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銀河英雄伝説【3】-【8】 

 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
【8章】

azuraiiruの作品集

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                      ⌒| /   '´

(´・ω・`)

主人公(´・ω・`)地球に1000万人の人間が住んでいるから、他の惑星に移住したら優遇措置の恩恵を取れる政策をやる!
これをすることにより、自発的に地球教との若者は移住しまくり、地球は老人だらけの★となるのだ!

地球教(´・ω・`)そんなー

主人公(´・ω・`)地球は長く生き過ぎたんだ。
傲慢なくらいにな。

地球教(´・ω・`)残党をフェザーンに集める!もうやだ!この世界!

自由惑星同盟(´・ω・`)やめろー
そんな事したら、帝国がフェザーンに侵攻して、フェザーン回廊経由で宇宙統一戦争が始まってしまうー!
同盟の軍事力は低下して、たった7個艦隊しかないんだぞー!

主人公(´・ω・`)よしよし良い展開だ。
20個艦隊で同盟潰して宇宙統一したる。



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銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝) 【7章 フェザーンのルビンスキー寝返り。地球教の本拠地は壊滅だぁー!】  作者:azuraiiru     256−261話 2014年 09月 21日  

第二百六十二話  呪縛からの解放 -主人公は900年に渡って続いた地球の呪縛をなくすために、現実の地球の中国がよくやっている政策をやった。
地球にいる1000万人の人口を減らすために、他の惑星に移住したら優遇措置の恩恵を受けられますよ?っていう展開に持っていき、地球の若者が自発的に移住して、老人だらけの惑星になるように仕向けたのである。
若者がいなければ、地球には未来はない。
 --
悪循環は銀河連邦から銀河帝国に代わっても続いた。九百年に亘って続いたのだ。今更地球に温情など示しても何の意味も無い。汚染を除去して経済援助などしても無駄だ。地球の人類に対する敵意はそんな事で消えはしない。九百年に亘って続いた呪縛の恨みはそれほど軽くは無い。

 マキャベリの政略論には次の二つの事を軽視してはならないと書いてある。一つ目は忍耐と寛容では人間の敵意は溶解するものではないという事。二つ目は報酬や援助を与えても、敵対関係を好転する事までは出来ないという事……。元の世界の事を考えてみればその通りだと納得出来る。日本がアメリカに完膚なきまでに敗れながら友好を結べたのはアメリカにソビエトというカードが有ったからだ。日本から見ればアメリカよりもソビエトに対して不信感、恐怖感が強かった。アメリカはそれを利用して日本と同盟を結んだ。そうでなければ日米の関係はもっと冷えた関係になったはずだ。

 リヒテンラーデ侯が地球に対して温情では無く廃棄を考えたのは正しいと思う。残念だが帝国には地球に対して使えるカードは無い。そして地球教団が考えた事は地球の呪縛そのものだった。人類はもう地球の呪縛から解放されるべきだと俺は思う。人類を宇宙へ送り出すという役割を終えたのだから……
(´・ω・`)中国でよくあった政策さんだぁー

第二百六十三話  風雲0 地球教は同盟、帝国、地球にある三大拠点を喪失してしまった。
地理的に考えて、地球教徒の残党が集まるのは、フェザーンだと同盟は考えている。

もしも、帝国がフェザーンに侵攻して、その後に同盟に侵攻する事態になれば・・・7個艦隊しか回復していない同盟軍は圧倒的に不利だった。
しかもその内は、新規艦隊。訓練不足で戦力にならない。
だから同盟の首脳部は困っていた。
 0
ペイワード自治領主もフェザーンと地球の繋がりについて首を傾げています」
 『しかしフェザーンには通商国家として不自然な部分が有ったのも事実だ。地球教を当て嵌めれば不自然さは消える』
 「……」
 今度は私が口を噤んだ。

 確かにその不自然さは有る。フェザーンは余りにも同盟と帝国の間で戦争を煽り過ぎた。通商国家なら和平と戦争を適度に繰り返した筈だ。活かさず殺さず、両国から利益を搾り取る。ペイワードによればワレンコフは和平を考えたのだという。ワレンコフは両国に適度に休息を与え搾り取る事を考えたのだろう。しかし実現することなく事故死した。ペイワードはルビンスキーによる謀殺ではないかと考えていたが……、正しいのかもしれない、その場合裏に居るのは地球教だろう。

 『今気を付けなければならないのは地球教団の残党がフェザーンに集結する事、そして騒乱を起こす事だ。帝国にフェザーン侵攻の口実を与えかねない』
 「はい」
 『ペイワードとも協力して混乱を防いでくれ』
 「分かりました」
 “では”と言うと通信が切れた。何も映さなくなったスクリーンを見ていると溜息が出た。フェザーンは通商国家だ、船の出入りは嫌になるほど有る。集結する事に気を付けろと言われても……。また溜息が出た。

(´・ω・`)共通の敵がいなくなるという事は、組んでいた物同士で内部分裂が起こるという事なのだぁー

第二百六十四話  憂鬱-同盟が将来的に7個艦隊で、帝国の20個艦隊と戦争になると恐怖していた頃、主人公は憂鬱だった。 
国内には主人公の命を狙う輩が多数居て、迂闊に子作りもできない。
嫁を妊娠させたら、嫌がらせに嫁が暗殺されそうだし、これから超多忙で子育てもできないから困った。
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今から妊娠したとすると出産は来年だよな。今年の年末は出兵準備で忙しい筈だ。そして年が明ければ同盟領に向けて出兵となる。軍事行動期間は大体半年から一年。出産、子育て、一番大変な時期に傍に居てやれない。おまけに帰ってくれば直ぐにフェザーン遷都だ。やっぱり子作りはフェザーンに行ってからかな?

 避妊、ユスティーナに相談してみようか。多分彼女は嫌とは言わないだろう。でも悲しそうな顔をするだろうな。見たくないんだよ、ユスティーナのそんな顔は。今だって心配かけまくりなんだから。……頭が痛くなってきた、ミュッケンベルガーに相談してみようか。

 地球を制圧してから一カ月か。そろそろ地球教の残党もフェザーンに集結したころだろう。帝国の出兵を可能にするには同盟がフェザーンの中立性の維持に失敗した、或いは反帝国的な活動を行ったとするのが妥当だ。地球教がどう動くか、ルビンスキーがそれをどう利用するか……。

(´・ω・`)リア充の鏡だ。



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