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迷宮都市の王
8話 〜水堀完成だお、ハーレムも完成してオラはハーレム王だお〜

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出すものは全部出してスッキリーしてから気づいた事がある。
白濁な俺の液体に包まれて眠っているスターちゃんはお姫様。
しかも最後の王族だから女王に等しい。
……これは責任取って結婚して、集落の皆を率いる指導者に俺はなるしかないか?
でも、俺には集団を統率した経験がないから絶望的だ。
工場での単純作業しかした事がないから、地球の組織がどのように効率的なのか、いまいち分からん。
いや、考えても仕方ないか。
一人で悩む必要はない。
皆で悩んで考えて前に進むしかないよな。
俺は孤独じゃないんだ。
一人でできない事は誰かに頼れば良い、そう思って、太陽を一人で見ていると、スターちゃんがべットで眼を覚ましてゆっくりと起き上がっていた。
緑色の髪が俺の子種で濡れていて色っぽい。呆けた顔でじーと俺を見つめている。
…………俺はなんて言えばいいのか分からなくなった。
どう誤魔化そうとスターちゃんを無理やり犯した事には変わらないんだ。
もしも、俺のせいでスターちゃんが心的外傷とか負ってしまったら、どう謝罪すればいいのか分からない。
しかし、レイプ魔と何ら変わらない俺に対して、スターちゃんの声は優しかった。

「あ、あの天使様?
僕は夜伽の役に立てましたか?
あんまり経験がなくて下手だと思いますけど……良かったですか?」

なんだ。
この良い娘すぎるエルフ娘は、恥ずかしそうにモジモジしながらシーツで裸体を隠している所とか萌える。
確か、スターちゃんには死別した夫がいたはずだ。
べットの上で何度も何度も夫に謝りながら犯されるスターちゃんを見て、俺、盛り上がった記憶がある。
あの時の俺は、他人の女を無理やり自分の物にしたという略奪に酔いしれていた。
これは絶対ダメな傾向だ。
歴史の本で見た事がある。こんな風に無限の欲望を持った権力者は、権力を私利私欲のために使ってしまうって。

「スターちゃん……いやお姫様、すまなかった。
俺、暴走して犯っちまった。
妊娠したら責任は絶対取る」

俺は頭を下げた。これ以上の言い訳が俺にはできない。
もしも、スターちゃんが俺の事を嫌っていたら、俺のセリフに絶望しかないだろう。
インドや中東で、女の子をレイプした男が、強引に結婚を強要してきたから女の子の方が絶望して自殺したニュースを思い出す。
スターちゃんに死なれたら、きっと俺は罪悪感に蝕まれる。
こんな良いエルフ娘を死なせるのは絶対嫌だ。
でも、この娘を他の男に渡すのも俺は嫌だ。
しばらく土下座したままの体勢でスターちゃんの返事を待っていると、やはり優しい雰囲気とともに

「……天使様。
僕はこれで良かったんです。
今まで、200年前に死んだ夫の事ばっかりにかまけて、誰とも結婚せず、王族として子孫を残す義務すら放棄していた僕の方がありえなかったんです。
そ、それに久しぶりとはいえ、凄く気持ちよかったでしたし。
出来れば、次はもう少し優しくして貰えませんか?」

スターちゃん、まじ天使。
無理やりレイプした男に好感抱いて、逆に気遣ってくれるとかしゅごい。
俺よりもなんて器が大きい人間、いやエルフなんだ。

「あ、ああ。
次は優しくする。
あの時は久しぶりだったから性欲が暴走していたんだ」

俺がこう言ったら、スターちゃんがクスクス笑った。
悪意のない満面の笑み。
可愛いしゅぎる。

「まるで天使様、子供みたい。
あ、失礼でしたか?
僕の事を嫌いにならないでくださいね?」

スターちゃんの方が天使しゅぎる。
嫌いになる訳ないじゃないか。
この娘のためならば、俺、もっと頑張れる気がする。
そうだ、スターちゃんともエッチな事をした事を、テレサちゃん達にも言わないといけない。
300年間も俺を慕ってくれた彼女達以外に手を出して浮気したも同然の行いなのだ。これは。
だから素直に全部話してテレサちゃん達に謝罪しよう。
そう思って、30分後に仲良く起き出したテレサちゃん達に言ったら、彼女達は魔法の水で体中にこびり付いた子種を地面に洗い流しながら

「うん、わっちもその方がええと思うんじゃよ。
正直、主様は精力ありすぎじゃ。
わっちとアリサだけじゃ死んでしまうんじゃよ。
あと、主様や。
身体をがっしり掴んで揺らしながら連続100連発は死ぬかと思ったから、やめて欲しいんじゃよ」

すまん。テレサたん。

「ええ、ぜひともスターさんもお嫁さんに加えなされ、そうすればこの地の権力を握ったも同然。
パルメさんの内政ノートが活躍できる日が近いですなぁ……まぁ、大半が産業革命前提という謎の言葉で書かれていた気がしますから、参考程度にしかならないでしょうが。
……あと、私の胸を揉むときは優しくしてください。
揉まれすぎると痛くなるので」

おっぱいしゅごかったです。アリサたん。
3人とも可愛い。
体中についた俺の子種を洗い流すために、皆で洗いっ子していて美しい。
この娘達、全員が俺の嫁なんだ。
俺、しゅごいリア充。まさに未来の豊臣秀吉。
水堀を掘る工事を今まで以上に頑張れる気がする。
スターたん達がゴシゴシ身体を魔法の水で洗っている光景を見て思った。









     約10km 
水水水水水水水水水水水水水水水水 ゴール地点 湖

水                       湖

水                        湖
水約10km         
水       岩山    
水        
水                      湖


水      約10km   
水水水水水水水水水水水水水水水水水水 俺 スタート地点 湖  

水☚掘る予定の場所、現在は3mの塹壕が完成している。

さぁ、深さ3mの塹壕は既に掘り終えたから、あとは、これを少しづつ深くしながら往復するだけだ。
3mの塹壕を6mに、6mの塹壕を9mの塹壕にすれば良い。
掘った土は塹壕の内側の大地に放り投げて、テレサちゃんの石化魔法で石にしてしまえば、モンスター達が塹壕を埋める心配もない。
こりゃ楽勝だなぁ。
2日で3mの塹壕を掘れたんだから、残り18日そこらで水堀は完成するだろう。
よぉーし始めるぞぉー!
夜になったら、テレサたん、アリサたん、スターたんを抱けるし、ご褒美つきだからやる気が出てきてたんぽぽー!
スコップたん!オラに力をくれぇー!


…………簡単に仕事が終わると思ったら、塹壕の中で穴を掘っていると、次々と上からモンスターが落ちてきて、塹壕の各地で殺し合いをしているから、俺も戦闘に加わらないといけないから大変だった。
スコップで穴を掘っては土を上へと捨て、モンスターが近づいて来たらスコップで殴るの繰り返しだから、作業効率が半分以下になってしまった。
しかも、場所によっては掘ったら岩が出てくる。
魔法の鞄から出したアダマンタイト製(世界一重くて丈夫な金属)のツルハシで岩を壊さんと駄目だから、作業効率は4分の1以下に激減した。
不幸中の幸いなのか、塹壕の内側の大地にいたモンスター達がほとんど塹壕に落ちたから、安全地帯が出来上がりつつあるって事だけが唯一の朗報となっている。
工事が全部終わったら、塹壕の内側の大地に残っているモンスターを完全に掃討する事が仕事になる予定だが、最小限の労力で仕事が終わりそうだ。
他にもまだまだ問題があるが、それを考えるのはよそう。
今は地面を掘りまくる仕事が優先だ。

3日目
俺「刺身の上にたんぽぽー!」
テレサ「主様や?その不思議な叫び声はなんなのかの?ベットの上でも煩いんじゃよ」

7日目
俺「深さ6mの塹壕が出来た!たんぽぽー!」
アリサ「主殿は、たんぽぽが好きなんですな」

12日目
俺「ベットでやると汚れるから、湖に入ったままパンパンすればいいと思った。身体を洗いながらフリーセック●ライフ!」
スター「天使様しゅごい、僕、愛されてる……」

18日目 
俺「塹壕を掘ったら、宝石が出てきたぞ!」
テレサ「常識じゃろ?」
俺「そうだった。穴や壁を壊すと宝石や金属がでてくる不思議な世界だった」

23日目
俺「穴を掘ったら遺跡が出てきた!」
アリサ「これはダンジョンの一部ですなぁ、無視して穴掘りを続けましょう」

28日目
俺「よく考えたら、水堀って浮遊・飛行系モンスターには意味ないよな」
テレサ「飛行系モンスターを大量に生み出すダンジョンは少ないじゃろ?
入口防げばええんじゃよ。
それにあやつらはダンジョンの外に出ると、結構早く死ぬんじゃよ。HP低いから他のモンスターの餌食になるんじゃ」

71日目
俺「なんでテレサたんは、俺の事が好きなん?」
テレサ「血と肉が美味しいからじゃよ」
俺「俺は食べ物扱いか!」

92日目
俺「刺身の上にたんぽぽ、女体の上にたんぽぽ、テレサたんのお肌にたんぽぽ、アリサたんのおっぱいにたんぽぽ、スターたんの太ももにたんぽぽ」

120日目

やっと、やっと深さ30mの塹壕が完成した。
安全地帯の方には20mの高さの土を集めて石化した壁が広がっている。
知恵のあるモンスター達が居ても、越えるのは至難な高さだ。長い梯子とか作らんと登れる訳がない。
塹壕周辺の地面も石化したから、これで水を流しても崩れるという事はないだろう。
という事で今は湖へと向かって、塹壕を伸ばすために穴を掘っている。
あと少しで、俺の仕事は終わるんだ。
人の役に立てたという充実感を味わえるんだ。
そう思ってスコップで地面を抉って土を外へと捨てると、目の前にある土の壁が崩壊して、湖の水が塹壕に流れ始めた。
俺は瞬時に飛んで、塹壕の外へと出る。
テレサ、アリサ、スターの3人が流れる水を見つめていて、仕事がようやく完了した事に喜びを見せていた。
スターちゃんは泣き出して、俺に抱きついて「ありがとうございます!ありがとうございます!」って感謝されすぎて心が安らいだ。
スターたんの衣服は俺とのフリー〇ックスライフでボロボロだったから、新しい服を代わりに後でプレゼントしようと思った。
あとはまぁ、もう反対側の塹壕も穴を掘って湖に開通させれば完璧。
女の子達とイチャイチャするために、さっさと仕事を終わらせよう。
空飛んで移動できる俺格好いい。

     約10km 
水水水水水水水水水水水水水水水水開通湖

水                       湖

水                        湖
水約10km         
水       岩山    
水        
水                      湖


水      約10km   
水水水水水水水水水水水水水水水水水水 俺(´・ω・`)まだ掘らないと駄目だお  湖  

……ふぅ、反対側の塹壕も穴を掘ったら壁崩壊して水がドバドバ流れて湖と繋がったし、工事おしまい。
俺は湖の方向を見る。
そこには見渡す限り広大すぎる湖が広がり、その先に大きな山々が見えた。
人間だったら船使って、湖を簡単に通行してくるだろうが、モンスターにはたぶんそこまでの知恵はないだろう。
生活用水路用の穴もあとで掘らんとあかんなぁ。
具体的な知識がないから、誰か教えてくれんかね?
パルメ(´・ω・`)さん、あんたの本に道路工事のやり方とか、機械のつくり方とか、そういうのを載せろよ。
あの本だけじゃ、何の役にも立たないぞ。
専門家並に設計図とか書いて欲しかった。
……試しにもう一度アリサちゃんから貰った予備の魔法の鞄から、パルメ(´・ω・`)さんの本を出してページをペラペラめくってみた。
ひょっとしたら有用そうな情報や設計図があるかもしれない。

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何もない所や、村を大都市に発展させて産業チート
http://suliruku.blogspot.jp/2014/08/blog-post_75.html

長すぎると言われたから一行で纏めた。

パルメ(´・ω・`)都市は金貨をガポガポ生産する宝庫ですお。だから内政チートオリ主は色んな産業を作って大都市を短期間で作り上げるのが創作物のテンプレになっているんですお
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……他にも色々と書いてあったが、一部だけを読んだらこんな感じだった。
そうだな。
この地に都市国家とか作ってみるのも悪くないよな。
スターちゃんと結婚したら、俺、王様だろうし。
他に人類の国家ないだろうから、戦争もないだろうし。
自由気ままに王様やれる気がする。
新しい宗教を作るのいいかもな。
……ん?テレサちゃんが向こうから超高速で走ってくる姿が見えた。
ゆったりとした黒いドレスが、この生活でボロボロの布になりつつあるけど、小さくて可愛い、
テレサちゃんはそのまま俺の所まで息を切らさずに走り抜いて、眼をキラキラ輝かせながらこう言った。

「主様ー!今まで我慢しとったんじゃけど、血を2ℓ飲ませて欲しんじゃよー!
ええじゃろ?ええじゃろ?
工事終わったから、血をたくさん飲んでもええじゃろ?
飲ませてくれたら、夜にたくさん奉仕するんじゃよ!」

テレサちゃん、俺の事、食材か何かだとしか思ってないか?
でも、俺はそんな特殊性癖ですら受け入れるぞ。
銀髪ロリを満足させるために、血を吸われる俺格好いい。
おお、首筋にガブリッとテレサちゃんが噛み付いてきて、血が次々と吸い取られていく感覚がたまらん。
やばいな。気持ちいい。
今度、ベットの上でテレサちゃんに血を吸われながら、愛し合ったら凄い事になる気がする。


あとがき

 (´・ω・`)対応が早い専制主義国家を作ってたんぽぽ

民主主義 → 権力者が暴走しないように権力を抑制する。
専制主義 → 権力者に高い才能がある場合は、恐ろしいほどに政策が迅速に進むけど、国家そのものが複雑になって発展していく時代だと辛いですお。シンガポールみたいな小さい国向き。

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お姫様抱いた事をちょっと後悔。

どうする?

謝る →でも、受け入れてくれた。だって指導者なんだもん、民草のために犠牲になるのは当たり前

湖で精液を洗い落として、堀を作る仕事開始

●夜は3人とも抱く

●毎日やれば優しくエッチできる事が判明

●テレサたん→次の日アリサたん→更に次の日スターたんという形で繰り返す。
ベットがうわ汚くなるから、湖でやる事。

●何往復もして深さ30mの堀完成

●あとはモンスターは堀の中にいるモンスターを全て駆除

●安心して外を出歩く500人の人民達。大人は死にすぎてみんなが若くて女性の比率が7割。
信仰を主人公さんに捧げる。

専制主義の宗教国家誕生
【 人類の歴史 】 君主制、共産主義、民主主義の理想と前提

(´・ω・`)民衆を纏めるために、色んな思想や制度があるけど、3つの制度をピックアップして理想と現実を書いてみる事にした。

 君主制(独裁制) → 少数の人に権力を極端に集中させて統治する制度、常に君主になるのが名君である事が理想だけど、現実は暴君が多くて民衆が犠牲になる。例え最初は名君でも最後は暴君に変貌しやすい。

民主主義 → リーダーを民衆が投票して選ぶ制度。全ての民衆が正しい判断を出来る事を理想とするけど、そのために時間を割く事は民衆には不可能なので、民衆が政治に興味をなくして衆愚政治と化す。

 共産主義 → 全て平等に富を分配する経済制度。このような環境でも働く気力を失わず、人に何でも分け与える人間ばっかりである事を理想とするけど、現実では実行不可能なので大量虐殺だらけになり、暴君が君臨する君主制になる。

(´・ω・`)つまり、人間である限り、どんな制度を作っても欠点が発生し完璧にならないんです。はい。

 (´・ω・`)共産主義に至っては、二次元アニメの住民しか無理な制度だから大量虐殺が横行し、酷い例(カンボジアのポル・ポト)だと3か月で総人口の半分が消滅したりと可笑しい事になった有様だよ。




次の話

●魔法の鞄から、他者に職業を選択させて与える宝珠が100万個あった(使い捨て)

●よっしゃ、これでみんなに職業与えてばいい。宝珠がどんどん人口増加でなくなる問題は、生産職に作ってもらって問題解決だよな。

そうだ、ここに迷宮都市作ろう。 よく見たらいい立地だよな。

1章 おしまい

幕間 テレサたん視点

300年前の廃墟。

好感度を上げるポーションをアリサと一緒にたくさん飲んだ。

テン・プレのことが大好きになりながらも、二人は百合な関係。

この好きという感情が、まやかしであることは気づいている。
でも、わっち、それ以前から主様の事を格好いいと思った。
モンスターをひたすら狩る所とか、常人には誰も真似できん

初めての脱処女。

●わっち嬉しい。

●主様は頼れる男じゃのぅ。

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