< 外伝・第一話・戦乱が去った酒場にて >-機動戦士Vガンダムの時代になっても、ジオン公国は存在していた。
カテジナ・ルースは、リガ・ミリティアの拠点に居たので『ティターンズ』の切り札部隊『ベスパ』に保護されて尋問されている状況である。
幸い、戦いに巻き込まれただけの被害者だと判断されているので対応は呑気だった。
地球連邦の英雄たちの話を雑談でやるくらいに、穏やかである。
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ネオ・ジオンとの戦いから1年、『ブライト・ノア』は退役中将になり、主人公のせいで政府閣僚になっていた。
軍部と政府の懸け橋になる事を望まれ、現在の連邦に敵がいない状態を危惧し、軍の縮小やるための仕事を任されている。
アムロと子供達の進路問題で会話できるくらいに、今は平和になりつつあった。
原作の逆襲のシャアの後だと、この時点でアムロ死亡しちゃっているから、本当に平和な会話!--
「親の職業を子供が引き継ぐ必要はない。今は宇宙世紀だ。雁字搦めに縛られた旧世紀じゃないんだと最初は諭した。
しかしな、聞いてくれアムロ。
あいつは、ハサウェイは女の為に、クェス・パラヤとかいう女の子の為に軍に入りたいらしい。その瞬間に手が出ていた。
ふざけるなと怒鳴りつけた。
軍とはそんなに甘いモノじゃない、お前まで軍にはいったら母さんとチェーミンはどうなるんだ! そんな甘い気持ちで死んだらどうする!! とな」
(´・ω・`)子供の進路の事で悩む事ができる時点で、とっても平和になってるわ。
『 英雄と共に生きた群雄たちの肖像02 』--Vガンダムの時代。地球連邦政府に反旗を翻したリガ・ミリティアは、原作とは正反対のやっかいな奴らになっていた。
ザンスカール帝国なんて存在しないから、ただ治安を悪化させて市民を大量虐殺して経済操るテロ組織になっている。
ザンスカール帝国が存在しないが、存在した場合はそこで宰相や艦隊指揮したりするカガチやタシロが地球連邦に所属する人間さんになっていた。
つまり、原作で地球人類全員皆殺しにしようとしたキチガイ達がまともな奴らになっており、地球を守るために奔走している。
主人公の息子ジンは、ユウキとメイの両方と付き合い、両方と結婚する男だった。
二人の女性は先の戦争で軍の命令されたり、権力に振り回されたり、目の前でギレン親衛隊に友達が銃殺されたりして心理的にトラウマを負っている。
主人公は息子が二人の女性と結婚するという道を選択したから、それを複雑な思いをしながら認め、同僚と一緒にお酒に逃げた。
今更、片方を捨てろなんて言えない。 --
「ああ、例の反乱軍が使う白いガンダム。アムロ・レイ提督らを救世主扱いする反政府軍とは・・・・いささか笑えない出来すぎているジョークですな。
そんな中囚われの麗しきお姫様の救出劇。
さてさて、件の当事者らは一体全体どんな言い訳を用意してくるのでしょうな・・・・・そのお嬢様は?」
タシロが制帽を遊びながら笑う。
扉が開かれた。
「ファラ・グリフォン、クロノクル・アシャー、アルベオ・ピピニーデンならびカテジナ・ルース嬢、入室します」
(´・ω・`)つまり、ウッソ少年がとても凄い戦闘マシーンとして、連邦軍の目の前に立ちふさがる運命があるかもしれない未来。
(´・ω・`)ガンダムシリーズでトップクラスで殺しまくってる最狂少年相手とか不幸だぁっー!
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