（´・ω・｀）いい感じに矛盾に溢れた素晴らしい綺麗な街だった。ハンカチ落としたぐらいで一族郎党皆殺しとかひでぇ。
皆、綺麗好きの癖に、ちょっとした事で人間を殺して、道を血肉で染めている時点で、キノの旅らしいヒャッハーな国だった。
「おお！ 何と嘆かわしい言葉でしょう！ 汚された者は、皆がこうなってしまうのです！ 汚れは皆に移ってしまうのです！ だから、ここで止めなくてはいけないのです！ これは、残された我々の使命なのです！」
マイクを使わずに老齢の人はそう言ってから、改めてマイクを取り出して、
「さぁ！ 水路を汚された住民の皆様！ 準備をお願いします！」
（´・ω・｀）洒落にならないほど生きるのが難しそうな綺麗な国だった。
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