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インフィニット・ストラトス【9】-【10】
 【8章 亡国の足音】 
IS-サクラサクラ- (TS)  
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亡国企業(´・ω・`)潜水艦で日常会話パート
TSオリ主の出番なんて許さないわ!

サクラさん(´・ω・`)私の出番がない・・・・
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 IS-サクラサクラ-  (TS)          作:王子の犬     2014年06月22日(

亡国の足音(一) マドカ^^。亡国機業の荒事師が南アフリカ国防海軍の潜水艦に乗り、潜水艦母艦の協力のもとはるばる太平洋まで来ていた。
本来はフランス海軍に配備されるはずの潜水艦だけど、ISが発表されたせいで価値がなくなり廃棄が決定。
それを南アフリカ国防海軍が買い取り、亡国企業の移動拠点と化している。 
。    ^
 副AIが木の枝を杖代わりにして体を引きずっている。
 さらにその奥。マドカは目つきの悪い二頭身がハンディカメラを構えているのを見てうんざりした。
 以前はやたらと態度の大きな二頭身が出現し、しゃるるんに土下座を強要していた。そのころと比べればおとなしくなったといえる。
 副AIがマドカの眼前にたどり着くや寝転がって四肢をばたつかせた。

「マドえも〜ん。セシルちゃんがいじめたあ」

 道理を知らぬ子供が駄々をこねるように、ごろごろと転げ回る。出来の悪い子ほどかわいいと言うが、マドカの反応は冷たかった。

「……バカにされた気分だ」

 動きがピタリと止まる。背中を向けた副AIに、目つきの悪い二頭身が入れ知恵するのを聞いてしまった。

「そろそろセシルちゃんが戻ってくる頃合いにゃ」
(´・ω・`)よし更新再開きた。

亡国の足音(二) 水中花-潜水艦にいるマドカは、昔の事を思い出していた。
束と初めて出会った懐かしい過去。

明らかに束さん、ループしているような意味深な発言しちゃっている怖い娘
  -
「その子は」

 千冬の弟とよく似ている。だが、陰気な瞳が束をとらえて離さない。織斑が帰省するのであれば千冬がうれしそうに話してくれるのだが、しばらく聞いたことがない。違うと思いながら尋ねる。

「柳韻さん(お父さん)。織斑さん、帰ってきたの?」

 柳韻が首を振る。織斑の遠縁の子だという。
 幼子が束を見上げた。

「君はだあれ?」
「マドカ」
「へえ。マドカちゃん。……まどっち? いやいやマドちゃんのほうがいいかな?」

 束はしばらくマドカを眺めていたが、不意に遠くをみた。

「マドカちゃん」

 瞳の奥に懐かしい風景があった。

「久(・)し(・)ぶ(・)り(・)。ま(・)た(・)会(・)お(・)う(・)ね(・)」

(´・ω・`)束さんの思わせぶりな発言怖・・いや、しゅごい。
 
亡国の足音(三) 墓場-亡国機業の人達は、潜水艦で今日も日常会話パート。
実験をやる前まで雑談やり放題である。

-
よかったじゃないか。ぬるま湯に浸かるよりは、今の生活のほうがよほど刺激的だ。入学できたところで、ISの数が少なすぎて訓練も満足にできない。経歴に箔がつくだけだ。亡国機業(ファントム・タスク)はシミュレーターを所有しているが、IS学園にはないんだ。いいか。われわれは、全員が代表候補生以上の搭乗時間を積んでいる。現場を知らないやつらと一緒にいても、遅かれ早かれ、飽きるぞ」
「いいじゃない。あたし、女子高生に憧れていたのよ。あの制服を着たかったの。ささやかな夢を砕かないでちょうだい」

 ケイトリンの声がぴしりと響いた。

「わたくし、制服、ありますわよ。通常制服と改造制服の両方」
「……コスプレ趣味か」
「フォー。口がすぎますわよ。ほら、わたくしの見た目ってセシリア・オルコットとそっくりでしょう? 英国機密諜報部(MI-5)を出し抜けるのでは、と思いまして、作戦計画を提案したことがありますの」
「どんな作戦なのよ」

 やめておけ、とマドカが口を出すよりも早く、アヤカが食いついていた。

「わたくしと彼女が成り代わる。セ(・)シ(・)リ(・)ア(・)・オ(・)ル(・)コ(・)ッ(・)ト(・)は(・)ふ(・)た(・)り(・)も(・)要(・)り(・)ま(・)せ(・)ん(・)。暗殺するか、監禁するか。その道のプロフェッショナルであるワンに協力を仰ぐつもりでしたが、残念ながら……カトレア(ワン)に却下されてしまいましたわ」
「そ、そう」

(´・ω・`)なんて事だ。亡国企業メイン

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