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僕は友達が少ない【3】-【2】 
彼は(完璧すぎて)友達が居ない
【二章 隣人部は協力プレイがない】
 【ソーダ水一号

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(´・ω・`)なんか、原作そのまんまだった【二章 隣人部は協力プレイがない】
(´・ω・`)読むのやめたから、ここから先は読んでないよ。

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彼は(完璧すぎて)友達が居ない【二章 隣人部は協力プレイがない】  ハーメルン 作:ソーダ水一号) SS  1-2話   2014年05月26日 

 
  隣人部は協力プレイがない そのいち −−友達を作るために、共通の話題・・・モンスターハンターやろうぜ!って事になった。
主人公は防具なしでプレーする縛りプレーをやっているから周りを驚かせ、パーティを組むことを前提にした装備をしている。

でも、他のヒロイン達が駄目駄目!
お互いに潰し合っていた!
お互いに気を使ってゲームをする気なんてない!
ゆんやっー!
 −−    
「……無駄な時間を過ごしちゃったわ」

もはや顔を上げるのも億劫なのだろう。ぶつぶつと譫言のように昨今のゲーム事情に注文をつけ始める夜空と星奈。
こういう時だけは協力的なのに、と小鷹は溜息を一つ吐き出した。
隣人部に入部してからというもの、違う意味で溜息を吐くことが多くなった小鷹である。苦労が忍ばれるというものだ。

「大体、昨今のゲームは通信対戦ありきなのが気に入らない……」

「ゲームの世界でも他人に気を使わないといけないなんて……どうかしてるわ……」

負け惜しみとも取れる発言を繰り返す二人に、小鷹は思わず、と言った調子で呟いた。

「……二人とも、一体いつ他人に気を使って――」

「――あ?」

食虫植物を彷彿とさせる速度で顔を上げた二人の女傑の迫力に、小鷹はただ押し黙ると、そのまま重力に従ってテーブルに突っ伏した。
(´・ω・`)既に前提を忘れてしまっている有様だよ!

04: 隣人部は協力プレイがない そのにーモンスターハンターが駄目だったから、次は原作通りに学園恋愛ギャルゲーをする事にした。
だが、夜空と聖奈が尋常じゃないほどに仲が悪い。
夜空が嫌がらせで、キャラの名前を【柏崎せもぽぬめ】に変更し、ギャルゲー初日から、近づいてくる連中全員拒否った。

夜空と聖奈は近付いてくる連中をビッチだと判断。
そんな友達はいらねぇんだよぉー!って事で、友好イベントをぶち壊しまくり、一部の友好キャラとの感情度が下がると、他のキャラの感情度まで下がるから、好きな娘も攻略できなくて詰んだそうな。

その結果、原作通りに星奈がギャルゲーに嵌りまくり、女の子を攻略し、主人公にギャルゲーを進めてきて大変!
主人公の周りの女はこんなのばっかりだよ!  
ーー
「えぇ……昨日、あれほど藤林あかりの事をビッチだの何だのって――」

「――あかりの事を悪く言わないで。いい? あかりはね……幼い時に両親を亡くして、一人ぼっちで苦労してきたの。それでも世間を恨む事無く、周囲に笑顔を振りまいているのよ! そんな子をビッチですって、アンタそれでも人間なの?」

見事な掌返しである。小鷹が余りの事に言葉を失っているのを良い事に、星奈はそのままの勢いで語り始めた。

「後、有希子も絶対に攻略すること!ていうか、アイナもミホもナツミもミズキもカレンも……みんないい子なのよ!」

どうやら昨日、涙をバネに全員分見事に攻略してみせたらしい。
星奈は満足気な顔でそう語ると、胸を張りながら――小鷹が意識的に視線を上げると、星奈の目の下には見事な隈が出来上がっていた――小鷹に近づいてくる。

(´・ω・`)ナンテ 、リア充な奴らだ。

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