一話 -朝起きたら、間桐臓硯だった。ライダーを召喚する日であり、物騒な第五次聖杯戦争へと突入する事が決定している。 --
二話 -桜がライダーを召喚した。シンジが必死に桜からマスター権を奪おうとする醜い姿を見て、間桐臓硯は原作を改変して生き残るためには、自分がマスターになるしかないと判断して、声をかける--
「ワ、ワシをマスターにするんじゃ!!」
(´・ω・`)見事なまでに長年生きた悪のカリスマがない。
三話 --間桐臓硯の最大の問題点は、ライダーに魔力供給がほとんど出来ないという問題だった。
鮮血神殿を使えば補う事が可能だが、それでは悪党になってしまうので・・・・性行為で魔力を供給してやろうとライダーに令呪で命令を下すっ!
だがっ!間桐臓硯の身体はインポだった!本体が虫な時点で人間としての機能なんてない!
ライダーを激怒させただけであるっ!--
四話 --間桐臓硯は、今の身体から脱出する必要があると理解した。
本体が虫な時点で色々と可笑しく、アインツベルンに身体作ってほしいなぁーって思った。
とりあえず、聖杯戦争から生き残るためにも、優勝候補のセイバーが召喚されないように衛宮士郎の抹殺をライダーに依頼する。--
五話-衛宮士郎の抹殺に失敗した!
桜に計画が露見し、間桐臓硯は命のピンチに陥るっ!--
「仮のマスターでもなくなったあなたに遠慮する必要はありませんね、桜がおよびです」
(´・ω・`)オワタオワタ
六話 -間桐臓硯のせいで、衛宮士郎が致命傷を負っていた。
もしも、治療できない場合、桜がライダーを使って間桐臓硯をぶっ殺す事が確定しているのだが・・・・この間桐臓硯は魔術の知識がないので治癒魔術ができない素人である!---
魔術的な治療の知識はゼロ。通常の応急手当さえうろ覚えだ。
自業自得とはいえなぜ命を賭けて治療しなければならないのか、心底不思議だ。
だが、今更できないとは口が裂けても言えない。この場面で桜の頼みを断れる奴がいたらそいつは自殺志願者だ。
覚悟を決めた俺は、苦しげにあえぐ衛宮士郎のほほをいきなり張り飛ばした。
(´・ω・`)鞘があるから大丈夫大丈夫・・・あれ?セイバー召喚してないと効力を発揮できない有様だよ。
七話--衛宮士郎は鞘の再生能力のおかげで無事に済んだが、周りの状況証拠から、藤村に攻撃されて間桐臓硯は死にそうだった。-
八話 --間桐臓硯は絶望した!衛宮士郎が用意した美味しい和食を食べられない身体な事に!
エロい事も出来ない、食欲もない、クソゲー人生な事に気がついた!-
九話--間桐臓硯は衛宮士郎と同盟を結ぶために、衛宮キリツグの知己を装った。
実際に聖剣の鞘の事を知っていたので、衛宮士郎は簡単に信じ・・・・セイバーを召喚したことで破綻した!
セイバーの直感スキルで、間桐臓硯が邪悪な奴だと判断されてしまう!-
「私が信用できないのは、このメイガスの話の中身ではなく、彼の存在そのものです。私の直感が告げている、このメイガスを決して信じてはならないと」
(´・ω・`)オワタオワタ。詰んでるなぁ。
10話 -衛宮士郎との同盟が失敗したので、次は弱ったキャスターを仲間にしようとした。--
十一話 -間桐臓硯は最低最悪のタイミングで到着してしまった。
キャスターが葛木先生と出会っていたのである。
その状況で戦闘が勃発し、辛うじて勝利したが・・・・朝日が刺したことで間桐臓硯の身体が焼けた!
キャスター捕獲作戦が失敗し、敵を増やしただけであるっ!--
「葛木さんだったのう。そちらの女性を渡してくれんか? ワシらで保護をしよう」
(´・ω・`)言葉だけは悪役だ。やっている事も悪党な有様だよ。
十二話 --シンジが遠坂凛に、桜の酷い扱いを喋ってしまった事で襲撃しに来た!
間桐臓硯は死ぬまでニート生活しようと思っていたのに、平穏が遠のいて死にそうである。 --
「ところで、凛。一つ確認しておくが、別に今この臓硯を倒してしまっても構わんのだろう?」
「それもそうね」
十三話 --衛宮士郎の家に避難しようとした。
だが、周りの目線は冷たい。桜しか受け入れて貰えない。 --
十四話 -衛宮士郎がアーチャーに狙撃されて倒れた。
状況証拠から、犯人は間桐臓硯だと判断されて、今にもセイバーのエクスカリバーが炸裂しそうである。--
十五話 --場にアーチャー、ライダー、バーサーカー、セイバーがいる状況で、間桐臓硯は殺されそうだった。
誤解を解こうにも、以前に衛宮士郎の抹殺命令をライダーに下した事があるので疑われ、絶対絶命の大ピンチっ!
500年生きた魔術師という設定のせいで、誰も信じてくれない!--
「ゾウケンに、衛宮の死体を持って来いと命令されたことがありますけど……」
俺を見つめる視線が一層冷たくなっていく。い、いかん忘れてた。
ライダーも、どこから解きほぐせばいいかわからない誤解をさらに助長しないでくれー!
(´・ω・`)詰んだ詰んだ。
十六話 -奇跡的に逃げ出す事に成功した間桐臓硯っ!
だが、逃げ出した先でキャスターと遭遇して人生が危なかった! --
十七話
--令呪を使ってライダーを瞬間移動させた事で、キャスターから逃げる事には成功した。
だが、吐瀉物を吐きながら逃げたせいで、ギルガメッシュにそれがかかり、最強最悪の英霊ギルガメッシュが敵になってしまう! --
「誇るがいい蟲よ、貴様の名は歴史に残る。歴史書に残るほどの悲惨な死を与えてやろう」
(´・ω・`)詰んだなぁ。よく考えたら衛宮士郎殺害したら、聖杯破壊する時の手段が少なくなって困る有様だよ。
十八話 -ギルガメッシュは、いきなり『乖離剣エア』を抜いた。
間桐臓硯を殺すためだけにEX宝具を使用する気満々である。
だが、現場に間桐臓硯を殺害するために、他の陣営が殺到していたので、ギルガメッシュはすぐに死亡した。
ギルガメッシュが現場にいた事で、間桐臓硯が隠していた切り札だと勘違いされてしまう! --
「ああ、そうか、そうだったな。間桐の老人のような輩を退治するために、正義の味方を目指していたんだった。うん、遠坂、俺は答えを得たよ」
(´・ω・`)全員救済するために、アーチャーを勝手に救済させてしまった有様だよ。
十九話 -間桐臓硯は絶対に死ぬという段階になった事で、全員の秘密をばらした!
皆の矛先を言峰キレイに向けさせるために、必死に真実を話しまくり、生き残ろうと頑張る!
だがっ!全部駄目だった!
全てを知っている=全ての黒幕という法則が成り立ち、諸悪の根源扱いされてしまう!
ランサーのゲイボルクが本体の虫に刺さり、間桐臓硯は死んだ!--
「情けないのう。光の御子とまで呼ばれた英雄が、マスターを倒され令呪を奪われたあげくには言峰などの外道の配下になるとは」
ランサーの質問には答えずに、やれやれと首を振りながら自分の言いたいことだけをランサーよりも、むしろ遠坂達に聞かせる。
「バゼットもついてないのう、時計塔から派遣されたにもかかわらず、戦争前に立会人のはずの言峰に倒されてリタイヤとは」
(´・ω・`)必死に生き残ろうとした結果が、皆が幸せになってしまう有様だよ。
エピローグ --全ステータスオールEという反英雄として、座に登録された。
おかげで世界にも必要とされてないので、座でひたすら永遠に待機するだけの余生が待っている。
間桐臓硯は死にたくなった。--
「オレも反英霊として宝具なんかを抜きにして比較してみたら、かなり弱い部類にはいる。しかし、しぶとさ以外は常人かそれ以下の能力しか持っていない、能力値で言えば全てFマイナーで宝具も持ってない反英霊なんか初めて見たぜ」
(´・ω・`)なんて笑えるお話なのだろう。殺されないように努力しまくったら、黒幕だと判断されて、全陣営から徹底的に破壊され、呪われた聖杯送りとかひでぇっw
しかも、反英霊になっても大したスキルがないし、何の得にもならないね!
(´・ω・`)・・・聖杯戦争みたいなシステムがあっても、呼び出される奇跡は絶対に起きないだろうなぁ。この聖杯は第六次でぶち壊したし、二度と召喚される事なく座いきとか、笑うしかない気がする。 |