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 本日の運勢は過負荷【完結】

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本日の運勢は過負荷【完結】 Arcadia 作者 蛇遣い座 SSS 30話 2011/08/27
不運のマイナスを持って生まれた主人公 月見月が、球磨川と仲良くなるストーリー。原作の球磨川のぶッ壊れっぷりをよく再現していると思うよ。

原作キャラが良く描写されているね!原作とは違う組み合わせで生徒会戦挙戦を戦っているのに、物凄く盛り上がる展開で描けているよ!


3話あたり --球磨川は、中学校の生徒会長を決める選挙の話を主人公達に相談した。通常なら、球磨川に投票が入るはずもなく、落選するのだが・・・候補者が1人だけならば、0票でも生徒会長になれると進言してしまったのである。--

(´・ω・`)確かに、この方法なら一票もなくても当選できるよね。

9話あたり --球磨川が転校してくる前に、フラスコ計画を破壊するように言われた主人公は、同じマイナスである志布志を連れて、次々とマイナスの暴力でエリート達をボロボロにして、地下へと向かっていく。--

19話あたり --主人公の本当のマイナスは、周りの人間の運を奪いつくし、他者を犠牲にして自分だけが幸運になるというものだった。彼本来の修正する前の人格は、他者を犠牲にしても運がよくなることを良しとする最低最悪な人格を持ち、今まで何人もの人間を死へと追いやった最低な人間だったのだ--

21話あたり --初戦に主人公が出た事もあり、生徒会戦挙会計戦の挑戦側のメンツは変更されていた。全ての痛みを押し付ける蛾ヶ丸が出場し、全てのダメージを相手に押し付ける事で一方的な展開になったのだが、善吉の母が相手の能力の致命的な欠陥を抑え、善吉が江迎を説得する事で戦いは勝利へ生徒会側の有利になると思われた所で・・・鍵そのものを破壊され、強制的に引き分けにされてしまったのだった--

23話あたり --副会長戦は、生徒会側の月見月がマイナスとグルであったためにわざと負けようとしたのだが、日之影先輩の『知られざる英雄(ミスターアンノウン)』の効果で妨害されてしまった。志布志と月見月は之影先輩を排除しようと共闘するが、お互いがお互いを無意識に見捨ててしまうマイナスであるが故に、連携してもお互いを守る事ができず・・・月見月は、自分で自分の運を吸い取るという自滅方向へとマイナスを成長させざる負えなかったのである--

24話あたり --現生徒会と、球磨川が率いる新生徒会組の戦挙は、新生徒会が勝利してしまった。負けた側の生徒会は、球磨川によって学園が牛耳られる事を恐れ、マイナス達を武力で排除しようとするのだが、球磨川によって決着は新学期へと持ち越され・・・と思ったら、マイナスはルール無用の戦いを夏休み中に仕掛けてきたのだった--

おお、生徒会長であるメダカが負けて、マイナスにルール無用の戦いを夏休み中に強いられるという展開は斬新だね!これから先の展開が気になるよ!

30話あたり --箱庭学園は球磨川が勝利した事でマイナスが牛耳る悪夢の学園になった。生徒や教員全てをマイナスに教育し、マイナスの楽園を築き上げる第一歩を歩み始めたのである--

(´・ω・`)全国統一模試の学校別偏差値最下位、部活動全種目一回戦負けを三ヶ月以内に達成・・・すごい公約だ。皆をマイナスに教育して、学校の外では忌み嫌われる存在にし、この学校の中では迫害されない。マイナスしか喜ばず、絶望的なBAD ENDだけど、どこか憎めないね。

・・・学校外では忌み嫌われるって事は、心地の良い箱庭学園に永遠に留年しまくって、学生のまま人生を終えそうな球磨川がちょっと微笑ましく見えてきた。

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