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コメントまとめ 9話
2話
祖国戦争 序戦
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「強敵!ピィザ王国!」
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没ネタ
最低最悪すぎる事実。強権を持つ独裁者がいる国では、ちょっとした愚痴が死亡フラグになる事が多い。
読者の日本人に一番分かりやすい例は、北朝鮮だろう。
『告げ口』『密告』『意図的な流された悪い噂』 そういったものが死へと直結するという点では、このセイルン王国は北朝鮮によく似ている。
人間を処刑・拷問するのに証拠はいらない。誰かの証言があれば殺しても良い。そんな命が軽い普通の社会なのだ。
だから、セイルンは恐怖する。
(ワ、ワシは二度と愚痴すら言えんという事かっ……!?)
●ピィザ王国と戦争している経緯を、セイルンがひたすら説明
問い詰めたワルキュラ
このセイルン王国の西には、ピィザ王国というクソ生意気な新しい国がある。
百年前にイスパニア半島からやってきたピィザ・ナポリターンによって作られた王朝。
かつては、セイルン王国の版図はそこまで広がっていたのだが、とうとう国境の大砂漠を超えてピィザ王国が侵略しにやってきた。
初戦でセイルン王国軍は対応が遅れるに遅れ、各地で各個撃破され、次々と貴族が寝返って大変な状態でござる状態。
これも全部、無能な奴隷どもが悪いという事でさぁ
ワルキュラ(まぁ、もうすぐ夜だし、なんとかなるだろ
クレア、デューとデスキングに連絡しろ。
デュラハン機動軍を先頭に、今夜出撃するとな)
クレア「うん、わかったお父様・・・・」
ワルキュラ(俺みたいな骸骨が父親だと思える時点で、拾ったときからクレアは頭がおかしいな・・・。
いつ、真実を打ち明ければ良いんだ・・・?)
ルビー「どこにも居ないと思ったら、ずっとワルキュラ様の頭に張り付いてたんですね・・・クレアさん・・・」
クレア「ルビー。」
ルビー「はい?」
クレア「お父様と結婚したら、ルビーの事を呪い殺すかもしれない。嫉妬しすぎて」
ルビー「あぅ」
セイルン王(何、独り言で喋ってるんだ・・・この化物はっ・・・?
何か見えない化け物がそこにいるのか・・・?」
あわわわわっ・・・!)
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