仕方のない事だと思うの。だって、魔法大国だもの。生活も、国の運営も、その全てに魔法や魔法道具が関わっていると言っても過言じゃないわ」
「……確かに、街にいきゃどこにでも魔法道具があるよな」
「魔法使いは非常時に魔力供給を義務付けられているし、それ以外にも魔力を国に提供する機会は沢山あるの。言わば税金みたいなものね。もし本当に平等にしたら、今度は魔法使い側から不満が出る。何故こんなにも国に貢献している自分たちと、非魔法使いが同じ扱いなのかって。かといって、魔法使いを優遇したら今と同じ」
「…………」
「今はやり過ぎているから、魔法使いの優遇比率を下げれば不満は無くなるか。ううん、そうじゃない。例え僅かでも、平等でなければ不満の声は必ず上がる。でも、魔法使いによって成り立っているこの国において、真の平等は不可能」
「ん……」
「それが、ゼスの抱えている問題よ」

 ロゼの言葉にキムチもシャイラも黙り込む。そう、決して簡単な事ではない。いや、『簡単ではない』という言葉で括るのもおこがましい、深く暗く重い問題。それがゼスの闇。

「それでも……」
「ん……?」
「それでも、ウルザを信じているのか? この国を変えてくれるって」
「勿論」

(´・ω・`)なんという、グレる案件。

ウルザ
(´・ω・`)二級市民を救出しようとしたら二級市民が攻撃してくるわ。両親と兄が死んだ・・・・情報全部ばれてた・・・・・普通の娘だったら、魔法使いも非魔法使いも全部憎むような大事件。


志津香(´・ω・`)父親の仇を取るために、どんどん戦闘したいの!
だから連れて行って!

オリ主(ルーク)(´・ω・`)今までたくさん戦って疲れているだろうから却下!
しっかり休むのが次の仕事な!

志津香(´・ω・`)そんなー

オリ主(ルーク)(´・ω・`)ペトロ77のトンネルを進むぞ!
ハーレムパーティの一部を置いて、隊員はロゼ、かなみ、トマト、シトモネ、シャイラ、ネイ、バーナードに決めた!
雰囲気を和らげるために、怪談噺をするぞー!

怪談で部隊壊滅

オリ主(ルーク) (´・ω・`)驚かしすぎてヒロイン達が行動不能になってもうた

モンスター(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`) 
(´・ω・`)

ゼスの暗殺者
(´・ω・`)暗殺のチャンス!
かなみタンは僕の物っー!


オリ主(ルーク) (´・ω・`)!?

かなみ(´・ω・`)ルークを守って好感度上げるチャンス!

ゼスの暗殺者(´・ω・`)かなみさん?!
どうしてその外道を守るんだ!
好きだ!愛してる!
オリ主から離れてくれ!


かなみ(´・ω・`)(うわぁマジキチのヤーンデレだぁ・・・)

ゼスの暗殺者
(´・ω・`)オリ主殺すうううう!!!

オリ主(ルーク) (´・ω・`)冷静さが欠けている暗殺者とか楽勝!
右腕切断!返り討ち!
かなみにこいつの処遇を任せる!

かなみ(´・ω・`)次来たら殺すわ!

ゼスの暗殺者
(´・ω・`)うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
カナミたんに振られたあああああああああああああああああああああああ!!!
こんな世界もういらないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!

  第183話 闇を這う虫けらは光を求めるー今まで付きまとってきたゼスの忍びコードがオリ主を襲ってきた。
全てはカナミたんを手に入れるため。
でも、この行動をとった事でコードは嫌われてしまう、大好きなカナミたんに嫌われ、次、大好きなオリ主の命を狙ったら殺す!という宣告をされて右腕を切断、コードは絶望して世界なんて滅んでしまえばいいと思った 

「あっ……ああっ! かなみさん……」
「…………」
「ぼ、ぼく、さっきも言いましたけど、貴女の事が好きなんです……だから、一緒にどこか遠くに逃げましょう……ねっ……だって、この世界は腐っているから……」
「……ごめんなさい」
「えっ……」

 悲しげな表情でコードにそう答えるかなみ。呆けた表情の彼を見下ろしながら、ゆっくりと言葉を続ける。

「私、好きな人がいるの……だから、貴方の気持ちには答えられない」
「そん……な……やっぱり……やっぱりあいつが……」
「……コード。貴方には前に一度見逃して貰った。だから、今回は一度だけ見逃す。でも、もしもう一度あの人を……ううん、私の仲間の誰かを狙ったら……」
「かな……み……さん……?」
「私が貴方を殺します」

 静かに、されどハッキリとかなみはそう言い放った。その言葉の意味を噛み締めるコード。これは、決別の言葉。かなみは自分を受け入れない。自分の恋は今ここで終わったのだ。かなみが自分の命を助けたのは、あくまであの時の借りを返したに過ぎない。貸し借りの無くなった今もう一度ルークを襲えば、その時は殺すとハッキリ宣言したのだ。自然と涙が溢れてくる。嗚咽が止められない。

「うわぁぁぁぁぁぁ! あぁぁぁぁぁっ!!」
「終わったの?」
「はい……」

(´・ω・`)なんという壮大な失恋劇(ヤーンデレ風片思い

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   Z 170-175話 2015年10月06日(月

●ここから分割
第179話 治安隊本部の攻防ーペンダゴンは、マナバッテリーの在り処を知るために治安隊本部を襲撃し、国を混乱させるために凶悪犯罪者を解き放った。
ルークとランス達はそれを阻止するためにやってきたが時は既に遅し、255人も殺しているナース服の死の天使があちこちで殺戮して逃亡。
その結果、ペンダゴンは犠牲を払いながらも治安隊を撃破して、その中の1人に闘将が居たのでマナバッテリーが四天王に守られているという超重要機密が漏れてしまう。

更に最悪な事に治安隊本部を助けるためにやってきたのが、ゼスの最高戦力の4将軍の二人。
ペンタゴンもルーク達も困った。一応、両陣営ともレジスタンスという名前の反政府組織である。
 ー


--
−ゼス 治安隊本部 入口前−

「それでは潜入は2班のみとします。二手に分かれて突入。他の班は誰も逃げ出せないよう、治安隊本部の周囲を囲んでください」
「はい、アレックス様!」

 アレックスの指示を受け、突入せずに残る兵たちが一斉に敬礼する。遂に軍が到着し、今正に潜入するところであった。キューティたちの粘りがこの状況を生み出したのだ。

「それでは別働隊の指揮をお願いします、サイアスさん」
「ああ、任せておけ」

 そう返事するのは、炎の四将軍サイアス・クラウン。かなみが目撃したのは、正にこの男であった。

「それにしても助かりました。サイアスさんもこちらに来ていたなんて」
「偶然な。キューティに用があったんだが、火の手が上がっているから何事かと思っていたんだ。そうしたら、お前らが到着した。ペンタゴンの仕業だったな?」
「はい、間違いありません」
「急ぐぞ。キューティたちはまだ抵抗を続けている」
「突入!!」

 遂に治安隊本部に軍が突入した。四将軍二人という、大戦力を率いて。

 

−ゼス 治安隊本部 8階−

「うわっ! 誰だ、お前は!? ぎゃぁぁぁぁ」

 治安隊が来ないか見張りをしていたペンタゴン兵の首が斬りつけられ、血しぶきを上げながら倒れ込む。

「ケケケケケ! 脳髄、脳髄、脳髄グシャー!」

 その返り血を浴びながら、ナース服の女性は奇声と共に廊下を駆けて行くのだった。
´・ω・`)ハニホー、どう見てもナース服の凶悪犯罪者さん。死刑にならなくて不思議すぎる

 第180話 最後まで共にー血まみれ天使さん(数百人殺した狂人)が刑務所の外へと逃げちゃった。
さすがに放置するとまずいので、ルーク達は追跡すると・・・そこにはペンダゴンに潜入していた魔人の使徒ポンバドールがいた。
変装を解いた後だったら不本意にもルーク VS 血塗れ天使 VS 魔人の使徒。
三つ巴の戦いになる。 
 ー 
ルークの言葉を受け、ポンパドールが勢いよく振り返る。完全に見られた。言い訳ご無用のこの状況。いや、さっきまでならミスリーを即座に気絶させた上で、

『ミスリーを倒した奴は逃げてきましたー。きゃは! ジーク様素敵!』

 とか言えたかもしれないが、血まみれ天使とかいう気狂い看護師に向かって素早い蹴りを放っているのも思い切り見られた今となってはもう遅い。しかも、ミスリーには気を付けてくださいとか余計な事まで言われた。

「(というか、これ! あのランスとかいう人間が封印解いた奴ーっ! だから勝手な事すんなって言ったのにーっ!!)」
「ケケ?」

 ダンダンと床を踏むポンパドール。破片が飛び散り、その威力を思いっきりルークたちに見せてしまっているのだが、興奮状態のポンパドールは気が付かない。

「(しかも、よりにもよって大嫌いなこいつに実力がばれるなんてー! ここまでペンタゴンの連中にも必死に隠してきたのにーっ!!)」
「成程。ペンタゴン最強はキングジョージでもフットでもなく、お前だったのか」

 わしわしと頭を掻き散らすポンパドール。ひとしきり暴れ、はぁはぁと息を吐いた後、バッと勢いよく顔を上げた。

「よし、殺そう!」
「……やってみろ」
「ケケケケケ!!」

 ポンパドールが足に力を込め、ルークが剣を構え、血まみれ天使が狂ったように笑う。高速の領域に足を踏み入れた者たちの戦いが始まる。
´・ω・`)血まみれ天使さん、結構、良いキャラしているなぁーって思えてきた。

 第181話 高速の死闘ールーク VS 血塗れ天使 VS 魔人の使徒の
つ巴の戦いの戦いの勝敗を握っているのは、血まみれ天使だった。
だって、この人。
殺したいから殺すという人生を生きてきた大犯罪者。
誰を襲うかは気分次第なため、使徒は血まみれ天使をルークに隙を作り出す駒として見て、ルークは血まみれ天使を生きた盾として運用した末に・・・・ルークによる血まみれ天使捕縛を優先し、他の連中は逃がして騒動が終わった。

  

「こいつはどうなるんだ?」
「そうですね。恐らくは封印刑でしょうが、元々彼女が入っていた封印用の魔法機は破壊されてしまったでしょうし、暫くは別の場所に拘留という形になると思います。封印機は貴重品で、確か今は治安隊本部に予備が無かったと思いますので」
「成程な」

 ミスリーに肩を貸し、ずるずると血まみれ天使をロープで引きずりながら、ルークはチラリとその引きずられる姿を見た。

「(この戦闘力……少し勿体ない気もするが、こいつのした事を考えれば仕方ないか)」
「それよりも、先程は何をしたのですか?」
「ん?」
「突然背後に回り込んだあれです。何をしたか全く判りませんでした」
「ああ、あれか。まあ、奥の手みたいなもんだな。出来れば他言無用で頼む。サイアスには伝えてもいいが」
「奥の手ですか……なら、やはり先程の彼女は逃がさない方がよかったのでは?」

´・ω・`)血まみれ天使さん。
人格を作り直す事が出来たら、有力な戦力になるなーって思った(処刑しない理由もそれで納得できるし


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