第六十二話 すぐには死なない毒 --黒幕達は、曹操を妖術で洗脳しようとした。
曹操の立場が役職的には部下扱いになるので、曹操の方から土下座させて大兵力を貸してほしいと頼ませるつもりだったが・・・曹操はプライドが高いので、そんな事をしない人間さん!洗脳にかからない!
攻城戦の方は官軍である主人公達の方が圧倒的に有利に進んでいた。
事前に膨大な物資を蓄積してあるので、矢を大量に消費して連合軍を削る事が出来る。
防御側が有利すぎて、このままじゃ連合軍は終了だ! -
(´・ω・`)連合軍のヒットポイントは序盤なのに、何故か限界よ!
第六十三話 誰も彼女を押しとどめることは出来ない -劉備が四万六千の先頭に呂布を配置して、攻城戦をやろうとしていた。
正攻法なら攻略が不可能なので、主人公は相手がどんな手を使ってくるか予想できない。
まず、連合軍は堀を攻略するために土嚢を大量に作って掘を埋め、雨のように降ってくる矢を盾で防いでいた。
これを官軍が阻止しないと攻城兵器が要塞まで到達できる運搬ルートが出来ちゃうので、主人公達は出撃するしかない。 --
(´・ω・`)豪勢な土木工事だ。敵軍の矢を盾で防ぎ、後方で5万人も働かせる時点で・・・・あれ?間抜けな光景な気がしたぞ。
第六十四話 ひとつの翼になって --呂布は連合軍側に所属しているが、目的が主人公に会う事なので、普通に主人公側に寝返った。
つまり官軍は最強武将さんをゲットし、連合軍の士気が落ちる事を意味する。 --
「恋は冬至に会うために来た。会って決めると思ったから。会った。そして、決めた……恋は、冬至と共に戦う」
じゃあ、と。何の未練も見せずに呂布は背を向け関の方へと戻っていった。呂布の勇姿に歓声を挙げていた連合兵たちの声が消沈していく。張恰は二の句も継げない。
裏切り者! という声がどこかで響いた。だが蒼天の下で、嬉しそうに全速力で疾駆するその背中には何の意味も持たない罵倒であったろう。
呂布は、寝返ったのである。
(´・ω・`)官軍側に個人での単体最強戦力さんが手に入って、連合軍側が大変だわ。
第六十五話 従う動機-呂布が連合軍を離脱した事で、劉備が悲しい気持ちになっていた。
きっと、呂布が天からの御使いだと思っていたのに・・・・裏切られて傷心している。
もう、他者に頼らぬように、自立して生きて行こうと劉備は思った。
今のところ、官軍が不利。連合軍に堀を攻略されて、着実に要塞へと魔の手が迫っている。 -
でもね、それも違った。恋ちゃんには恋ちゃんの人生があって、色々悩んでて、考えてた……」
「桃香……」
「私、もう人にもたれかかるのをやめる。ううん、まだまだ沢山の人に助けてもらわなくちゃならないし、お世話にならなきゃどこにも行けないのはわかってるの。でもね、ちゃんと、自立した心を持とうと思って……弱いけど、大きい」
怪訝そうな公孫賛に、劉備が微笑んで言葉を足した。
「恋ちゃんがね、私に対してそう言ってくれたの。弱いけど大きい、って。私はね、本当は弱いし小さいの。偉そうなことを言って、大きく見せてるだけ……でもね白蓮ちゃん、私にはとても大事な言葉なの。私は、弱くて大きい人になりたい」
(´・ω・`)何気に劉備の成長回。
きっと、連合軍はこれからが地獄だわ。
六十六話 鶏の心臓--、李岳軍が篭る祀水関の守りが鉄壁すぎて、連合軍が連日連夜攻撃しても攻略する目途が全くたたない。
厄介な事に兵糧の消耗を減らすために食べる飯を減らすなどといった行為もやらないといけないので・・・・連合軍の士気が落ちていた。
つまり、官軍側の補給の大勝利。
主人公が事前に物資を蓄えていたので、補給が戦場の勝敗を左右しちゃったのだ。
このままじゃ連合軍が敗北してしまうので、別働隊による迂回作戦を曹操軍は連合軍に提案し、要塞を牽制しながら洛陽を間ザス事になる。 -
「敗色濃厚である」
どよめきが起こり、中には罵倒も聞き取れた。だが栗色のやわらかい髪を揺らしつつも、荀文若はその瞳に宿る意志の力を小揺るぎさえさせなかった。
「諸氏方々、兵糧の備蓄はどれほどか? 我が軍は既に三割を消費した。断言するが、貴殿らの手持ちはそれよりさらに少なかろう……時はない。我らは猛攻をかけているが、李岳軍に動揺少なし。兵糧攻めにあってるのは我らの方よ」
「敵方の兵糧の数が何故わかるのか」
張超の反論を荀ケは笑った。
「あの軍需物資を見よ。矢に石、油。堀をこしらえ、城壁には投石器まで備えている。それほどの備えをもって我らを待ち構えていた者が兵糧の手配を怠るとでも?」
(´・ω・`) 戦場に着くまでは補給が、 着いてからは指揮官の質が、勝敗を左右する by
先生・ウェネリー
第六十七話 鶴を追って^ 曹操、孫策、馬超の別働隊に対応するために三万騎の兵力を官軍は捻出し、主人公が指揮をとった。
ここで阻止しないと洛陽を南方からの迂回で突かれてしまう。
相手の軍勢の数は5万人なので厳しい戦いになりそうだった。
最悪な事に新城は二刻という短い時間で落城し、勝利するための難易度が上がっている。 ^^
(´・ω・`)兵力が多い方(連合軍)が取れる選択肢が多い。それで主人公さんが辛い目にあっているわ!
第六十八話 最強の騎馬隊--孫策は、主人公の子種を求めていた。
主人公を戦争で屈服させて、強い子を産むために!!
戦争の方は并州と涼州の対決になった。
どっちも騎兵で構成された部隊。歩兵放置して先へと進み・・・官軍側に呂布がいるので、馬超が死にかけた。
呂布が最強すぎて、馬超軍壊滅! --
「貴女……李岳の子を産みたいの?」
孫策はケラケラと笑った。冗談を本気で捉えてしまったような気恥ずかしさに襲われ、曹操は怒りを持て余した。
「あはは……うん、まぁ孫呉がより強力なものに育つのなら、私は別に躊躇わないわよ。我が家運を高める種を欲するのは、一族の当主の責務だとも思う。それに李岳、遠目に見たけど可愛かったし。ただ当然戦争中よ――種は欲しい。けどねだるつもりはない。屈服させる。叩き伏せ、粉砕した後にまだ生きていて、この孫伯符の情熱を滾らせる口上でも述べたのなら、またがって上げてもいいわね」
(´・ω・`)孫策に狙われて主人公の貞操が危ない?
(´・ω・`)モテモテね!
第六十九話 陽人の戦い-- 騎馬隊の突撃を阻止するための防柵の一種に【拒馬槍】というのがある。
曹操は拒馬槍を奇襲迎撃用に改良し、それで主人公達を追い込んで始末する気だった。
でも、主人公を待てど待てどもやってこない。
というか、既に主人公の策はなっていた。
あとは連合軍を力技で押しつぶせる段階になっている。
仲間割れを誘発させるために黄祖を、孫策の目の前に追い込んだりして嫌がらせ。
黄祖は孫策の母親を殺した過去があるので、仲良く共闘なんて不可能だった。
連合軍は撤退するしかない。お互いに仲が超悪い者同士が一緒に居たら戦争どころじゃないよ!
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「呂布! うちの蒲公英が世話になったな! 借りは返すぜ!」
無言で応対する呂布だが、その戟の唸る様は形容しがたい。一撃目で、後ろにまとめていた馬超の髪がばさりとほどけた。
――世に云う『陽人の戦い』の幕開けである。
(´・ω・`)これから連合軍がズタンズタンのボコボコにされるお話さんって事だね。
(´・ω・`)どんな感じに、連合軍が逆包囲されるのが見物(キリッ
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